松岡美術館で「唐三彩展」を観た! | とんとん・にっき

松岡美術館で「唐三彩展」を観た!

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港区白金台にある松岡美術館に「フランス近代絵画展」を観に行ったら、2階の展示室4で「唐三彩展」をやっていました。中国・唐時代の彩り華やかなやきもの「唐三彩」、選りすぐられた約40点が展示してありました。僕は実は、このようなものには今までまったく興味が持てませんでした。ところが最近、じっくり観て、なかなか面白いことに気がつき始めました。これも歳のせいでしょうか。もちろん、その良さがどこら辺にあるのかは、まだわかりません。でも時間があれば、一つ一つじっくり観て、楽しむのも悪くないなと思い始めています。松岡美術館は、東洋陶磁器を多く所蔵しています。いつ行ってもこれらに類するものが展示してあります。
















「唐三彩とは?」:考古用語辞典

中国・唐代につくられた低火度焼成の三彩陶のこと。陶質の素地に白化粧あるいは透明釉を掛けたのち、緑や褐色の鉛釉を加えることで三つの色が互いに入り混じり独特の文様をあらわす。コバルトの藍釉が加わったもの、緑・白,青・白といった二彩のものを含めて呼ぶことが多い。 主として洛陽・長安における貴族の葬礼及び明器(副葬品)として使われ、そのために様々な器形や人形,家財をかたどったものがつくられることとなった。



「松岡美術館」公式サイト


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