穴と橋とあれやらこれやら -32ページ目

穴と橋とあれやらこれやら

初めまして。ヤフーブログ出身、隧道や橋といった土木構造物などを訪ねた記録を、時系列無視で記事にしています。古い情報にご注意を。その他、雑多なネタを展開中。

す2019年4月27日、平成最後の遊撃@紀伊半島の初日。この日のネタで記事にしているのは、貴婦人ゆめさきとんねるゆめみるとんねる九度山町道44号線河合隧道下筒香の廃管橋昭和のスリー・シックスティ旧・狼橋

今宵ご紹介するのはこの日の夕方に訪ねた、ほぼ最終物件。

 

 

いきなり、ドン。

年季の入ったコンクリート隧道であります。左側の擁壁、後から食い込んできたっぽい。

 

 

 

 

 

小さな扁額に刻まれたお名前は、

西川隧道。現在地こちら

 

地図をご覧いただくとわかるが、これは国道425号新西川トンネルの旧隧道にあたる。

 

 

 

 

 

それなりに長い洞内。

年季の入ったコンクリ隧道のこの風合いも、実に嫌いではない。まあ、もはやなんでもいいのかも(笑)。

 

ちなみにQ地図様によれば、1959(昭和34)年完成、延長125mとのこと。もうちょい長そうに見えるな。

 

 

 

 

 

振り返りの、鉄板の構図。

左右に横切っているのは、奈良/和歌山県道735号龍神十津川線。右(龍神方面)に100mほど行くと柳本橋という吊り橋があるんだが、それはまた別の機会に。

 

 

 

 

 

では、車でバビューンと抜ける。

素掘り部分はなく、オールコンクリ。

 

 

 

 

 

抜けて正対…するとこんな感じ。

上の写真でもわかるが、最後クッと曲がってるのだった。

 

 

 

 

 

もうちょい近づいてみると、

このとおり~。

 

 

 

 

 

ちょい曲がりの、鉄板の構図。

向こうの広い駐車場は「昴の郷」という温泉保養施設のもので、ホテル昴はなかなか人気のようだ。

 

 

この広い駐車場の隅には公衆トイレが設置され、ちょっとした休憩スペースとして開放して下さっているので、この夜はここで車中泊させてもらった。

 

今知ったけど、昴の郷の一画には野猿があったのね。まあ観光用ではあるけど、ちょっと覗いてもよかったな。

 

 

 

以上。

 

 

2012年2月18日、神奈川県中部~北部徘徊。この日のネタで記事にしてるのは、最初に訪れた天神森隧道山神隧道清川村の未成村道奥野隧道若柳トンネル三井大橋&三井そよかぜ橋。今宵のネタは、奥野隧道の前に訪ねた物件。

 

 

 

いきなり、ドン。

側道橋を備えた、古めかしい高欄の橋。現在地こちら

 

親柱情報は限られてるので先に書くが、お名前は道場橋、1936(昭和11)年完成だそう。

 

 

 

 

 

側道橋を備えていて、

こちらは1957(昭和32)年完成ということで、これまたなかなかの古参。失礼ながら都市部でないこの場所でなんでこんな早く設置されたんだろう。

 

 

 

 

 

車道橋よりも立派な銘板。

車道橋のほうは河川名の「串川」。確かこの情報しか得られなかったと思う。

 

 

 

 

 

下流側の高欄。

アーチ型を連ねた、好きなタイプのやつだ。

 

 

 

 

 

渡って正対。

右側(上流側)の高欄は手前側が残念改修されてるが、それもまあまあ前なようで、健気だなあ…と思える程度に年季が入っていた。

 

本記事を書いてる時点での最新のストビュー(2024年4月)で見る限り、全然変わらない姿で頑張ってるようだ。もちろん修繕はされてるんだろうが。いいね~。

 

 

 

 

 

もちろん、こちらもね。

そういえば雪積もってるなあ。この日は神奈川なのに積雪があってドン引きしたっけ。

 

 

 

以上。

 

 

 

2018年1月3日に敢行した、年頭奈良遊撃。この日のネタで記事にしているのは、奈良県道28号日の森峠不通区間探索伐田橋(仮)島谷管理橋

 

今宵ご紹介するのは、お昼ごろにたまたま通りすがって知った物件。そのファーストコンタクト写真はあえて最後に。

 

 

まずはこれ。

現在地はこちら。村道から日裏川に架かる人道橋を渡り、対岸へ。

 

 

 

 

 

橋の名は、

白髭橋。

 

 

 

 

 

その名のとおり、対岸にあった朱塗りの鳥居には、

「白髭大神」の扁額が。

 

 

 

 

 

いろんなものが主張してくるのだが、まずは気になるのが、

「紀功碑」と刻まれたこの石碑。青っぽい石が特徴的だ。

 

 

 

 

 

大きめの画像でどうぞ。

めんどくさいので、碑文は各自でお読みいただいて(久々

 

冒頭に「吉野水電株式会社」という名称とか、最後の方には「大正十一年」なんて年号も見えたので、これはいにしえの水力発電所にまつわるものだと思った。

 

 

 

 

 

なぜに水力発電所とすぐわかったかといえば、

一発でわかるでしょ~同業者なら、これ見りゃあ。まあファーストコンタクトでわかったから来たわけだが。

 

ただしこの真新しい建屋と水圧鉄管を見るに、ごく近年に再建されたもののようで。建屋は吉野杉を使ってるのかな?

 

 

 

 

 

建屋には立派な扁額(っていうのかなこういうのも)があり、「つくばね発電所」と。

三が日だったからちゃんとしめ飾りも。こういうのいいな。

 

調べてみるともともとこの「筑波峯発電所」は、1914(大正3)年に完成してから1963(昭和38)年までおよそ50年間稼働していた水力発電所で、その跡地に新たに小水力発電所を建設、2017年7月から発電を開始…したものらしい。つまりわたくしの訪問のタイミングは、発電開始から半年ほどしか経ってない頃だったわけだ。

 

もとより、この現代において発電所を再建する第一義的な目的は、発電そのものではない。では何のために?このあたり、東吉野村水力発電株式会社のホームページ及び各リンクを参照いただきたい。

 

たまたまわたくしこの少し前に「小水力発電」というものを知り、「へ~そんな揺り戻し的なムーブメントがあるんだ~」と思っていたタイミングだったので、ファーストコンタクトでピンと来たのだった。

 

 

 

 

 

真新しい水圧鉄管…って、

もはや鉄管じゃないな。ポリエチレン?のパイプか。

 

 

 

 

 

かつての鉄管路を踏襲したのだろうが、

おや?これは?まぎれもなくかつての鉄管の遺構だ。

 

 

 

 

 

たわむれに覗いた、鉄管内部。

うーん、リベット萌え~。やっぱポリ管よりこっちがいいな。

 

 

 

 

 

で、そう、実はこうなってたのだ。

つまりこれは、旧管路のサドルだ。

 

 

 

 

 

三枚上の写真で管路が曲がってるところ、

実はかつての管路はこうしてストレートに下まで降りていた、その遺構が残っていた。アツイな。

 

 

 

 

 

で、その旧管路は、

ここで建屋に接続されていたようだ。

 

 

 

 

 

そう、これがもとの発電所建屋で、

引いて見るとこんな感じになっていた。

 

こちらは現在は、東吉野キャンプ場の施設となっているようだった。

 

 

 

 

 

最後に、ファーストコンタクトたる日裏川対岸の村道からの景を。

つくばね発電所全景。なんだかほんのりジオラマちっくで、なかなか素敵だと思いません?ちなみに白髭神社は、初代発電所建設と同時に創建されたものらしい。

 

 

最新のストビュー(2023年4月撮影)を見る限りでは、わたくしが今回ご紹介したエリアには問題なく立ち入れるようだ。この近辺には他にもステキ物件があるので、お近くへお越しの際はぜひ。

 

 

 

 

以上。

 

 

しかしこれまたテーマ分けに困る記事…。「ダム、堰堤、樋門、樋管、分水工など」に「発電所」もブチこんじまおうか…。

 

 

本日はハロウィン。拙ブログにおいてはこれにかこつけて音楽ネタをぶっこむ日になりつつあるが、今年はこれをやろう。人間椅子の”宇宙からの色”。

 

キリスト教には何の関係もないが、ハロウィンが本来持っているある種の「怖さ」の点で、かねてからお気に入りであるこの曲をご紹介しようと。

 

 

相変わらず実のあるレビューはできないのでアレなんだが、いや~、よくもまあこんなに「気持ち悪くもカッコいい」楽曲が作れるもんだなあ。トリオという最少編成ながら、鍛え抜かれたアスリートの肉体のような強靭な演奏がたまりませんわ。ヘヴィメタル、ハードロック好きならば深々と刺さると思うんだが、どうでしょ?

 

そしてもしお気づきの方がおられたら嬉しいが、タイトルはH.P.ラブクラフトの傑作怪奇小説から採られている。歌詞を読むとあんまり作品の内容とはリンクしてなさそうではあるが、「カイパーベルト」「フォトンベルト」「ワームホール」「オールトの雲」「ダークマター」などなど、ニヤニヤするワードがてんこ盛り。和嶋氏の「ムー好き」の一端の発露か。

 

 

とにかくこの曲は一時期聴きまくって、今も最低週イチでは聴いてると思う。次はいよいよ「無情のスキャット」かな。

 

 

今宵はめっちゃ脱力系な一発ネタを。

 

 

スマホにバンバン入ってくる迷惑メール。たまってきたら一括削除してるんだが、こないだ削除するときになんか面白いの来てないかな~?とパラパラ見てたら…ありましたよ、ちょっと見慣れない方からの。

 

これがケッサクでしたね~。

 

 

あえて何も書きませんので、心行くまで反芻していただきたいです。つうか、いろいろ豪快過ぎんかこれ。イヤッフォー!

 

 

 

ちなみにわたくしのメアドが出ちゃっているが、これは情報提供お願いします、とプロフィール内にも載せてるものなので、無問題。