今回、嵐山に行った際、ちょっと鉄っちゃんしてきました。
竹林を歩いていたら嵯峨野トロッコ列車の嵐山駅のほうにつながっていて、
ちょっと見てみたい、と思い、電車待ちしてしまいました。
本数はかなり少ないみたいだけど、じきに来るようなアナウンスが嵐山駅のほうから聞こえてきたので。
竹林の間から線路を見下ろす場所に陣取って。
トロッコ列車、郷愁を誘う言葉です。
黒部渓谷に行ったときに乗ったのはもうずいぶん前のこと。
5,6分待ったかな。
少し遅延している、なんていうアナウンスが聞こえてきて、さらにじりじりと待ちます。
ああ、やってきました。
前面に嵯峨野の文字。
5両程度なので、桜のトンネルの頃は乗り切れないだろうなぁ。
****
嵐山に行ったのは、2日目の夕方でした。
紅葉が比較的進んでいた南禅寺↓を後にしてーー
嵐山に到着すると、まずは閉門時間があるので天龍寺へ。
境内からも竹藪は見えたけれど、やはり竹林を味わうなら天龍寺の北側の門を出たほうがベター。
お寺を散策した後、入った入口とは逆側から外に出て、竹林をてくてく。
ただこの時一つ失敗が。
北側の門から出ずに、来た道を戻って南側の門に戻り、
同お寺の法堂の受付に行くべきでした。
法堂には加山又造の「雲龍図」があるのです。
天龍寺に入っても、法堂の入場料は入っておらず、別途法堂受付に行かないと「雲龍図」はみられません。
北出口から出て竹林を見てしまったので、戻ったときにはすでに法堂は閉まってしまいました。
気を取り直して渡月橋へ。
一つ気づいたこと。
暗くなるから観光を急ごう、とバタバタしたものの、意外に暗くなるのが遅かったのです。
そうか!西だから、都内よりも日没が遅いんだ!
今日時点の日没時間の違いを見たら、19分。
やはり現地で感じた通りでした。
東京の日没の感覚でいうと、このときは渡月橋を後にする頃には暗くなりかけているはず、と思っていました。
でも意外に猶予があって喜んだものです。
最後に渡月橋に行ったときは、随所に濃い赤が混じってきれいだったっけなぁ。
↓ 天龍寺残りの写真をいくつか:
草花が結構咲いていて、庭歩きの楽しいお寺でした。
京都'22/秋① 比叡山中腹エリア
京都'22/秋② 三十三間堂で伝・運慶作の観音像を探せ!
京都'22/秋③ ドラマロケ地水路閣と龍馬の結婚式場跡
京都'22/秋④ 京都画壇・竹内栖鳳旧宅でランチ
京都'22/秋⑤ 高台寺 夜間特別拝観のイルミネーション
京都'22/秋⑥ 秀吉妻が眠る霊屋と光悦の又甥が建てた茶室 高台寺
京都'22/秋⑦ 銀行の旧・金庫室でランチ(前田珈琲 文博店)
京都'22/秋⑧ 大改修終了 清水寺
京都'22/秋⑨ 住友のロゴを使った作庭 京都泉屋博古館
京都'22/秋⑩ 建築拝見 前川國男/槇文彦/武田五一
京都'22/秋⑪ 建築家片山東熊の京博/表慶館/新宿御苑御休所/迎賓館赤坂離宮
京都'22/秋⑫ 昼過ぎの伏見稲荷大社・千本鳥居はガラガラで
京都'22/秋⑬ 旅行手配後の全国旅行支援適用と今回の宿
京都'22/秋⑭ ランチは六盛の手おけ弁当にまっしぐら
京都'22/秋⑮ 哲学の道 谷崎潤一郎の義理娘のカフェを引き継ぐ店など
京都'22/秋⑯ 瑠璃光院 序章
京都'22/秋⑰ 瑠璃光院の蒸し風呂
京都'22/秋⑱ 南禅寺/小川治兵衛作庭の店で夕食/石碑の謎
京都'22/秋⑲ 風神雷神図所蔵者・建仁寺と日本家屋のスタバ
京都'22/秋⑳ 鉄っちゃんのようにトロッコ列車待ち!
京都'22/秋㉑ ウォーホールがスケッチを描いた場所
京都'22/秋㉒ 大階段グラフィカルイルミネーション
京都'22/秋㉓ 三条通り歴史的建造物美観地区
京都'22/秋㉔ 辰野金吾設計 旧日本銀行京都支店見物
京都'22/秋㉕ 日本最古の現役エレベーター
京都'22/秋㉖ 銀閣寺の銀沙灘、そして湧き立つ疑問は未解決