松岡美術館で「ヴィクトリア朝絵画展」を観た!
松岡美術館で「ヴィクトリア朝絵画展」を観てきました。「吉祥のうつわ 中国陶磁にみる祝い寿ぐ文様の世界」展を観に行ったときに、併設展示として2階の展示室⑥で展示されていました。チラシには、「英国ヴィクトリア朝(1837~1901)を中心に写実的な風景画や愛らしい少女像などを館蔵品より出品します」とあります。なんとジョン・エヴァレット・ミレイの「聖テレジアの少女時代」という作品が出品されていて、予想だにしていなかったので驚きました。府中で開催されていた「ターナーから印象派へ」展にもミレイの「グレン・バーナム」という作品が出ていました。
「ヴィクトリア朝絵画展」は、「ターナーから印象派へ」や、庭園美術館で開催されていた「イタリア印象派 マッキアイオーリ」展と同じ年代の作品です。たくさん出ているわけではないのですが、また知られた作家たちではありませんが、すごく好感の持てる展覧会でした。とくに、少女の肖像を描いた作品が多く、その表情が美しく描かれていて、素晴らしいと思いました。
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