おはようございます
そろそろ夏休みが終わりに近づいてきて、
りくのら子たちは登校日で学校に行ってきたようです。
山盛り出ている夏休みの課題の中に、登校日に提出しなければならない分があったみたいです。
夏休みがもうすぐ終わるという今頃に登校日があるのは、
子どもたちにもうすぐ学校始まるぞ、朝起きて、夜に寝る通常の生活リズムに戻しなさいよ、
と喝を入れるためでしょうか。
宿題を提出して、それだけでおしまいで、すぐに帰ってきてました。
りくのら朝学習 No.95 くりかえしの言葉 です。
同じ文字がふたつの言葉をできるだけたくさん書いてみよう。
あいうえお をアタマから順番に調べていけば、たくさん見つかると思います。
たくさんあるはずですが、ああ、いい、うう、ええ、とやっていった時に、
その言葉を知っているかどうかでどれだけ見つかるかが決まりますね。
いい だったら 唯々諾々 の 唯々 がありますが、この言葉を小学生が知っていたらすごいぞ
ひとの脳みそには指向性があって、気に入っているものや気になる対象がひとによってちがいます。
自分の脳みそがどんなものに対して敏感に反応するかわかっていくと、図書館で本を選んだり、遊びに行く場所を決めたり、どんな進路を選ぶのか、どんな職業に就いたら能力が発揮しやすいのかがなんとなくわかってきます。
幼稚園や小学生くらいの頃から、脳みそが得意の傾向は少しずつ、いやむしろ大いに表れてくると思います。
りくのら朝学習にはできるだけ色んな分野の内容を突っ込んでみようとしています。
楽しくできて、プリントの書き込み余白がなくなってもどんどん続きが考えてみたくなるプリントがあったら、
そういう分野のことが好きで得意なサインかもです。
りくのらの脳みそは 言葉 に強く惹かれる傾向がある、と半世紀生きてきて段々わかってきました。
言葉 の語源や、使われ方や、言い換えや、言い間違えに興味があっていつも考えます。
だからバカリズムのお笑いはすっごくおもしろいです。
反対もあって、りくのらの脳みそは 数字 は見ないことにすると決めているようです。
書かれている数字や、耳で聞いた数字は、覚えておかなくちゃ、この数の意味を考えなくちゃ、と意識的に脳みそに命令しない限りはスルーします。
文章の中に出てくる年代とか金額とか日付とかです。
だけど数字が書いてあるものを順番に並べることにはヨロコビを覚えます。
りくのらとは反対に、数字や数式がビカ~っと際立って見える人もいるようです ( りくのら夫 )。
いったん聴いたメロディーや、機械や物が立てる音をすぐに吸収して、時間が経ってからでも再現できる人もいます ( りくのら太 )
りくのら娘はたぶんりくのらと似ていますが、たぶんもうちょっと精密で、読んだ文章を悉く暗記しているように見えますが、本人は 「 覚えているものしか覚えていない 」 と言っています。
小学校や中学校のうちは、子どもたちひとりひとりの頭蓋骨の中に入っている脳みそが、どんなことに反応しやすくて、どんなことなら飽きずに続けられて、どんなことは引っかからずに通り過ぎてしまい勝ちなのかを見極める時間だと思います。
だから全部の教科をできるだけまんべんなくやりますね。
中学校くらいになると得意不得意の学科がでてくるものですが、それは脳みその指向傾向が定まってくるからだと思います。
単純に英単語の暗記をサボっているから英語が苦手、計算ドリルをやってこないから数学の点が低い、ということじゃなくって、そもそもやる気になって取り組めない対象なのかもなと思います。
高校生になって選択科目を選んだり、進路によってコースを選んだりすることは、現実的には進路を選ぶためだけど、人生的には自分の脳みその適性に合った学習科目を選んでいくことなんですね。
自分が高校生の頃 ( 何世紀も昔のこと ) にはそんなことは考えていなかったけど、図書館の勉強をする進路を選んだのは我ながら我が脳みそのことがよくわかってたなあと思います。
....... りくのら朝学習プリント
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今までのりくのら朝学習プリントをダウンロードできます。
No.50 息の音をきいてみよう ( 通勤電車で行楽気分 )
No.51 四色問題 ( 今年もいのししはウロウロしてるのか? )
No.54 かっこいい字をかこう ( ちびっ子の姪っ子 )
No.60 いくつあるといいの? ( タコスの衝撃 )
No.61 記号を考えよう ( H ってヘリコプター? )
No.62 夢を思い出す ( 鉄錆色がかった血の色だってさ )
No.63 いくらぐらい? ( まちがえたって大丈夫だよ! )
No.64 はんこの文字 ( 鏡文字でもほめてくれた先生 )
No.65 なにで包みますか? ( ぼえむはいいからさあ )
No.68 はかる道具 ( はかれないものも考えよう )
No.69 筆記体に挑戦 ( 実はあんまり使われてない? )
No.70 間取りを書こう ( 不動産広告っておもしろいですね )
No.71 行きたい所 ( あなた降る夢の奥さんが素敵 )
No.73 恐ろしい妖怪 (宇宙最強にしてやることはそれ? )
No.76 どんなものを入れる? ( 本棚の上の桐箱の中には)
No.77 気持ちを想像する ( 黙って見ていてあげる能力 )
No.78 星座の記号 ( 日本人は占いが好き? )
No.79 早口言葉 ( 彼女が海岸で掘ったのは )
No.80 今までで一番 ( 忘れられないもぎたてライチ )
No.82 あなたが知っている… ( おかんアートができたわけ )
No.85 ふたをしめる ( マヨネーズのふたは二段式 )
No.86 本の綴じ方 ( 教科書の向きが揃いません )
No.88 ふえていくしりとり ( 先生、それ前からあるやつ )
No.91 粉と豆はすごい (焼きたてスコーンが食べたい )
No.92 おとこ、おんな、そのた ( いちばんえらいめんどりは )
No.94 鳴らしてみたい楽器 ( トロンボーンには短すぎ )
No.95 くりかえしの言葉 ( 自分の脳みその好みを知ろう )