心理学の勉強会で、
心理職のPさんと親しくなりました
Pさんの展開する有料サービスを受けたこともあります。
ある日、Pさんとランチの約束をしました。
でも、そこで確認された言葉にモヤっとしてしまったのです
その言葉が
「有料の相談でなくていいんだよね?」
というもの。
その世界では著名なプロのカウンセラーさん。
悪気はなく、誠意のある発言でした。
しかし、私はこう考えてしまいました。
もし私がサービス料の発生する相談を持ち掛けたら、Pさんは私と会う時間がお金になるんだな
以来、対等になれないという劣等感が拭えず
Pさんに踏み込むのをやめました。
得るものは本当に大きかったですが、
ギブアンドテイクの一方通行な関係。
自分がテイカーのように感じてしまって。
Pさんは海外も飛び回る実績のある研究者。
私に使ってもらえる時間の余白がある人ではないなぁと。
料金の発生するカウンセリングを契約したら
別の人間関係は成立したでしょう。
ただ、私はそれをしたかったわけではない。
しばらくそんなことを考えていたのですが
お互いにとって、相手との
関係濃度が違っただけ
…だと気付きました。
私にとってのPさんが人間関係の3%だとしたら
Pさんにとっての私は1%未満、みたいな。
ブラックな私も、ほんの数回会っただけの人に
やたら会おうと言われるけど、この人に使う時間はないな〜
と思ったことはあります。
さらに個人事業主の場合、
友人か?サービスの契約関係か?
境界線が引きにくいゾーンも経験します。
これが、学校心理師だったら悩まないんですよ!
同じ学校で働いていれば、フラットな関係だから。
お互い非常勤同士で、親近感を持ったりします
私はフリーランスの編集者ですが
その関係性も心地よいです。
取引先の人はいても、支払いは対企業。
しがらみはないんですよね。
このモヤモヤを生み出したのも、
コミュニケーションが、一対一からSNSに移行したことも大きいかもしれません。
一過性に終わっていた人間関係が
ネット上でつながり続けることができる。
(その恩恵もたくさん受けていますが)
しかし、心理学的には、人がリアルに
仲良くできるのは15人と言われます。
仲良くなりたい人とは
損得勘定の発生しない人間関係を築きたい
私が好きな人と
お互いに人間関係濃度がマッチングすれば
うれしいなぁ