子どもの発達を語る有名な理論に
「サリーとアンの課題」があります。
(専門用語だと「一時的誤信念課題」)
4歳以上になると「心の理論」が獲得されます。
簡単に言うと、
他人の視点で物事を見られるようになるのです。
しかし、発達障害(ASD)のある子どもには、この「他人の視点」が難しい
相手の気持ちを理解するって、叱られればできるものでもありませんよね。
私が支援するのは、主に通常級に通う子ども。
心の理論が獲得できていなくて、相手に嫌なことを言ってしまう子には
メリット(デメリット)が自分に返ってくるように話すようにしています。
そういう言い方をしたら、
「相手は嫌な気持ちになるよ」
よりも
「人に好かれないよ。あなたが幸せにならないよ」
その方が響くなーと感じます。
一人ひとり違いますけどね。
■他人の視座が超得意なむーちゃん