入口にオーナーの姿
そして手には…
こんにちは
岩国の美容室CARPE DIEM~カルペディエム~の
シルキーカッター兼シルキーカットトレーナーの
佐藤です
「髪を切るという事は
”その人の人生を切らせて頂いてる”
という事である」
僕と出会うことによって
お客さんが少しでも
よい人生を送れるように
”一太刀一太刀”
想いを込めて
日々カットをしています
原因が分からない
これほど怖い事はありません
肝移植が必要なほど
重症化している人も
いるみたいです
早く移植が決まり
回復することを
願うばかりです
原因不明
確かにこれが一番怖いです
何をどう対処したらいいか
分らないから
ただ世の中には
原因が分かっても
怖い事がたくさんあります
あなたは不意に
そんな場面に出くわしたとき
冷静に対処出来ますか?
僕の生い立ち
~オギャーと産まれて38年!~
今回はその時のお話です
続きものになりますので
~1983.6.15 ここからすべてが始まった~
~15にして生まれた変わりたい願望~
~17で見つけた自分の生きる道~
~2001年タイトルマッチ 反抗期なバカ息子VS寛大な親~
の順番で読んで頂くとありがたいです
~オギャーと産まれて38年! 27話~
~恐怖の12.31!立つ鳥跡を濁さず…~
25歳 12月
僕は職場に復帰した
もう退職届は出したから
後は年内お客さんの
迷惑にならないよう
残された日数
働くだけだ
そしてそれと同時に始めた
就職活動
実はこの時彼女と
結婚することが決まっていて
翌年の11月には広島を
離れる事が決まっていた
なので11カ月間だけ
働けるお店を探していたんだ
色々探した結果
僕は当時勢いのあった
”業務委託”タイプのお店で
働く事になった
業務委託の事はここに詳しく書いています
決めては
辞めるときにファックスを
本社に送るだけ辞めれる
フリーのお客さんが多いので
とにかく経験が積める
というところが
とても魅力的だったから
次の職場も決まり
今の職場で働く最終日
その帰り際に
事件は起きた
僕が控室で荷物の整理をし
帰ろうとすると
入口にオーナーの姿
そして手には
果物ナイフ
そのナイフを
ゆ~っくり動かしながら
じっと見つめ
オ「立つ鳥跡を濁さず
って言うでしょ
あんたはこのまま
本当に辞めてしまうつもり?」
と言いながら
刃先を時々こちらに
向けてくる
えっ…俺刺されちゃう!?
また入院しちゃうの!?
僕「辞めますよ
退職届も出しましたし」
オ「あんなもんで
本当に退職出来ると
思っとたん?
立つ鳥跡を濁さず
って言うよねぇ」
オーナーは僕を一切見ず
ただひたすらナイフを見つめ
ゆっくりと動かしながら
”壊れかけのredio”の様に
”立つ鳥跡を濁さず”
を繰り返す…
やっ…やべぇ…
俺本当に殺されて
しまうかもしれん!
しかも入口塞がれとるけぇ
逃げれん!!
僕は手に持った鞄を
抱きかかけるようにして
心臓と腹を守った
オ「あんたさぁ
立つ鳥跡を濁さずの意味…」
すみませ~ん
店の入り口から声が
誰か来たようだ
オーナーは僕を睨むと
控室から出て行った
今しかない!!
僕は荷物を全て手に取り
ダッシュで店の外に
そして
交番に駆け込んだ
そして事情を話し
まだ身の危険を感じていた僕は
自分の家ではなく
実家に帰った
そしてその職場に
戻ることはなかった…
次回 人生初の個人事業主!
では、また
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