国立市にあるアトリエ ルーチェ クラッシカのデザイナー・光田みどりです。

 

あまりの強い陽射しに20年ぶりに日傘を買いそのUV効果に驚いていたのに、今まで持ち歩く習慣がなかったのでついつい忘れて出かけ、ジリジリしたお日様に照らされることもしばしばの日々です(笑)

 

 

 

お客様のオーダーと並行して進めている着物リメイク。

 

今日は古い古い着物地と着物を

 

○洗い→○すすぎ→○色止め(匂い消し)→○すすぎ→○乾かす→○アイロンの工程を繰り返しました。

 

 

大正ロマンを思わせるレトロな柄の着物地は、いつまで見ていても飽きないくらい魅力的です。

 

 

ドレス生地も着物地も素材の持ち味と向き合う時、布の性質が手から伝わってくるものがあります。

 

着物地は色落ちは激しいことがありますが、素材そのものが素直で純粋さを感じる時は何度ゆすいで色落ちが止まらなくても心が折れず作業を続けられます。

 

良い素材は手に取った時やハサミを入れる時、縫うときに嬉しくて心が通じ合えている気がするからです。

 

逆に化学繊維や混紡素材は、どんなに心を込めても相手(布)に響いている実感がなく同じ工程なのに心が空回りしてしまう....そんな気持ちになります。

 

 

私たち日本人の祖先が大切にしてきた衣類は、とても素材を大切にして作られていたことが伝わってきて感動します。だからこそ時間や手間をかけてでもチャレンジする価値があると思わせてくれます。

 

 

色落ちしやすい着物地は、綺麗に洗ったあとにお酢の力を借りて色止めを行います。

 

古い着物の匂いも消して繊維まで柔らかくしてくれるお酢は何て万能(驚きの調味料)なのでしょう!!

 

色落ち予防のため、色止めのあと20回から40回くらいずつすすぎました。

 

風とお日様に当て、完全に乾く前にスチームアイロンを2回かけ、さらにドライアイロンを1回当てて完成です。

 

1反が約12mの長さですから、真夏の長距離アイロン(笑)やりきりました。

 

 
納得するまで妥協せずに作業を重ねてしまうのは、ウエディングドレスを長年作っているため丁寧にやることが当たり前になっているから(笑) 
 
その工程の一つ一つが最後に着る人を輝かせるためになることを今までの経験を通じて実感しているためです。

 

完成までの道のりはまだまだですが、ものづくりの嬉しさを大切に、たくさんの方々への感謝とともに進んでまいります。

 

今日も一日お疲れ様でした!!

 

 

 

ブログを読んでくださってありがとうございました。

 

 

「クリスチャン・ディオール 夢のクチュリエ」展に感動して以前書いたブログ

 

◎胸に突き刺さる美しさの理由を探る

人の心を動かす・ディオール展の舞台裏

 

◎着物を忘れないでとのメッセージ

「ディオールの日本への想い」

 

◎この気づきからますます関心が高まった

「ディオールのクリエイションの源を探る

 

◎感動冷めきれずに再び考察

「ディオールの魅力について」

 

◎新緑の季節2度目のディオール展へ

再び「クリスチャン・ディオール、夢のクチュリエ展」へ

 

◎ふるさと青森が日本の美を表す素材に

「ディオールのドレスと青森ねぶたの融合」

 

◎白いドレスの魅力を探る

「ディオールのドレス分析・すずらんモチーフ」

 

◎2023年のはじめに観た

「クリスチャン・ディオール 夢のクチュリエ」展

  

 

 

 私たちのアトリエではウェディングドレスの制作の経験を活かし、着物リメイクをスタートしました。眠っている着物をとっておきの一着にしませんか。

 

 

 

人やものとの繋がりを大切にすることで未来と繋がる。

守られているような安心感や生きる力が湧いてくる。

本当に好きなもの、捨てたくないもの、長持ちするもの。

そんなものづくりを目指しています。

 

 ドレスは見せることよりも隠すことのほうが重要

 

着物リメイクの撮影を振り返って

 

付け下げドレスのデザインが決まるまで

 

赤と黒のケープドレスが生まれるまで

 

お日様のような小紋のハーフコートと長襦袢のブラウス

 

花嫁衣装の黒留袖・江戸褄(えどづま)をドレスに 

 

花嫁衣装の黒留袖と赤い長襦袢をケープドレスに

 

家紋入りのメンズ・パンツ

 

付け下げが、大人可愛いドレスに変身

 

パンク風のチェック柄パンツ

 

帯から生まれたビスチェドレス

 

家族を思う原点の言葉「忘れないでね、思い出してね

 

 想う気持ちを形に・・・着物リメイクを始めるきっかけになったこと

 

和とフレンチの融合・・・大島紬をドレスワンピースに

 

目に見えない力を感じた着物リメイク・・・小紋と羽織りが引き寄せた偶然とパワー

 

ふりかえり・2022・・・駆け抜けた撮影までの道のりと自分の変化

 

思い出いろいろ・・・浴衣地をメンズシャツに

 

お守りのような存在・・・長襦袢をアロハシャツに

 

未来とツナガル・・・着物リメイク料金のご案内について

 

 

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私たちのアトリエでは

 

もっと楽しく

もっとステキに

 

をテーマに自分らしさにこだわり表現するフォトウェディングをご提供しています。

 

 

 

心豊かになるようなウェディングフォトを残して、この先の人生をさらに豊かに喜びあふれるものにしてみませんか。

 

お二人やご家族の皆様にとって心に残る最高のお写真をご提供しています。

 

 

フォトウェディングでご提供しているウェディングドレスは、厳選された素材とこだわりのデザインのものをオートクチュール仕立てで仕上げた一点もの。

 

男性用の衣装は上質な日本製とイタリア製のウールをシンプルなデザインで老舗テーラード屋さんが仕立てた上質なロングタキシードです。

 

 

洗練されたヘアメイキャップアーティストによるヘアメイク、感性豊かなフラワーデザイナーによる生花のブーケなど、クオリティの高いお仕事をモットーにお客様の個性に合わせてご用意しています。

 

 

お手元にデータが残るだけではなく、撮影の当日も素敵な思い出に残るお時間になりますように、ドレス作りと同様心を込めて準備を重ねています。

 

 

 

ご縁のあるお客様との出会いを心から楽しみにスタッフ一同お待ちしています。

 

 

 

私たちのアトリエがテーマにしている

「100年経っても色褪せない結婚写真」

プランの詳細はこちらから

 

 

 

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