先日来、灘の酒・白鷹の話を書いていて、思い出したことがひとつ。

 

以前、なぜ灘は音読みで「ナン」でなく「タン」「ダン」なのだろう?と

疑問に思ったことがありました。

難が「ナン」だから、それにさんずいをつけても、音読みは維持されそうな気がして。

 

ただ、灘の字は、厳密には「難+さんずい」ではなく、

中央部分は草冠の代わりに甘の字の横棒抜きだから、

読み方は難の文字に引っ張られる必要はない、、そんなところなのかなぁ。

あるいは、この灘の文字は檀を表すものに使われるので、

ダン(タン)の読みが類推からつけられたとかかなぁ?

結論は出ないままでした。

 

野田洋次郎さん演じる馬締さんに教えを請いたいところです。

(NHKBSの「舟を編む」見てます。今丁度再放送やってる。

もっとも彼は今、漢字辞典を手掛けているわけではないけれど。)

 

ちなみに灘=ダンと読むのを知ったのは銀閣寺見物の折りでした。

銀閣寺の銀沙灘は「ぎんさなん」でなく「ぎんしゃだん」と読む、と教えてもらい。

 

 

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本日の写真は22年秋の京都旅行で久々に見た銀閣寺。

本旅行の記事はブログに入れ、銀閣寺方面まで足をのばした、とは書いたものの

写真はたぶん、入れていなかったので。

 

まずは銀沙灘。

 

砂盛りつながりで、向月台。

 

金閣寺は比較的最近訪れたものの、銀閣寺はもしかして中学の修学旅行以来?

銀閣寺の方が好きだな、と改めて思った次第。