ほめないことが正解① 不登校のお友達を迎えに行く娘
の続きです。
長女むーちゃんが小学校低学年のとき、
クラスが一緒で家が近いAちゃんと友達になりました。
Aちゃんは学校に行きにくい子。
はじめは
新しいお友達ができて嬉しかったむーちゃん![ハート](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/142.png)
毎朝Aちゃんの家をピンポンし🏠
登校できる日は一緒に行く。
そんな日々が始まりました。
Aちゃんが欠席した日はプリントをお届け![ウインク](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/004.png)
けれど…その小さな負担は
積み重なるうちに穏やかではなくなります。
Aちゃんの家をピンポンしても
誰も出ない日もよくあります![キョロキョロ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/016.png)
(いつまで待てばいいかな?)
応答があっても
いつも言われる「先に行ってて」
その日もAちゃんに「先に行ってて」と言われ、
むーちゃんは登校しました。
クラスでの出席確認。
先生から
「Aちゃんはのどが痛いのでお休みです」
と聞かされます。
「えー、大丈夫かなあ?」
Aちゃんを心配する優しいお友達。
むーちゃんだけが知っています。
Aちゃんの欠席理由が体調不良ではないことを。
その日はまだ起きていなかった事実を。
「朝、のどが痛いなんてひと言も言ってなかった!
この話は誰にも言ってないけど![ぐすん](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/061.png)
学校って行くものだよ!?
熱があるとかならお休みするけど。」
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20230627/21/artistapollo1932/19/4d/j/o1080081015305246635.jpg?caw=800)
似たようなことが重なります。
Aちゃんをめぐる周りの反応は不満だったろうに
誰にも言わないところが素敵な子。
母だけに不満をぶつけてくれ
「私、いい人になりたい」と泣いていました。
心のきれいさに感動![ハート](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/142.png)
間違いなく私が生み育てた子ですが、
劇的に性格のいい子。私の誇り![乙女のトキメキ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/473.png)
私はむーちゃんに寄り添えていませんでした。
不登校児の気持ちを考えられる子になってほしい。
そんな理想が先に立ち、高い要求をしていたと反省。
担任の先生はとてもいい先生でした。
「Aちゃんが学校に来られるのも、むーちゃんのおかげです」
いつも感謝されました。
そして
「Aちゃんの欠席理由は風邪ではない」
と察するようになった低学年児にわかる言葉で
”心の風邪”という言葉は使わなかったけれど
「心が元気になるまで待ってあげてほしい」
と話したそうです。
Aちゃんが朝から登校できる日は週1あったかな?
遅刻してきても、むーちゃんには何も言わないAちゃん。
「何か言ってくれたらいいのに」
とむーちゃんは思います。
家が”近い”とはいえ、きょうだいではありません。プリントを届けるのも負担になって…
忘れちゃうことだってあります。
小さくても
重なると厚みがでてきた気持ちの疲労。
そんなある朝。
私のスマホにAちゃんのお母さんから連絡が入ります。
登校時間は過ぎているけど?
「おはようございます。
今日、むーちゃんは学校お休みでしょうか?
今朝はAも登校できそうだったので、待っていたのですが、
むーちゃんが来なかったので、登校できていません。」
こちらへ続きます。
ほめないことが正解③