松岡美術館で「常設展・古代東洋彫刻」を観た! | とんとん・にっき

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「人はどんなに偉くなっても、やがて忘れられる。そこへいくと、古代の第一級の美術品はずっと後世に残る。自分が集めたものを、未来の人々に鑑賞してもらう。これが私の夢ですよ」

清次郎は80歳を契機に「これまで自分のためだけに蒐集してきた美術品を一般公開し、広く愛好家に楽しんでいただこう」と美術館設立を決意し、昭和50年(1975)11月、東京港区新橋の自社ビル内に「松岡美術館」を創設したという。平成12年(2000)4月に現在の地に新美術館が完成し現在に至っていますが、もともとこの地は港区白金台の松岡の自宅でした。


松岡美術館の「わたしの好きなシロカネ・アート」、ここでは「常設展・古代東洋彫刻」を取り上げました。これを観れば「古代東洋彫刻」が一通りわかるという、これがまた素晴らしい逸品が続々、何度観ても引き込まれてしまいます。「大人買い」、いまで言う「バク買い」でもしない限り、これだけのものは集められません。よくこれだけの質ものをコレクションに持てたのか、ほとほと感心します。


「古代東洋彫刻」とありますが、中身を開けてみると、「中国仏教彫刻」「ガンダーラ彫刻」「ヒンドゥー教彫刻」、そして「クメール彫刻」の分けられています。



中国仏教彫刻


ガンダーラ彫刻





ヒンドゥー教彫刻




クメール彫刻


創立40周年記念 特別企画

わたしの好きなシロカネ・アート

松岡コレクション 私のお気に入り


「人はどんなに偉くなっても、やがて忘れられる。
そこへいくと、古代の第一級の美術品はずっと後世に残る。
自分が集めたものを、未来の人々に鑑賞してもらう。これが私の夢ですよ」


松岡清次郎昭和50(1975)年、東京・新橋にて産声を上げた松岡美術館は、おかげさまで本年、創立40周年を迎えました。これもひとえに多くのお客様のご支援の賜物と、感謝しております。そこでこの1年は、約1800点の松岡コレクションの中から、お客様からリクエストの多かった作品を選出し、ご紹介する「わたしの好きなシロカネ・アート」展を開催してまいります。また、美術館の40年の歩みや、コレクター松岡清次郎についても、さまざまなエピソードや思い出の場面などを織り交ぜご紹介いたします。

たった一度目にしただけで脳裏から離れない作品、心の琴線に触れる作品に出合った経験はお持ちですか。創立40周年記念特別企画の締め括りとなる第4回目(vol.4)は、松岡コレクションの中の「お気に入りの一点」にお寄せいただいたコメントと作品を併せてご覧いただく展覧会です。共感をよぶ感想、思いもしなかった見方など他者の視点から語られるメッセージによって、作品の新たな一面を見つけていただけたら幸いです。


「松岡美術館」ホームページ


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