うちのレストランには、僕より20歳以上も年下のマネージャーの女の子が居ます。
見てて、面白いです。
職人の価値とか、まるでわからないで、自分ほどの才能のあるマネージャーは居ない、
と、自惚(うぬぼ)れているのです。
僕は、はっきり行って、彼女は、うちらの金を盗んでるだけだ、と思っています。
ちょっと、ポーランド人特有の、パラノイアの気(け)があります。
ちょっと、僕の視線が行くと、もう、僕が、彼女の体を見てると思って、憤慨してます。
自信過剰で、傲慢な女って、男もそうですが、嫌(いや)です。
ひよっこの癖に、そんなに天狗になる必要は、ないだろうと、思います。
ちなみに、彼女は、右翼なみの国粋主義者です。
ですから、当然、人種差別主義者です。
もちろん、同僚がサボりに行って、僕が一人で寿司を作って居ても、何も言いません。
寄生虫だと、思います。
まあ、ポーランドの女は、みんな、そうです。
有色人種の視線が、何かの間違えで、自分に当たると、もう、自分に欲情してると思って、
憤慨します。だから、ポーランド人の女が、有色人種の男性とすれ違う時は、下を向いて
目を合わせないようにして、息を殺して、相手の気が、自分に入らないようにと、必死に
身を固めます。
ポーランド人の女とは、皆、人種差別主義者です。男もそうです。
子供から、大人から、老人に至るまで、みんなそうです。
ポーランド人は、すべて、人種差別主義者です。
鬼武彦 拝
懐メロ歌謡曲 105 鶴田 浩二