再び京都旅の続き。

2日目はホテルで朝食を食べたあと、のんびり歩いて清水寺まで。

 

ホテルの場所は四条河原町。

清水寺までは徒歩ジャスト30分。

景色を眺めながら、朝の散歩も兼ねて。

 

清水寺は修学旅行以来。

ポピュラーすぎて、その後の京都旅行でも、行程に組み入れることはなかったけれど、

今回の初心に戻る旅(?)にはぴったりの場所。

しかも大改修を終えた後ということで、行くなら今かな、と。

 

受付を経て奥へと進み、いよいよ国宝 本堂。

 

 

 

大改修を経たとはいえ、ピカピカ新品、というわけではなく。

とはいえ舞台の板張りの床は木目もはっきり見えてどちらかというと白っぽく、

みずみずしい感じ。

 

 

厚めだった雲も、徐々に後退して青空が見えてきました。

大舞台を全身で体感。

写真ではなかなか伝わらないなぁ。

 

 

創建は8世紀あたりで焼失後徳川家光の寄進で今の舞台に至るそうだけど、

洛中洛外図屏風には清水寺を描きこんだものがあるはず。

以前開催された洛中洛外図屏風を一堂に会したトーハクの展覧会では

そこまでチェックしなかったなぁ。

二条城とか祇園祭の図は記憶にあるけれど。

 

この舞台、改めてせり出した縦方向だけでなく、横幅もゆったりと広く。

壮大なものを建てたものです。

 

 

 

紅葉にはまだ早かったけれど、一部赤く染まり始めた木々もありました。

今月中旬頃?にはがらりと華やかになるのだろうな。

と同時に、舞台の上ももう少しにぎやかになることでしょう。

ちなみに我々が行ったのは朝8時台でした。

(開門は朝6時。)

 

 

 

やっぱりこの角度はフォトジェニック。

屋根のフォルムもこの角度だとひときわ美しく。

 

 

改めて、唯一無二の光景、と実感した次第。
 

 

 

改修で葺き替えを済ませた屋根。

キメが細かくビロードみたい。

清水の舞台というと、やはり正面構図より斜め前からの構図がサマになるな。

 

 

 

さらに下から見上げると、組んだ櫓が素朴な光景。

 

 

 

受付でいただいた拝観券能裏には

「松風や音羽の滝の清水を むすぶ心はすずしかるらん」

という歌が書かれています。

 

その音羽の滝に行くと、この歌が書かれた額がありました。

 

 

 

 

 

 

 

京都'22/秋⓪ 行くなら今のうちと言われ、京都に来ました

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京都'22/秋⑤ 高台寺 夜間特別拝観のイルミネーション
京都'22/秋⑥ 秀吉妻が眠る霊屋と光悦の又甥が建てた茶室 高台寺
京都'22/秋⑦ 銀行の旧・金庫室でランチ(前田珈琲 文博店)
京都'22/秋⑧ 大改修終了 清水寺
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京都'22/秋⑭ ランチは六盛の手おけ弁当にまっしぐら
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京都'22/秋⑯ 瑠璃光院 序章
京都'22/秋⑰ 瑠璃光院の蒸し風呂
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