オーダーメイドウェディングドレスのルーチェクラッシカ デザイナーの光田みどりです。


時代や国籍を超えて憧れる女性の代表といえばオードリー・ヘップバーン。


結婚式で花嫁に求められる
清純さ・透明感・柔らかさ
その中にも
凛とした真の強さを感じさせる美しさ。





表面的な美しさだけでなく、心の美しさも有名なヘップバーン。


数ある名言のなかからお気に入りのひとつ。


「美しい目をするには、他人のいいところを見ること。
美しい唇をするには、優しい言葉しか喋らないこと。
心のバランスを保つには、決して独りじゃないという意識で歩くこと」




そんな美しい心の持ち主であるオードリー・ヘップバーンが
25歳で俳優のメル・ファーラーと結婚式を挙げたのが1954年。
ウェディングドレスのデザインを担当したのはピエール・バルマン。

55cmとも言われている細いウエストラインを際立たせ
無駄な装飾を省いたシンプルなデザインのドレス
ふんだんに布を使用したスカートにサッシュベルトが印象的。


上質なシルク素材の透明感と軽やかさが、ヘップバーンの内面を表している。

肘までの長さのパフスリーブの大きな袖が幼稚に見えないのは
丸いふくらみが肩先にではなく、肘側の方にドロップしているから。


もしも肩先にふくらみを出した場合、昭和のアイドルのような
子供服のような可愛らしさになってしまう。


ドロップした袖は、アンティークドールが着ているような
シックな落ち着きのある味わいのある雰囲気になるのが特徴。


女性らしい曲線のパフスリーブも、その見え方次第で
野暮ったく見えるのか、洗練されたものになるかが分かれる
こだわりのポイント。


おそらく一番のデザインポイントは衿。
長くて細い首をコンプレックスに感じていた
ヘップバーンのためにスタンドカラーにしたことではないか。
衿先の丸いカットが、ヘップバーンらしくてチャーミング。




足元まで覆うフルレングスのスカート丈が一般的だが、足首が見えるミディ丈で軽やかに。


上半身は布で覆う部分が多いので、ヘアスタイルはショートヘアにして抜け感を。


そしてロングヘアに定番の花冠を、ショートヘアにコーディネートした意外性が
現代の花嫁たちのお手本に。






流行に左右されない美こそ
本物の美しさ。




一瞬は永遠をまとう 
 この一瞬が、永遠に続いていきますように


ルーチェクラッシカでは、

ヘップバーンが表現したような永遠の美を追求し

ウェディングドレスをデザイン・制作しています。

 

 

 

 

 

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