あんたさぁ、
私のお客を取るために…
こんにちは
岩国の美容室CARPE DIEM～カルペディエム～の
シルキーカッター兼シルキーカットトレーナーの
佐藤です
「髪を切るという事は
”その人の人生を切らせて頂いてる”
という事である」
僕と出会うことによって
お客さんが少しでもよい人生を送れるように
一太刀一太刀
想いを込めて日々カットをしています
今日から社会人の方
おめでとうございます
初めての出社を終えて
クタクタの人もいるでしょう
これから色々な体験をすることに
なると思いますが
全ての事を楽しみながら
自分を見失わずに
頑張って頂けたらと
思います
そんな僕も１６年前の今日
美容師として社会に出ました
ここから僕も多くの事を
体験していくことになります
僕の生い立ち
～オギャーと産まれて３８年！～
今回はその時のお話です
続きものになりますので
～１９８３．６．１５ ここからすべてが始まった～
～15にして生まれた変わりたい願望～
～１７で見つけた自分の生きる道～
～２００１年タイトルマッチ 反抗期なバカ息子VS寛大な親～
の順番で読んで頂くとありがたいです
～オギャーと産まれて３８年！ １３話～
～３日目の洗礼！なんじゃこいつ腹立つわ！～
２２歳４月
入社式を終え同じ美容院に
就職した同期たちは
それぞれの店舗へ
僕も配属先の店舗に行ったとき
ここは素晴らしい美容院だから
きっとここにいる先輩は
素晴らしい人たちばかり
そう思っていたんだ
この時は…
基本的に美容師は就職すると
それぞれの店舗で技術を習得していく
でテストを受けて合格すると
その技術はお客さんに
入ることが出来るようになる
当然入社したての僕は
お客さんに入ることは出来ない
それでも雑務は沢山ある
（席の準備したり
お客さんが帰った後の
席を片づけたり
髪の毛掃いたりと色々）
でカラーをされるお客さんがいて
そのお客さんの席の下の髪の毛を
掃除してたんだ
そしたらそのお客さんが僕に
声をかけてくれて
客「あれ？君新しく入ってきた人？」
僕「はい！そうです、この４月から
働かせて頂いている
佐藤と言います」
客「そうなんじゃ、頑張ってね」
僕「ありがとうございます！」
客「君なんかいいねぇ
これから練習して
色々出来るようになるんよね
出来ることが増えたら教えてね
君にお願いするから」
僕「ありがとうございます！
その時はまたお伝えします」
このやり取りの後
僕はこのお客さんの担当の先輩から
裏に呼ばれ
先「あんたさぁ、
私のお客を取るために
このお店に入ったん？最低じゃね！
まじやめてくれん？」
はぁっ！？このくそバ○ア！！
一体何言っとん！
バカなんじゃないん！！
第一あそこで愛想悪くする方が
大問題じゃろうが！！
そんなんでお客がお前から
離れるんなら
お前の接客か技術か
その両方に問題が
あるっちゅーことじゃろうが！！
とは言えず
僕「すみません…」
と一言
僕の社会人としての
美容師人生はこの言葉で始まった
入社３日目のことだった…
次回 覚醒するコンプレックス！
では、また
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