今回、嵐山に行った際、ちょっと鉄っちゃんしてきました。

竹林を歩いていたら嵯峨野トロッコ列車の嵐山駅のほうにつながっていて、

ちょっと見てみたい、と思い、電車待ちしてしまいました。

 

本数はかなり少ないみたいだけど、じきに来るようなアナウンスが嵐山駅のほうから聞こえてきたので。

竹林の間から線路を見下ろす場所に陣取って。

 

トロッコ列車、郷愁を誘う言葉です。

黒部渓谷に行ったときに乗ったのはもうずいぶん前のこと。

 

5,6分待ったかな。

少し遅延している、なんていうアナウンスが聞こえてきて、さらにじりじりと待ちます。

ああ、やってきました。

前面に嵯峨野の文字。

5両程度なので、桜のトンネルの頃は乗り切れないだろうなぁ。

 

 

 

 

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嵐山に行ったのは、2日目の夕方でした。

紅葉が比較的進んでいた南禅寺↓を後にしてーー

 

 

 

嵐山に到着すると、まずは閉門時間があるので天龍寺へ。

 

 

 

境内からも竹藪は見えたけれど、やはり竹林を味わうなら天龍寺の北側の門を出たほうがベター。

お寺を散策した後、入った入口とは逆側から外に出て、竹林をてくてく。

 

ただこの時一つ失敗が。

北側の門から出ずに、来た道を戻って南側の門に戻り、

同お寺の法堂の受付に行くべきでした。

法堂には加山又造の「雲龍図」があるのです。

 

天龍寺に入っても、法堂の入場料は入っておらず、別途法堂受付に行かないと「雲龍図」はみられません。

北出口から出て竹林を見てしまったので、戻ったときにはすでに法堂は閉まってしまいました。

 


 

 

気を取り直して渡月橋へ。

一つ気づいたこと。

 

暗くなるから観光を急ごう、とバタバタしたものの、意外に暗くなるのが遅かったのです。

そうか!西だから、都内よりも日没が遅いんだ!

今日時点の日没時間の違いを見たら、19分。

やはり現地で感じた通りでした。

東京の日没の感覚でいうと、このときは渡月橋を後にする頃には暗くなりかけているはず、と思っていました。

でも意外に猶予があって喜んだものです。

 

 

 

 

最後に渡月橋に行ったときは、随所に濃い赤が混じってきれいだったっけなぁ。

 

 

 

 

 

↓ 天龍寺残りの写真をいくつか:

草花が結構咲いていて、庭歩きの楽しいお寺でした。

 

 

 


 

 

 

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