意を決して
僕はゆっくりと…
こんにちは
岩国の美容室CARPE DIEM～カルペディエム～の
シルキーカッター兼シルキーカットトレーナーの
佐藤です
「髪を切るという事は
”その人の人生を切らせて頂いてる”
という事である」
僕と出会うことによって
お客さんが少しでも
よい人生を送れるように
”一太刀一太刀”
想いを込めて
日々カットをしています
長い長いトンネルを
ようやく抜けたようですね
ずっと勝てていなかったので
選手はほっとしたことでしょう
あまりに勝ててなさ過ぎて
ファンはブチ切れ
厳しい言葉を向けられる事が
大半だった日常を変えるために
今日の試合を迎える選手は
並々ならぬ決意をもって
試合に臨んだはずです
”今日こそ絶対勝つ”
その想いを胸に
ベンチからグラウンドへ
歩を進めた…
かどうかは
分らないけど
僕も強大な敵に
再び立ち向かうべく
ゆっくりと歩を進め
やつと対峙した…
僕の生い立ち
～オギャーと産まれて３８年！～
今回はその時のお話です
続きものになりますので
～１９８３．６．１５ ここからすべてが始まった～
～15にして生まれた変わりたい願望～
～１７で見つけた自分の生きる道～
～２００１年タイトルマッチ 反抗期なバカ息子VS寛大な親～
の順番で読んで頂くとありがたいです
～オギャーと産まれて３８年！ ２6話～
～３…２…１…お前はもう眠ってる～
遂に訪れた決戦の日
一歩一歩確実に
前だけを見て
進んでいく
一度でも振り返ってしまうと
もう二度と
歩を進めることは
出来ないと思うから
この扉の向こうには
やつがいる
意を決して
僕はゆっくりと
扉を開けた…
やっぱり胃カメラ
いぃぃぃぃぃやぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!
医「佐藤さん
そんなに胃カメラ嫌なら
麻酔で眠らせて
することが出来ますよ」
っしゃ！こら！キタァ！！！
医「ただ強めの麻酔ですので
極まれに後遺症…
僕「お願いします！！」
やったぁ
これで僕は救われる
後遺症?
まれにじゃろ?
お医者さんが
全てを話終える前に
僕は麻酔で
眠らせてもらう事を選択
医「佐藤さん声が…き……る……
バチィ！！
医「佐藤さん
起きましたね
もう終わりましたよ
完全に止血しましたし
今日の夜から
ごはん出ますよ
重湯からね」
気付いたら
胃カメラ終わってた
マジで嬉しすぎる
こんなん最高じゃん！
もう重湯からでも
何でもいいよ！
そうして僕は
危機を乗り越えた
その後順調に
回復していき
二回目の胃カメラも
眠らせてもらい
余裕でクリア
何か特別なイベントが
起きるわけもなく
日々が過ぎていく
平和だ…
そうだ！
僕はこの入院中に
すべきことを思い出した
退職届書かないと…
退院の日
僕は退職届と診断書を持ち
そのまま職場に向かった
そこでオーナーに
年内で退職する事
血が回復するまで休職する事
を伝えた
オーナーが退職届を
受け取るのを確認すると
僕はお店を出て
彼女の家に向かった
２週間私がお世話します
と僕の両親に
言ってくれていたのだ
めっちゃ嬉しかった
そうして２週間しっかり
休養した僕は職場に復帰した
年末恐ろしい事が
起こるとはつゆ知らず…
次回 立つ鳥跡を濁さず！
では、また
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