【追記】女性を物として扱う文化～満州で●接待を強制された女性たち

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ポプラさんのブログで、知りました。

『「敗戦直後、旧満州（中国東北部）で開拓団を襲撃から守るため、旧ソ連兵に「性接待」』を強いられた日本人女性がいたことを。

◆ソ連兵「接待」証言99歳死去、佐藤ハルエさん
https://ameblo.jp/popular2/entry-12837775658.html

当時、「（開拓）団幹部に頼まれて」、「性接待を強いられた」女性がいたということ。

そして、
帰国後、故郷では「いづらくなった」というのだから、人々から「性接待」を行ったことを中傷されたのだろう、ということ。

「性接待」の道具という、女性をモノとして扱う文化が、
いまなお、日本では生きている、ということ。

そのくせ、

「性接待」の道具にさせられた女性や若者、子どもへの、

誹謗中傷が絶えないこと。

酷い。

なお、ポプラさんは、この件を、

文春を訴えたＭ氏の件と絡めて書いてらっしゃいますが、

もちろんポプラさんは、

『最近の文春は売上さえ伸びればいいとばかりに、ジャーナリズムの倫理観もへったくれも無いいい加減な記事を平気で乱発しているように見えるので、この件も疑いの目を持って見ている人はいるだろう。

なので、これが裁判で覆された場合は、もちろん彼は批判の対象ではない。』

と書いてらっしゃいます。

日本のメディアの人権意識が、

人権蹂躙が日常化していた太平洋戦争中の日本と同じレベルってことよね。

女性を、
自分たちの利益のための道具にして良いと考える人々。

道具にされた女性を、さらに誹謗中傷する人々。

若いアスリートを、
嘘八百でイメージダウンさせ、カネ儲けの道具にして良いと考えるメディア。

道具にされたアスリートを
誹謗中傷されるがままにしておき、
結果的に、その誹謗中傷を増長させる日本のメディアたち。

文春の記者も、

その記事が人権蹂躙という犯罪を犯していることを指摘せずスルーを決め込むメディアも、

そんなメディアがフツーに存在していられる日本の人権意識は、

戦前戦中と変わらない。

そんな日本だから、

結弦くんは、「人権を奪い取って構わない人」かのように扱われてるのかと、

絶望的な気持ちになっています。

追記：

「女性を物として扱う文化がまだまだ残っている日本」を感じることは、いまでも沢山・・・と考えてて、ふと、思いました。

恐らくは、
性加害を受けた元ジャニーズの男性たちを叩く人も、
性被害を受けた女性を叩く人も、
そして羽生結弦選手を叩く人も、
根っこは同じような気がします。

「おとなしく男のオモチャになってればいいものを、文句を言うなど、生意気だ！」と。

羽生結弦選手の場合は、並みの女性よりも美しい容姿をしているにも関わらず、”並みの男”では敵わない実績や成果を出しているところがカチンと来るのかもな？とも。

「女みたいな（美しさを生まれ持った）ヤツは、（女のように）金儲けの道具に甘んじるべきなのに、男たちが築いた権力構造に従属するどころか、自分勝手に興行を成功させた。なんて生意気なヤツだ、許せない！」と。

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