松岡美術館:ガンダーラ・インド彫刻
松岡美術館のガンダーラ石造彫刻群には、中国や日本で好まれる思惟像の源流を示す「菩薩半跏思惟像」(3世紀頃)をはじめ、釈迦の生涯を表した「仏伝図」(3世紀)があり、「托胎霊夢」から「舎利分配」まで21場面を数えます。また、わが国では珍しいインド中世ヒンズー教神像彫刻の数々が官能的な姿を見せています。(松岡美術館チラシより)
なにしろ見学者が僕より他にはいません。写真撮影はオーケーの松岡美術館、ですから、写真は撮り放題です。もちろん、写真を撮るだけでなく、じっくりと「ガンダーラ・インド彫刻」と向き合うことができました。こんな至福のひとときはめったにありません。どうも日本は本国パキスタンに次いで、世界最大のガンダーラ美術のコレクションを有しているらしい。釈迦在世中はもちろん、入滅後もしばらくは仏像が作られることはありませんでした。釈迦入滅後約500年を経て、やっと仏像が作られ始めたと言われています。仏像誕生の地は現パキスタン北西部のガンダーラ説で、研究者の意見は一致しているという。
なお、静岡市の静岡県立美術館で「ガンダーラ美術とバーミヤン遺跡展」が、3月30日まで開催されています。
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