松岡美術館で「古代オリエント美術」を観る! | とんとん・にっき

松岡美術館で「古代オリエント美術」を観る!

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白金台にある松岡美術館は小さな美術館ですが、気持ちのいい美術館です。実業家松岡清次郎の蒐集した美術品を元に、昭和50年(1975)に新橋の自社ビル内に美術館を開設、その後、平成12年(2000)4月、松岡清次郎の私邸跡に、独立した新美術館を建設しました。1階には「古代オリエント美術」「現代彫刻」「ガンダーラ・インド美術」の展示室になっています。2階は「東洋陶磁」「日本画」「フランス近代絵画」の展示室になっています。1階の展示室と12階の「東洋陶磁」の部屋はほぼ常設展示ですが、企画展が開催されるときは「日本画」と「フランス近代絵画」の展示室を使います。


その中で一番小さな部屋、玄関を入ると右側すぐのところにあるL型の部屋、「古代オリエント美術」の展示室に展示されている作品をここで取り上げます。いただいたチラシには、「全体に占める割合は、多くないものの、アナトリア、メソポタミアの出土品にはじまり、エジプトのブロンズ神像や浮彫、ギリシャ・ローマの代理石像、陶器、テラコッタなど、蒐集の幅は広い。その中からエジプトの『エネヘイ像』(第18王朝後期)、『彩色木棺』(第21王朝)などを常設展示とし、他は企画毎に展示替えを行っている」とあります。

























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