今年も祖母の命日に合わせて、お盆よりも少し早めに青森に帰省しました。おばあちゃん子だった私にとって祖母の命日と、恩師の近藤れん子先生が同じ命日であることに何か運命を感じる、毎年8月9日は自分にとって特別な日です。
3年前の秋に入院した父が「今年は夏に山の手入れができなかったから、もう山に人がはいらいねよ」と寂しそうに話したのを思い出すと胸が締め付けられそうな気持ちになっていましたが、私が帰省する少し前に姉家族と弟家族で山の手入れをした様子を見て、父はとても喜んでくれていると思います。
ふるさとの青森は味わったことのない高温と熱帯夜の続く毎日でしたが、海から吹く風に助けられ、みんな元気に過ごしていて安心しました。
高校生の時、一緒に自転車通学した親友のMiyukiが「今年もまた藍染め体験に行きたい!」と誘ってくれてガーゼのストールを染めました。
去年はおっかなびっくりでしたが、今年はなんとなく感じがつかめて落ち着いて染められました。
バケツや水の色も綺麗。
Miyukiが「光って見えるよ」と言ってくれたので、何だか嬉しくてアップでパチリ。
研修センターの方、楽しい時間をありがとうございました!!
お昼は高校生の頃よく通った「味の札幌」というお店の味を受け継いだ「蔵」というお店で腹ごしらえ。(左が味噌カレー牛乳ラーメン・右は味噌バターラーメン)
懐かしい美味しさに当時の気持ちまで思い出します。
この日は私の用事のため時間が少なかったのにも関わらず、Miyukiが車を飛ばしてくれて、ずっと気になっていたMiyukiの実家のある外ヶ浜町の大平山元遺跡に連れて行ってくれました。
なんと縄文時代よりも前の土器や石器が出土した場所。土器では世界最古のものが青森県にあると知って以来一度見てみたい場所でした。
ほんの少しだけ雨がぱらつく曇り空でしたが、この場所に来られただけで幸せ。夢を叶えてくれたMiyukiに感謝。
帰りにはMiyukiの実家のある平舘に寄ってお母さんとおしゃべり。
なんて可愛らしくて笑顔いっぱいの明るいお母さん。Miyukiの明るさとパワーがお母さん譲りだったことが確定しました。
突然の来訪で手ぶらで行ったのにも関わらず、帰り際お土産にホタテをいただきました。ルックスもハートも特別にチャーミングなお母さんの優しいお気持ちに感謝です。
お家の窓から撮らせてもらった写真。
向こう側にうっすら見えるのは下北半島。晴れた日には下北半島の山々の岩肌まで見えるそう。
平舘海岸の海の色は、青森市の海とは次元が違う澄んだ水色と青で、目を奪われるくらいの綺麗さに圧倒されます。
津軽半島の先端の竜飛(たっぴ)岬や北海道にも程近い平舘の海は、特別に美しいだけでなくひときわ浄化作用を感じる海で、日頃のモヤモヤがとれさっぱりとした気持ちになりました。
また晴れた日にいつか行ってみたいです*
夏休み中は夕方の東の空にかかった大きな虹、早朝に西の青空にダブルレインボーを見つけて何だか嬉しい気持ちにもなりました。
気分もリフレッシュして、秋に向けてのお仕事にも集中して頑張りたいです。
(写真は名前を忘れたお気に入りのレモンイエローの石とアメジスト)
今日もブログを読んでくださってありがとうございました。
「クリスチャン・ディオール 夢のクチュリエ」展に感動して以前書いたブログ
◎胸に突き刺さる美しさの理由を探る
◎着物を忘れないでとのメッセージ
◎この気づきからますます関心が高まった
◎感動冷めきれずに再び考察
◎新緑の季節2度目のディオール展へ
◎ふるさと青森が日本の美を表す素材に
◎白いドレスの魅力を探る
◎2023年のはじめに観た
私たちのアトリエではウェディングドレスの制作の経験を活かし、着物リメイクをスタートしました。眠っている着物をとっておきの一着にしませんか。
人やものとの繋がりを大切にすることで未来と繋がる。
守られているような安心感や生きる力が湧いてくる。
本当に好きなもの、捨てたくないもの、長持ちするもの。
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想う気持ちを形に・・・着物リメイクを始めるきっかけになったこと
和とフレンチの融合・・・大島紬をドレスワンピースに
目に見えない力を感じた着物リメイク・・・小紋と羽織りが引き寄せた偶然とパワー
ふりかえり・2022・・・駆け抜けた撮影までの道のりと自分の変化
思い出いろいろ・・・浴衣地をメンズシャツに
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