「となりのトトロ」を聴くと泣ける。

そんなことないですか?

私は弱っているとそうなります笑い泣き

 

 

中学の合唱曲をよく聴きます。

YouTubeで。

 

好きな曲だけど…同時に心をえぐられるようで

聴くと苦しくなる曲もいくつかあります。

 

それが「群青」

 

東日本大震災に遭われた方が

友人を亡くした悲しみと

原発事故によって離れ離れになった仲間を想い、

作った曲です。

 

 

私は1年だけ中学校に勤務しました。

 

「群青」はコロナによる突然の一斉休校に

なった年の中3生が、卒業式で歌った曲。

 

 

仕事での後悔。

 

叶えられなかったこと。

 

会えなくなってしまった人。

 

「群青」を聴くと

当時にタイムスリップします。

 

 

 

私はこんなにも過去を引きずっている。

けれど、

想う相手は今日を精一杯に生きて

未来へ進んでいるんだろうな。

 

ああ、自分はいつまでさまようのだろう。

もう忘れ物を取り戻すことはできないのに。

 

泣きたいような感情の揺れを元に戻したくて

手帳に「群青は聴かない」と書いてみました。

 

ぐらぐらする気持ちをいつも抱えています。

 

 

企業を退職し、

思い切って公立校に転職して感じたこと。

 

「学校」の仕事が素敵だなと思った点は

 

子どもの成長に関われて
心が動く瞬間常にそこにあること
です。
 
 
これは企画制作の仕事では
なかなか味わえない醍醐味。
 
 
企業勤務でも
子どもの成長に巡り会い感動する瞬間は
たくさんありましたよ!
 
 
それが学校では
「今ここ」にあるのです。
 
目の前に、目の前の子どもの人生がある。
 
決して楽しいばかりではない。
苦しい感情も伴う。
 
学校に来たくないとか、
誰しも嫌なこともいっぱいありますよね。
 
そこに寄り添うのは大きなエネルギーが必要。
自分に向いているとは思わないけれど。
 
中学校の勤務時代。
 
最も心を動かされたのは
行事の取りまとめ役の生徒のこんな発信です。
 
「まとめてくれてお疲れさまとか、
ありがとう!とか言ってくれるけど…
 
そうやって人を褒める前に
集まってと言われたら静かに並ぶとか
まずは自分のできることをやって
自分をほめてからにしてください…」

 

 

1人の生徒が同級生に語った言葉。
 
一歩引いた安全な場所から
誰かをほめても
自分の人生は変わらない。
 
まずは自分の
やるべきことをやって
自分をほめてからにして。
 
それができない人からの
ほめ言葉は、薄っぺらい。
 
 
この発言をしたのは中1生びっくり
 
この瞬間に立ち会えただけで
この学校に転職してよかったと思うほど
感動した出来事でした。
 

 

このときの言葉は今も静かに
自分を奮い立たせてくれます。
 
自分の選んだ道は曲がりくねったり、
後戻りしたりもしている。
けれど、ゆっくりでいいから前に進もうと。
 
 

 

人に言えない後悔ばかりの私です。

 

民間企業と公立学校って何が違うの?

公民を行き来した私だから

お伝えできることはあると思います。

 

よろしければお話してくださいね。