【冬が旬の食材】には、

■野菜は、白菜、大根、ねぎ、ほうれん草、にんじん、小松菜、カリフラワー

■果物が、温州みかん、ポンカン、金柑

■鍋物の主役になる、鰤、あんこう、ふぐ、たら、牡蠣などがあります。

冬の旬食材とはいえ、すべてがカラダを温めるものとも言えないようです・・・


【カラダを温める食材と冷やす食材】

見分け方の基本は

■根野菜はカラダを温め、葉野菜はカラダを冷し

■寒い地方で育ったものはカラダを温め、暑い地方のものは冷すという性質があるようです。

冬の旬野菜・果物や魚介類が、必ずしも温める食材ではなく

それらを蒸す、焼く 煮すなど加熱して食べて 冷えから身を守れるものです。

一概には言えませんが、

食材がもつ温暖色はカラダを温め、寒冷色は冷す食材として見受けられます。

☆Pure Life☆

この記事は旬の食材に、寒い冬のための食生活 記事です。

詳細は、該当記事をクリックしてご覧いただけたら幸いです。


冬の味覚 【牡蠣】は海底の岩から「かき落として取る」ことから

「牡蠣(カキ)」と言う名前が付いた由来のようで、

アメリカのことわざに「Rのつかない月には牡蠣は食べるな」ということわざがあります。

Rがついていない月はMAY(5月) JUNE(6月) JULY(7月) AUGUST(8月)。

産卵期で食中毒が起こしやすい可能性が高く、牡蠣を食べることは危険で、

また販売もされていないようです。

Rのついている月がSEPTEMBER(9月) OCTOBER(10月) NOVEMBER(11月) 

DECEMBER(12月) JANUARY(1月) FEBRUARY(2月) MARCH(3月) APRIL(4月)。

秋から冬にかけて安全に美味しく食べられ、味覚を楽しめる時期です。

それも牡蠣には、豊富な亜鉛が含有され、味覚だけではなく、

臭覚も高められ情緒不安定や抜け毛予防にも良いようです。

「海のミルク」として知られている牡蠣には、たんぱく質、ビタミンB1、ビタミンB2、

タウリン、カルシウム、鉄、亜鉛などのミネラルが豊富です。

タウリン含有量が食品のトップクラスであり、疲労の原因である乳酸が

増加するのを防ぐ働きがあります。

タウリンを日頃から充分に摂取することにより、 疲れにくいカラダになり、

疲労回復にも素早く適応してくれます。

しかも血圧を正常に保持し、血中のコレステロール値を下げる働きも期待できる

頼もしい食材です。


京漬物すぐきのタルタルで牡蠣フライ



大葉香る牡蠣の天ぷら


牡蠣とほうれん草の旨みカレー



旨みたっぷり!牡蠣どんぶり



牡蠣と下仁田ねぎのかき揚げそば



ポルチーニ香る 牡蠣とキノコのクリームパスタ


冬の王道【鰤】には、

良質なたんぱく質をはじめビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンD、ビタミンEに

脂肪不飽和脂肪酸のEPA(エイコサペンタエン酸)やDHA(ドコサヘキサエン酸)が

秋刀魚や鯖以上にたっぷり含まれ、生活習慣病に有効とされています。

しかも赤黒い血合いの部分には多くの栄養素が集中され、

特に動脈硬化や肝機能強化に効果があるタウリンが

ふつうの肉部分より3倍豊富。
疲労回復、高血圧予防、動脈硬化予防、貧血予防、老化予防、眼精疲労緩和、

肝機能強化、骨粗鬆症予防、血栓防止、脳機能の維持改善などに有効とされています。


旨みたっぷり鰤大根


鰤・牡蠣と茄子ぬか古漬けの粕汁



鰤と牡蠣の根野菜粕汁



鰤しゃぶ


鰤の照り焼き



鰤の塩麹焼き


全国でフグの消費量 約60%の日本一なのが、 天下の台所・大阪府。

高級魚のフグ鍋(ふぐちり)はてっちりと呼ばれ、 大阪では親しみある冬のごちそうです。

冬のごちそう鍋 “てっちり”



牛肉はたんぱく質、脂質、ビタミンB群、鉄など栄養価の高い食材。

カラダの老廃物を排出し、代謝を高め ストレスや疲労の回復に効果があります。

牛肉の動物性たんぱく質は、20種類のアミノ酸のうち

体内で形成することのできない、食物から摂取しなければならない

必須アミノ酸と言われる9種類がバランスよく含まれ、免疫機能を高めてくれます。

必須アミノ酸とはトリプトファン  リジン  メチオニン  フェニルアラニン  トレオニン

バリン  ロイシン  イソロイシン  ヒスチジン 

1種類でも不足すれば、カラダの成長や健康などに影響を及ぼし

栄養障害が起こるとされています。
コレステロールが高いので、食べ過ぎは禁物ですが、

たっぷり野菜と一緒に、適量を摂取することが大切です。

サーロインステーキ


ふわとろの“かつ丼”



彩りヘルシーな焼きとり


冬だけではなく、年中食する煮物。

一般的に葉野菜はカラダを冷やし、

根野菜や天日干しされた乾物はカラダを温め性質があります。 

こんにゃくも含めカラダを冷やす性質がありますが、加熱することにより温める食材に変わります。               

和食煮物 煮しめ


きんぴら料理で、たっぷり食物繊維


切り干し大根の煮物




のどにやさしい蓮根まんじゅう


白味噌仕立てのクリームシチュー


簡単!ごろごろ具材の野菜スープ



冬に人気のあったか汁物 “豚汁”と“けんちん汁”

似ているようで、まったく別物である汁物です。

それは豚汁が味噌汁に対して、けんちん汁はだし昆布と干し椎茸から取った汁物。

それに加え、けんちん汁は精進料理というべき動物性を使わずに調理したものです。

豚汁


けんちん汁



生姜のとろみスープ



酵素が豊富に含まれている食材 特に生野菜や果物は、
基礎代謝を高め、 風邪など病気にならないカラダづくりができ、
疲労回復・便秘改善・ダイエットなどの効果が期待できます。
酵素は60℃以上の熱が加わると死滅してしまいますが、
48℃~50℃前後であればすべての酵素がなくなるわけでもなく
冷え症や低温体質の方には、温かくして飲むべきものです。

冬のデトックススムージー





のどに良い れんこんジュース



ニラと桜えびの、うまみ煮豆腐



山椒の香り立つ 麻婆豆



京風 湯葉のあんかけうどん



とろ~りカレーうどん


ふっくら~!きつねうどん♪


ウイスキーはカラダを冷やすアルコール飲料ですが、

ウイスキーをベースに、レモンやオレンジなどのビタミンC豊富な柑橘と

ハチミツや砂糖で温めつくった

スコットランド伝統のドリンク ホットトディーは、風邪の特効薬です。

本場ドイツやベルギーでは、寒い冬に一般的に飲まれているホットビール。

カラダを冷やすビールも、温めることによりカラダ温まるビールとなり、

血流を促し、カラダに栄養分(ビタミン ミネラル)を浸透させるため

冷えを改善させ、風邪や冷え性対策に効果があるようです。


イギリスでは、日本でもお馴染みのホットレモネードだとか・・・



日本では、伝統ある甘酒や葛湯などが風邪の予防や改善に良いホットドリンクです^^

酒粕で生姜甘酒

風邪かな?っと思ったら、葛湯



簡単ぜんざい



冬の果物の王道 温州みかんは温暖地域の愛媛や和歌山などで栽培されているため

カラダを冷やす果物とされています。

しかし温州みかんは、一般的に自然で育まれた食品の色が濃いければ、

濃いほどコクや旨みがあり、活性酸素を除去させ ガン予防の効果に有効とされ

みかん2個で必要なビタミンCの1日分が補え、 風邪の予防や対策には手軽に

食べられるいい果物です。 白いスジの部分にはヘスペリジンが豊富に含まれて

そのヘスペリジンには アトピー性皮膚炎などアレルギー症状に効果があるとともに

血圧上昇抑制、血液中の中性脂肪の分解 毛細血管の強化などにも有効とされています。





柿色のみかん!?は香川県産の「金時紅みかん」


昔から風邪の妙薬として知られている金柑の外皮には、

有効成分が多く含有されていて、丸ごと5~6個食べれば

1日に必要なビタミンCが摂取でき、また ビタミンCの働きをサポートする

ヘスペリジン(ビタミンP)も含有しています。

金柑で風邪知らず!




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