本日はハロウィン。拙ブログにおいてはこれにかこつけて音楽ネタをぶっこむ日になりつつあるが、今年はこれをやろう。人間椅子の”宇宙からの色”。
キリスト教には何の関係もないが、ハロウィンが本来持っているある種の「怖さ」の点で、かねてからお気に入りであるこの曲をご紹介しようと。
相変わらず実のあるレビューはできないのでアレなんだが、いや~、よくもまあこんなに「気持ち悪くもカッコいい」楽曲が作れるもんだなあ。トリオという最少編成ながら、鍛え抜かれたアスリートの肉体のような強靭な演奏がたまりませんわ。ヘヴィメタル、ハードロック好きならば深々と刺さると思うんだが、どうでしょ?
そしてもしお気づきの方がおられたら嬉しいが、タイトルはH.P.ラブクラフトの傑作怪奇小説から採られている。歌詞を読むとあんまり作品の内容とはリンクしてなさそうではあるが、「カイパーベルト」「フォトンベルト」「ワームホール」「オールトの雲」「ダークマター」などなど、ニヤニヤするワードがてんこ盛り。和嶋氏の「ムー好き」の一端の発露か。
とにかくこの曲は一時期聴きまくって、今も最低週イチでは聴いてると思う。次はいよいよ「無情のスキャット」かな。