今日から私たちのアトリエの2023年の仕事が始まりました* 

 

嬉しい出会いがたくさんあった昨年。「心が通じ合う方との出会いは神様からの贈り物」とは森のイスキアの故・佐藤初女さんの言葉。

 

今年もご縁と出会いを大切にお客様の笑顔をより一層輝かせるお仕事に邁進して参ります。どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

国立市にあるアトリエ ルーチェ クラッシカのデザイナー・光田みどりです。

 

昨日観た「クリスチャン・ディオール 夢のクチュリエ」展があまりに素晴らしく心に響いたため、ディオールのドレスについて分析をしてみたいと思います。

 

 

清潔感あふれるオフホワイトのドレスは白いすずらんのコサージュが波型になって並んでいます。(1957年に制作されたもの)

 

パッと見た目には同じものが並んでいるだけのように見えますが、ウエストに近い上の部分には小さなお花、下にいくに従って少しずつお花が大きくなっているのがわかります。

 

この手法は、スカートのフリルの長さを決める時にも使われるもの。

 

全く一律にした場合、目の錯覚で不均等に見えてしまったりニュアンスが出ずに子供服のようなイメージになるのを避けるためのテクニックです。

 

元々繊細で可憐なすずらんですがスカートの裾にいくほど大きくすることで、音楽で言えばどんどん大きな音で弾くクレッシェンドのように強弱をつけることでドラマティックに見せ、お花を生き生きと見せる効果もあります。

 

また真っ直ぐに咲くすずらんを直線ではなく波型のカーブに描いたのも、スカートの流れるような曲線に自然に馴染むようにし、レースのスカラップ(縁取り)のようなイメージでドレスに溶け込ませるためではないでしょうか。

 

よく観察するとウエストに近い位置のすずらんの波型はゆるく、下に行くほどカーブが強くお花の大きさも強調され、シンプルなデザインの中にもすずらんの香りたつような存在感を表しているように見えます。

 

身頃(トップス)とスカートの境目を柔らかくするためのリボンもさりげなくチャームポイントになっていて、大人の女性の可愛らしを引き出す役目を果たしています。

 

 

両親がパリ万博で日本の芸術に触れたことから、幼い頃から日本文化への憧れを抱いていたというクリスチャン・ディオールですが、ガーデンやお花をこよなく愛したことでも有名です。

 

幼少期を過ごしたノルマンディーの家の緑豊かな庭園がクリエイションの源になっていることは、映画「ディオールと私」でも紹介されていました。

 

日本文化の素晴らしさは自然界の美しさを暮らしに取り込んだことと言われていますが、クリスチャン・ディオールの植物に耳を傾け愛する繊細な心が日本文化への憧れへと繋がったのでしょうか。

 

私たち日本人の感性や美意識が、クリスチャン・ディオールや先日のブログで書いた画家のクロード・モネのクリエイションに影響を与えていたなんて!!

 

 

ディオールの意思を受け継いだ後のデザイナーたちもその感性に大きな影響を受け数々の美しい作品を発表し続けていることにも尊敬の念を感じます。

 

今日も読んでくださってありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

私たちのアトリエでは2022年秋に着物リメイクをスタートしました。
眠っている着物をとっておきの一着にしませんか。

 

人やものとの繋がりを大切にすることで未来と繋がる。

守られているような安心感や生きる力が湧いてくる。

本当に好きなもの、捨てたくないもの、長持ちするもの。

そんなものづくりを目指しています。

 

 

 想う気持ちを形に・・・着物リメイクを始めるきっかけになったこと

 

和とフレンチの融合・・・大島紬をドレスワンピースに

 

目に見えない力を感じた着物リメイク・・・小紋と羽織りが引き寄せた偶然とパワー

 

ふりかえり・2022・・・駆け抜けた撮影までの道のりと自分の変化

 

思い出いろいろ・・・浴衣地をメンズシャツに

 

お守りのような存在・・・長襦袢をアロハシャツに

 

未来とツナガル・・・着物リメイク料金のご案内について

 

 

ルーチェ クラッシカのサイト

 

メールでのお問い合わせ・お申し込みはこちらから

 

 

 

 

 

 

私たちのアトリエでは

 

もっと楽しく

もっとステキに

 

をテーマに自分らしさにこだわり表現するフォトウェディングをご提供しています。

 

Modelはお客様のKo様&Tomomi様

 

 

心豊かになるようなウェディングフォトを残して、この先の人生をさらに豊かに喜びあふれるものにしてみませんか。

 

 

お二人やご家族の皆様にとって心に残る最高のお写真をご提供しています。

 

 

 

フォトウェディングでご提供しているウェディングドレスは、厳選された素材とこだわりのデザインのものをオートクチュール仕立てで仕上げた一点もの。

 

 

男性用の衣装は上質な日本製とイタリア製のウールをシンプルなデザインで老舗テーラード屋さんが仕立てた上質なロングタキシードです。

 

 

洗練されたヘアメイキャップアーティストによるヘアメイク、感性豊かなフラワーデザイナーによる生花のブーケなど、クオリティの高いお仕事をモットーにお客様の個性に合わせてご用意しています。

 

 

お手元にデータが残るだけではなく、撮影の当日も素敵な思い出に残るお時間になりますように、ドレス作りと同様心を込めて準備を重ねています。

 

 

 

ご縁のあるお客様との出会いを心から楽しみにスタッフ一同お待ちしています。

 

 

 

 

私たちのアトリエがテーマにしている

「100年経っても色褪せない結婚写真」

プランの詳細はこちらから

 

 

 

アトリエフォトプランのお問合せ・お申込みについては

こちらのContactページからお願いします。

 

もしくはinfo@luce-jp.comまでメールにてお問合せください。

 

☎︎042-505-4344までお電話の受付も可能です。(水曜日は定休日・火曜日は不在の時間帯もあります)

 

 

★モデル撮影のメイキング動画をYouTubeにアップしました。ぜひご覧ください。

https://youtu.be/DeN8vqFnLjw

 

極上の美 トップアーティストによるヘアメイク

 

お客様のご感想1お客様のご感想2 をぜひご覧ください。

 

 

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ウェディングドレスへのこだわり

 

◎素敵・ウェディングフォトのために

ウェディングフォトの試着の重要性

 

 

◎自分なりのこだわりについて綴った

「セブンルール」ウェディングドレスのお仕事

 

 

◎立体裁断の師との出会い&エピソードを綴った

辛口☆先生

 

 

◎イヴ・サンローラン☆アトリエ時代のお仕事のこだわりを綴った

「ありきたり」にかける魔法

 

 

◎本当に良いデザインとは☆について綴った

シンプルであることの強み

 

 

◎ティファニーで朝食をのヘップバーンドレス

ジバンシィのドレスとへップバーンへの思い

 

 

◎ドラマ「逃げ恥」新垣結衣さんのドレス考察

スニーカーとウェディングドレスの相性

 

 

◎グィネス・パルトローの初主演作

映画「エマ」のエンパイアドレス

 

 

◎憧れのヘップバーンのウェディングドレスについて綴った

オードリー・ヘップバーンのウェディングドレス