うどん好きで、めったに“そば”を食べることがなく
1年でも、真夏のざるそばに、年越しそばぐらいです・・・
昨年の年越しそばとして食した“かきそば”
旬の牡蠣に、下仁田ねぎ、かき揚げが入り
牡蠣の旨みで活かせた温かいそばです。
また食べたくなり、つくった
昨年の年越しそば(かきそば)とは、材料と作り方が違っているかと思います。
【材料(3人分)】
生そば(3袋) 牡蠣(30粒程度) 下仁田ねぎ(1束)
かき揚げ・・・小海老(50g) たまねぎ(1/2個) ごぼう(10cm程度) 天ぷら粉(50g) 水(50ml)
そばだし(1,500ml程度)
牡蠣は塩で揉み洗いし、下仁田ねぎはよく洗い斜め切りします。
群馬県下仁田町の特産品 下仁田ねぎ(しもにたねぎ)は、
江戸時代に殿様に献上されていたことから地元では殿様ねぎとも言われているようです。
一般的なねぎとは違って、生だと辛く、加熱すれば甘みが増し、
やわらかく、なめらかなとろ~りとした舌触りと食感が特徴の煮物に適している太いねぎです。
■かき揚げ
①たまねぎはくし切りに、小海老は頭を取り殻は剥かずによく洗います。
ごぼうは皮をこそぎ、ささがきにして水に浸します。
②ボウルに天ぷら粉を入れ、3つの食材を加え絡ませ 水を少しずつ加えながら
よくかき混ぜ、3等分に分けて生地をつくります。
③お玉やあみなどで生地をすくい、170~180℃の油に入れ固まってきたら
【そばの茹で方】
できれば1袋ずつ茹でるのが理想で、そばを泳がすように2分ほど茹でますが
硬さを確認しながら茹でるのがいいと思います。
①深鍋で2ℓ以上の水を沸騰させ、生そばを入れ箸を鍋の底に付けて
そばを泳がすように、ほぐしながら沸騰させます。
②50mlほどの差し水を加え、再度沸騰させます。
③茹であがったそばは、ザルに受けぬめりが取れるまで流水で冷やします。
【食材の茹で方】
①沸騰させたそばだし(1,500ml)に、深型あみで受けた牡蠣を入れ火が通るまで煮たら
皿などの器に一旦移します。
*牡蠣をそのまま、そばだしに加えてもいいですが 小さくなるため深型あみで受けています。
【盛り付け】
①どんぶりに茹でたそばを入れ、お玉で下仁田ねぎとそばだしを加えます。
③牡蠣が隠れないようにかき揚げをのせて出来上がりです。
牡蠣は亜鉛が豊富に含まれいる食品として知られています。
亜鉛は鉄・ヨウ素などと同様、人間にとって欠かすことのできない
微量無機質に分類されるミネラルです。
味覚だけでなく臭覚障害、情緒不安定や抜け毛予防にも有効とされ、
ビタミンCとともにコラーゲンを合成する働きがあります。
5~8月は産卵期にあたるため、店頭でも販売されておらず、食中毒の危険性があるからです。
産卵を終え、安心 安全に美味しく食べられる9月~4月には、
フライ 鍋物 お好み焼きなどで、牡蠣をたっぷり食べたいものです。
牡蠣の旨みが、まるまる味わえるそばです。
コシのあるしなやかなそばは、とろ~りとした下仁田ねぎと絡まり
舌触りよく、よりおいしい風邪予防にも有効なあったか おそばです^^
▶▶牡蠣豆腐の味噌汁
▶▶牡蠣茶漬け