うつ病ランナー サロマを走る(第37回) | 神社仏閣旅歩き そして時には食べ歩き

神社仏閣旅歩き そして時には食べ歩き

還暦を過ぎて体にトラブルが出始めて、ランニングを楽しめなくなりました。近ごろはウォーキングに軸足を移して道内の神社仏閣を巡り、御朱印を拝受したり霊場巡礼を楽しんでいます。いつかは四国八十八ヶ所巡礼や熊野詣をすることが夢です。by おがまん@小笠原章仁

 今年の旭川マラソンは故障のため明らかに練習不足でした。でも逆にいうと、フルマラソンを走るための練習を十分に積んだのに結果が出なかった、というわけではありません。練習を積めなかったのだから、結果が出ないのは当たり前のことです。


 北海道マラソンに向けてきっちりと練習を積めば、まだまだ走れるはずです。そのための練習をしっかりしていこうと誓いました。


 年が変わって2003年。4月に北海道マラソンのエントリーが始まると、その初日に申込みを済ませてしまいました。挑戦すると決めたからには、北海道マラソンのゴールに向けて必死で走るだけです。


 北海道マラソンは参加資格が厳しいだけではありません。5kmごとに厳しい関門制限時間が設定されています。


 最初の5kmは29分です。その後15kmまでは28分/5kmの設定で、10kmは57分、15kmは1時間25分となっています。そして15kmから20kmは27分しかなく、20kmの関門制限時間は1時間52分です。


 その後35kmまでは28分/5kmの設定で、25kmは2時間20分、30kmは2時間48分、35kmは3時間16分となり、35kmから40kmは29分と、1分だけ長くなりまして、40kmの関門制限時間は3時間45分となっています。


 ただしこの先は関門がありません。ゴール関門がないため、40km関門を通過すると、そこからゴールまではどんなに時間がかかってもゴールできます。ですからこの40km関門を3時間45分以内で走ることが大きな目標となります。


 出場するだけでも夢だった大会です。だからといって出場することだけで満足しようというつもりはまったくありませんでした。出場するからには絶対に完走したい!5時間を切るのがやっとというランナーのくせに、そんな大きな目標を掲げていました。


 ただしこのままではまだまだフルマラソンの走り方がわかっていません。なにしろ、歩かずに走りきったことすらないのですから。そこで北海道マラソンの前に1度フルマラソンを走っておこうと、5月の洞爺湖マラソンにエントリーをしました。


 第38回へ


バックナンバー


1.無言の抗議

 第1回   第2回   第3回   第4回   第5回

 第6回   第7回   第8回   第9回   第10回

 第11回   第12回   第13回

2.思い上がり

 第14回   第15回   第16回   第17回   第18回

 第19回   第20回   第21回   第22回

3.初フルでの挫折

 第23回   第24回   第25回   第26回   第27回

 第28回   第29回   第30回   第31回

4.ホームページ開設

 第32回   第33回   第34回   第35回   第36回