しとしと雨が続いて気になるのは満開だった桜もそうですが、ベランダのプランターで栽培中のニンニク。

 

春まで順調に育っても温かくなってからダメになることもある...とのネット情報。

 

お水のあげ過ぎには注意が必要とのことで、連日の空模様にハラハラしています。

 

我慢しきれず、重たいプランターを引きずりながら少しでも屋根のある部分へと移動(ホッ)。早く晴れてほしいです。

 

 

 

 

国立市にあるアトリエ ルーチェ クラッシカのデザイナー・光田みどりです。

 

母が一度しか袖を通していないという付け下げの着物。

 

心が明るくなるような白いお花柄と淡いブルーグリーンと水色のシルク地。

 

差し色に入ったピンクが優しさを感じさせる模様と限りなく白に近い淡い色から花嫁を連想しました。

 

一度しか着ていないと言っても、かなり長い間お手入れもしないまま仕舞われていた着物です。

 

 

全体的には綺麗に見えましたが、数箇所にカビのような汚れが...(洗い張り・加工前)

 

 

洗い張りの職人さんと繋いでくださったSさんが「大丈夫です!綺麗になりますよ」とおっしゃってくださった通り、新品同様の反物になって仕上げてくださいました。

 

 

茶色い汚れも綺麗になっているし全体的にトーンが明るくなり、素材の可憐さが増しました。(洗い張り・仕上がり後)

 

 

漠然と「花嫁のようなデザインのドレスにしよう」とは決まっていたものの、生まれ変わった素材の顔を見てから「ここはこうしよう、ああしよう」とイメージが湧きます。

 

やはり着る人と素材があってこそイマジネーションが働き出すからです。

 

淡い色の付け下げにフランスレースを重ねる場合も、花模様の柄部分は着物の素材そのものが生きるように、無地の部分にレースを重ねるデザインに。

 

ハイウエストのデザインですが、バストよりも上にもう一つ切り替え線を入れ、目線をさらに上げることで若々しく可愛らしさが出るカットにしました。

 

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ウエストラインは程よいゆとりを入れ気負いなくリラックスして着られるバスト下で切り替えたエンパイアラインに。

 

脇線は歪んだりせず真っ直ぐに落とすことで、すらっとスリムに見せる視覚的な効果があります。

 

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袖のあるデザインは、二の腕をほっそり見せられるので世代を問わず人気です。

シンプルな七分袖よりもロマンティックなフリルのデザインで、大人の可愛らしさを表現しました。

 

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こうして洗練されたデザインとシルエットにこだわり、たくさんの方々のお力のおかげで世界にたった一着だけの付け下げドレスにすることができました。

 

 

 

眠っていた大切な着物を気分が上がるドレスにするお手伝いをしています。

 

 

母の付け下げドレスを着た姉は、20代前半から30代初めを迎えるまで子育てと祖母の介護を数年に渡りやり遂げました。

 

現在のように自宅介護にプロの手を借りたりすることもなかった時代のため、私が想像が及ばない苦労も多かったかと思います。

 

おばあちゃんっ子だった私は上京していて祖母のことは姉任せだったため、幼い姪たちにミシンが壊れるくらいの勢いで、姪たちの洋服を縫って送ることしかできませんでした。

 

愚痴もこぼさずにおばあちゃんを大切にしてくれ、祖母が亡くなった時は誰よりも泣いてた姉。年齢を重ねてもその変わらない優しさと素直さを花嫁のようなドレスで表現したかったのです。

 

家族の繋がりや想いをテーマにした手掛けたいという思いからスタートした着物リメイク。

 

どうしても私ごとの家族への思いが溢れてしまって恐縮ですが、いつも読んでくださってありがとうございます。

 

 

 

 

 

 

 

 

私たちのアトリエではウェディングドレスの制作の経験を活かし、着物リメイクをスタートしました。眠っている着物をとっておきの一着にしませんか。

 

 

 

人やものとの繋がりを大切にすることで未来と繋がる。

守られているような安心感や生きる力が湧いてくる。

本当に好きなもの、捨てたくないもの、長持ちするもの。

そんなものづくりを目指しています。

 

  

花嫁衣装の黒留袖・江戸褄(えどづま)をドレスに 

 

花嫁衣装の黒留袖と赤い長襦袢をケープドレスに

 

ケープドレスが生まれるまで

 

家紋入りのメンズ・パンツ

 

付け下げが、大人可愛いドレスに変身

 

パンク風のチェック柄パンツ

 

帯から生まれたビスチェドレス

 

家族を思う原点の言葉「忘れないでね、思い出してね

 

 想う気持ちを形に・・・着物リメイクを始めるきっかけになったこと

 

和とフレンチの融合・・・大島紬をドレスワンピースに

 

目に見えない力を感じた着物リメイク・・・小紋と羽織りが引き寄せた偶然とパワー

 

ふりかえり・2022・・・駆け抜けた撮影までの道のりと自分の変化

 

思い出いろいろ・・・浴衣地をメンズシャツに

 

お守りのような存在・・・長襦袢をアロハシャツに

 

未来とツナガル・・・着物リメイク料金のご案内について

 

 

 

 

ルーチェ クラッシカのサイト

 

メールでのお問い合わせ・お申し込みはこちらから

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私たちのアトリエでは

 

もっと楽しく

もっとステキに

 

をテーマに自分らしさにこだわり表現するフォトウェディングをご提供しています。

 

 

心豊かになるようなウェディングフォトを残して、この先の人生をさらに豊かに喜びあふれるものにしてみませんか。

 

modelはお客様の Shingo様&Yoriko様

 

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お二人やご家族の皆様にとって心に残る最高のお写真をご提供しています。

 

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フォトウェディングでご提供しているウェディングドレスは、厳選された素材とこだわりのデザインのものをオートクチュール仕立てで仕上げた一点もの。

 

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男性用の衣装は上質な日本製とイタリア製のウールをシンプルなデザインで老舗テーラード屋さんが仕立てた上質なロングタキシードです。

 

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洗練されたヘアメイキャップアーティストによるヘアメイク、感性豊かなフラワーデザイナーによる生花のブーケなど、クオリティの高いお仕事をモットーにお客様の個性に合わせてご用意しています。

 

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お手元にデータが残るだけではなく、撮影の当日も素敵な思い出に残るお時間になりますように、ドレス作りと同様心を込めて準備を重ねています。

 

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ご縁のあるお客様との出会いを心から楽しみにスタッフ一同お待ちしています。

 

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私たちのアトリエがテーマにしている

「100年経っても色褪せない結婚写真」

プランの詳細はこちらから

 

 

 

アトリエフォトプランのお問合せ・お申込みについては

こちらのContactページからお願いします。

 

もしくはinfo@luce-jp.comまでメールにてお問合せください。

 

☎︎042-505-4344までお電話の受付も可能です。(水曜日は定休日・火曜日は不在の時間帯もあります)

 

 

★モデル撮影のメイキング動画をYouTubeにアップしました。ぜひご覧ください。

https://youtu.be/DeN8vqFnLjw

 

極上の美 トップアーティストによるヘアメイク

 

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ウェディングドレスへのこだわり

 

◎素敵・ウェディングフォトのために

ウェディングフォトの試着の重要性

 

 

◎自分なりのこだわりについて綴った

「セブンルール」ウェディングドレスのお仕事

 

 

◎立体裁断の師との出会い&エピソードを綴った

辛口☆先生

 

 

◎イヴ・サンローラン☆アトリエ時代のお仕事のこだわりを綴った

「ありきたり」にかける魔法

 

 

◎本当に良いデザインとは☆について綴った

シンプルであることの強み

 

 

◎ティファニーで朝食をのヘップバーンドレス

ジバンシィのドレスとへップバーンへの思い

 

 

◎ドラマ「逃げ恥」新垣結衣さんのドレス考察

スニーカーとウェディングドレスの相性

 

 

◎グィネス・パルトローの初主演作

映画「エマ」のエンパイアドレス

 

 

◎憧れのヘップバーンのウェディングドレスについて綴った

オードリー・ヘップバーンのウェディングドレス