今年の旭川マラソンは故障のため明らかに練習不足でした。でも逆にいうと、フルマラソンを走るための練習を十分に積んだのに結果が出なかった、というわけではありません。練習を積めなかったのだから、結果が出ないのは当たり前のことです。
北海道マラソンに向けてきっちりと練習を積めば、まだまだ走れるはずです。そのための練習をしっかりしていこうと誓いました。
年が変わって2003年。4月に北海道マラソンのエントリーが始まると、その初日に申込みを済ませてしまいました。挑戦すると決めたからには、北海道マラソンのゴールに向けて必死で走るだけです。
北海道マラソンは参加資格が厳しいだけではありません。5kmごとに厳しい関門制限時間が設定されています。
最初の5kmは29分です。その後15kmまでは28分/5kmの設定で、10kmは57分、15kmは1時間25分となっています。そして15kmから20kmは27分しかなく、20kmの関門制限時間は1時間52分です。
その後35kmまでは28分/5kmの設定で、25kmは2時間20分、30kmは2時間48分、35kmは3時間16分となり、35kmから40kmは29分と、1分だけ長くなりまして、40kmの関門制限時間は3時間45分となっています。
ただしこの先は関門がありません。ゴール関門がないため、40km関門を通過すると、そこからゴールまではどんなに時間がかかってもゴールできます。ですからこの40km関門を3時間45分以内で走ることが大きな目標となります。
出場するだけでも夢だった大会です。だからといって出場することだけで満足しようというつもりはまったくありませんでした。出場するからには絶対に完走したい!5時間を切るのがやっとというランナーのくせに、そんな大きな目標を掲げていました。
ただしこのままではまだまだフルマラソンの走り方がわかっていません。なにしろ、歩かずに走りきったことすらないのですから。そこで北海道マラソンの前に1度フルマラソンを走っておこうと、5月の洞爺湖マラソンにエントリーをしました。
バックナンバー
1.無言の抗議
2.思い上がり
3.初フルでの挫折
4.ホームページ開設