ママ友とは

子どもの年齢が近いために機械的に集められた集団で

たまたま一緒になった人を指します。



側から見て仲良く見えるママ友同士でも

心の中には色々な感情があります。



ズケズケ言われて実はカチンときている…


幼児期のママ友グループで毎年会っているけれど、進学に関する考え方が違う。もう離れたい…



そんな話はたくさん聞きます。



適度な距離感や気遣いは必要ですし


自分の考えが変化すれば、属したいコミュニティーも変わります。




子どもがまだ小さいとして、

親しいママ友がいなくても悩む必要はゼロです。

子どもの成長につれて
親の人間関係の優先順位もかなり変化します。



かつてはご縁があったけれど離れた人に対して
私はこう思っています。

「そのときの自分には必要だった人」と感謝の気持ちを持つ。



さて。

ママ友に自分からは聞かない方が

感じが好いと思うこと。

 

 

それは…

ママ友の親族事情です。



いますよね。孫がいる年齢でも

「旦那さんのご実家は?ご両親は?」

と、義実家について聞いてくるかた。

年末年始は特に。


相手のバックグラウンドを何も知らないうえで。

全く悪気はなく、
ある程度お幸せなかたのように思います。



ですが
両親がご健在であることが
皆の前提ではありません


私は大学時代から
「施設で育った子ども」に興味がありました。

社会的養護に関する本を読み、
数多くのボランティアを経験しました。


事情があり
親の存在が分からない人もたくさんいます。


深い事情はなくても
親との関係が良好な人ばかりではありません。

まして義実家となれば
好意を抱いてない人は山ほどいます。



人にはそれぞれ事情があります。

家族についての質問は
ときに思いもよらない傷を与えます。


私も聞かれたくないテーマです。
義実家について聞かれても、言葉を濁します。

そもそも
相手の親族事情を把握していない
 
その時点で、縁が薄い人です。

聞いたところで、答えたところで、
そんなに面白くない話です。



相手が話してくれたうえで、興味があるなら聞けばよい。
私はそう位置付けています。


そういうデリカシーに配慮できる人が
私は好きです。

それが礼儀とまでは言えませんが
一緒にいて心地よいかを判断する材料にはしています。


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