京都ステイ初日。夕食後ホテルへの帰り道。

東山から南下し、八坂神社のところを右折しようとして、ハタと思いました。

ここから高台寺はすぐそば。

帰る前に高台寺夜間特別拝観に行って来よう、と。

 

初日は疲れそうだから、2日目に行くつもりでしたが、

ちょうど道すがら。この方が効率がいい、というわけです。

 

夜間ライトアップをしているお寺はほかにもあるようですが、

たまたまツイッターで、高台寺の夜間拝観情報が流れてきたので決めました。

 

拝観時には、旅行前に公式サイトなどをもとに要約した一口メモ(アンチョコ)を参照。

 

高台寺:

秀吉の妻ねね様が実母と秀吉の冥福を祈るために、家康の後援のもと京都東山に建立したお寺。その門前には屋敷が建てられた”。

 

もっともこれを読むまでもなく、拝観受付に至る坂の脇には、「ねねの道」と記されています。

 

そしてこの階段状の坂は:

ねね様の台所に続く坂道で、通称台所坂。門をくぐると料理が上手になるといわれ、多くの料理人や花嫁修業者、飲食関係者がここをくぐり、天満宮にお参りする”。

 

 


そこから茶室脇などを通り方丈へ。

夜間拝観の目玉となるプロジェクションマッピングは波心庭と勅使門で行われます。



地面に目を凝らすと、波打つ表面がかすかに見えます。
ライトアップが少なくなった時によく見てみたところ、砂紋は筋が引かれた程度で

至ってシンプル。

イルミネーションが歪まないように、砂紋は最低限なのかな。




これなどは、↓勅使門を最大限に使った一コマ。

 

冬場は日の入りが早く、観光時間が減るわけだけど、

こうした夜間の催しのおかげで、もう一カ所プラスできました。



 

 

 

 

 

 

茶室は3つ。ねね様が眠る霊屋や、秀吉が愛した見晴台もあり、見所満載の高台寺。

その辺は続編に譲るとして、帰り道は荘厳な竹林を通って。

ほたるのようにキラキラきらめく演出も。

 



 

ちょっとわかりにくいけど、光の粒の演出。

 



高台寺イルミネーション情報:
期間:2022年10月21日(金)~12月11日(日)

時間:17時点灯 閉門22時(最終受付21時30分)
テーマ:「 -すべての人にねね様のやさしさを― 追憶の光 」
(日本初の複合演出! 立体感のある音響と映像にイルミネーションを組み合わせた3D体験)

HP:ここ

 

高台寺編、次に続きます。

 

 

 

京都'22/秋⓪ 行くなら今のうちと言われ、京都に来ました

京都'22/秋① 比叡山中腹エリア
京都'22/秋② 三十三間堂で伝・運慶作の観音像を探せ!
京都'22/秋③ ドラマロケ地水路閣と龍馬の結婚式場跡
京都'22/秋④ 京都画壇・竹内栖鳳旧宅でランチ
京都'22/秋⑤ 高台寺 夜間特別拝観のイルミネーション
京都'22/秋⑥ 秀吉妻が眠る霊屋と光悦の又甥が建てた茶室 高台寺
京都'22/秋⑦ 銀行の旧・金庫室でランチ(前田珈琲 文博店)
京都'22/秋⑧ 大改修終了 清水寺
京都'22/秋⑨ 住友のロゴを使った作庭 京都泉屋博古館
京都'22/秋⑩ 建築拝見 前川國男/槇文彦/武田五一
京都'22/秋⑪ 建築家片山東熊の京博/表慶館/新宿御苑御休所/迎賓館赤坂離宮
京都'22/秋⑫ 昼過ぎの伏見稲荷大社・千本鳥居はガラガラで
京都'22/秋⑬ 旅行手配後の全国旅行支援適用と今回の宿
京都'22/秋⑭ ランチは六盛の手おけ弁当にまっしぐら
京都'22/秋⑮ 哲学の道 谷崎潤一郎の義理娘のカフェを引き継ぐ店など
京都'22/秋⑯ 瑠璃光院 序章
京都'22/秋⑰ 瑠璃光院の蒸し風呂
京都'22/秋⑱ 南禅寺/小川治兵衛作庭の店で夕食/石碑の謎
京都'22/秋⑲ 風神雷神図所蔵者・建仁寺と日本家屋のスタバ
京都'22/秋⑳ 鉄っちゃんのようにトロッコ列車待ち!
京都'22/秋㉑ ウォーホールがスケッチを描いた場所
京都'22/秋㉒ 大階段グラフィカルイルミネーション
京都'22/秋㉓ 三条通り歴史的建造物美観地区

京都'22/秋㉔ 辰野金吾設計 旧日本銀行京都支店見物
京都'22/秋㉕ 日本最古の現役エレベーター
京都'22/秋㉖ 銀閣寺の銀沙灘、そして湧き立つ疑問は未解決