だんだんと春がちかくまで来ているようですが、
まだまだ油断大敵、風邪の季節。
冬の旬食材である 鰤と牡蠣に、大根 にんじんは
栄養価も美味しさも、今がいちばん!
今日は、代謝と免疫力を高める食材を中心に
シャキシャキっと歯応えある根野菜も使って
鰤と牡蠣の根野菜粕汁を作りました。
酒粕に豊富に含まれるレジスタントプロテインと食物繊維などの栄養素には
「体脂肪低減作用」 「腸内環境改善作用」 「整腸作用」 などの
カラダにやさしい効果をもたらしてくれます。
【材料(3~4人分)と下準備】
厚揚げ(2個) 里芋(2個) にんじん(1本) 大根(1/4本) ごぼう(2本)
れんこん(6cm程度) 板こんにゃく(1/2丁)
鰤(あらを含め300g) 牡蠣(9~12粒) 酒粕(250g)
だし昆布(10g) だし鰹(10g) 水(1,000ml)
鰤は粗塩をふりかけて蔵庫で2時間以上寝かせ、
その後、熱湯をかけて水で引き締め 臭みを取っておきます。
牡蠣は塩揉みしてから水で汚れやぬめりを取り洗い流し、水気を切ります。
■大根は7~8cmほどの短冊切りをして 鍋にお米を入れたパックと一緒に茹でて
アクや臭みを取り、味が染み込みやすくさせます。
■板こんにゃくは薄切りにして、5~6cmほど短冊切りします。
塩もみをしてから軽く茹でます。
■里芋は泥を水で洗い流し、皮を剥き4つ割りに切って塩茹でします。
■ごぼうは笹がきにして下茹でします。
■れんこんは皮を剥き、5mmほどの厚さに切り、食べやすい大きさに切り 酢水に漬けます。
■にんじんは皮を剥き、細めの5~6cmほどの短冊切りします。
■厚揚げは食べやすい大きさに切ります。
発酵食品 酒粕には 活性ペプチド類やビタミン類、ミネラル類、植物繊維が豊富に含まれ、
なかでも注目すべき成分は
体内で形成できない必須アミノ酸がすべて含有されているところ。
悪玉コレステロールを低下させ、肥満抑制作用などダイエット効果が確認されています。
【作り方】
①水1,000mlを入れた鍋に、だし昆布(約10g)を加え30分以上そのままに、
中火にして沸騰直前にだし昆布を取ります。
②だし鰹(約10g)を加え、3分ほど煮立て取り出します。
③②の昆布と鰹の合せだし汁に 鰤のあらを入れ煮立ったら
④牡蠣以外の食材、厚揚げ 里芋 にんじん 大根
ごぼう れんこん こんにゃくを加え、沸騰させます。
⑤沸騰後は、アクを取ってから酒粕を溶かし
⑥鰤の切り身を加え、崩れない程度に馴染ませ
⑦最後に牡蠣を加え、火が通ったら小さくならないうちに火を止めて、出来上がりです。
お椀に盛り付け、お好みに応じて
山椒の粉や七味などをふりかけると風味よく頂けます^^
旨みたっぷりのだしの効いたコクのある粕汁。
鰤の脂こそ、動脈硬化予防をはじめコレステロール値や中性脂肪値を下げ、
心臓病、がん、脳溢血・脳卒中、糖尿病、高血圧など 生活習慣病に
良い効果をもたらす不飽和脂肪酸(オメガ3)が豊富に含まれています。
心身ともに、ぽっかぽかに温まり、代謝アップの免疫力アップの粕汁です。
▶▶酒粕鍋
▶▶鰤の塩麹焼き
▶▶鰤の粕汁
▶▶酒粕鍋
▶▶石狩鍋
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