実家に帰ってから１週間
僕は美容師を…
こんにちは
岩国の美容室CARPE DIEM～カルペディエム～の
シルキーカッター兼シルキーカットトレーナーの
佐藤です
「髪を切るという事は
”その人の人生を切らせて頂いてる”
という事である」
僕と出会うことによって
僕と関わる人が少しでも
よい人生を送れるように
”一太刀一太刀”
想いを込めて
日々カットをしています
いくつになっても
頑張る人は素晴らしいです
ガレッジセールのゴリが
やっている
「ゴリエ」というキャラが出ていた
バラエティー番組を
僕は当時
毎週楽しみに見ていました
それはそれは本当に
面白くて
毎週爆笑していたのを
今でも覚えています
なので
その番組が終了したときは
とても残念な気持ちになりました
でもそれ以上に
ショックだったのは
ガレッジセールのゴリでしょう
無気力になった
って言っているぐらいですから
無気力になると
色々な気持ちが
消えていくんですよね
僕の生い立ち
～オギャーと産まれて３８年！～
今回はその時のお話です
～１９８３．６．１５ ここからすべてが始まった～
～15にして生まれた変わりたい願望～
～１７で見つけた自分の生きる道～
～２００１年タイトルマッチ 反抗期なバカ息子VS寛大な親～
の順番で読んで頂くとありがたいです
～オギャーと産まれて３８年！ ３５話～
～心の壊れたドポンコツ…もう１度立ち上がる為に～
実家に帰ってから１週間
僕は美容師を
辞めないといけない
そう思っていた
この仕事をするにあたって
１番大事な
相手を想う心
それが無くなって
しまったんだ…
確かに技術は
それなりの事が
出来るようになっている
でも…
こんな心の無い僕が
お客さんの相手をしても
その人を幸せにする
どころか
不幸にしてしまう
そう思っていたんだ
だってそこには
何の想いも
こもってないから
もう美容師を
する資格はない
本気でそう思っていた
今まで美容師をしてきて
美容師を辞めなければ
いけない
そう思ったのは
後にも先にもこの時だけ
僕はもう一度
想いと心を取り戻すため
１日中好きな事をして
過ごしてみたり
長らく会ってなかった
友達に会いに行ってみたけど
全く何も変わらない…
２８歳…
全く違う職種に転職するのは
ラストチャンス
いっそのこと
そうしてしまった方が
楽なんじゃないか
そう思ったりもした
いざそれを
実行しようとすると
出来ないんだ
エントリーシートを
記入していると
涙が出てくる
体が美容師を辞めることを
拒絶しているんだ
あぁ…俺
この仕事本気で好きなんだな…
好きだけど
相手を想う心
が戻らない
自分の身勝手な気持ちだけで
この仕事を
続けていいものか
悩んだ
それはもう本気で
悩んだ
悩んだ末に
僕は美容師を続ける事にした
ここで辞めて
後悔したくなかったから…
次回 そして出会う第３の恩人
では、また
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