国立市にあるアトリエ ルーチェ クラッシカのデザイナー・光田みどりです。

 

 

きらびやかなハレの日の着物。夢のように美しいお花や葉っぱの柄の絹織物。

 

まるでお姫様のような存在感です。

 

(3枚の画像はPinterestよりお借りしました)

 

日常を忘れるような可憐さや華やかさに目を奪われ夢見心地にしてくれますね。

 

 

 

 

一方、日常の中の美に魅せられたのがこちら。

 

2008年に日本テレビ系で放送されたドラマ「おせん」を観ていた方はいらっしゃいますか。

 

蒼井優さん演じる老舗料亭の女将・お仙さんが毎週目を楽しませてくれた美しい着物姿と食をテーマにしたストーリーにワクワクしたことが忘れられません。

 

 

主人公のお仙さんの明るくてチャーミングな人柄とリンクした楽しく生き生きした衣装の数々。

 

お仙さんが着ていた着物は、素朴で着やすそうな素材に気分が上がるような自由な柄。特別なよそゆきではなく普段使いの着物の楽しさがあるのを教えてくれました。

 

着物は洋服と違い、構造的なデザインは統一されているけれど着る人によってこんなにも楽しく個性を出せるものなのだと知るきっかけにもなったドラマです。

 

ドラマを観て「私もあんな着物を着てみたい」という若い着物ファンが沢山増えたのではないでしょうか...。

 

以前は番組のサイトで放送日ごとに、衣装提供の詳細を案内されているページがあったようですが、今は無くなっているみたいです。

 

ネットではドラマ「おせん」をもう一度観たい、という熱烈な声も多く上がっていました。私もまったく同感です。

 

 

 

 

 

特別な一日のための着物、日々の生活のための着物もどちらもイキイキと生きるための知恵や楽しみが込められていたからこそ、その思い出と共に大切に保管されている方も多いと思います。

 

 

私たちのアトリエでは、ドレス制作の経験を活かし着物リメイクを行なっています。

 

 

着物の生地の特性を活かし、その状態を見た上で、お袖を通される方の美しさを一番引き立てるデザインのご提案をさせていただきます。

 

眠っていた着物が息を吹き返し、今本当に着たいと心から思える洋服になるのを想像するだけでワクワクしますね。

 

 

 

 

長年しまわれていた長襦袢。あせじみはあったもののシルクの光沢と手触りは全く劣化していません。

 

 

「元の状態に戻す」ことが前提で作られる日本独特の文化「洗い張り」は、世界に誇れる技術です。

 

和服が平面的に作られている構造になっているのも、後々ほどいて平らにできるということが一つの目的になっていたなんて。

 

私たち日本人の先人は、すでに未来を見通して、今を生きていたのですね。

 

衣服にそんな知恵と思想が込められていることを今まで知りませんでした。

 

 

着物を着る機会が少なくなってしまった現代ですが、日本の着物の美しさや美意識、文化を今に活かすことで暮らしに潤いや豊かさを取り戻すことができたら嬉しいですね。

 

 

オートクチュールの制作現場やウエディングドレスを扱う仕事は、最高の素材を目にすることが多くありました。

 

日本の着物の素材は、素材(絹・木綿・麻)の良さ、繊細かつ大胆な模様、あでやかな色使い。

 

どれをとっても世界に誇れるものばかりです。

 

素材の素晴らしさ、そして日本人として忘れたくない真心まで写し出すようなそんなものづくりを目指しています。

 

 

 

 

ps.昨日までの暑さから急に涼しくなった今日。気圧の変化は首の不調につながるそうです。そして首の不調から自律神経が乱れることも。

 

私たち人間の体も地球の変化にリンクしているのですね!!無理をせずに体を整えて元気を出していきましょう。

 

今日もブログを読んでくださってありがとうございました。

 

 

 

「クリスチャン・ディオール 夢のクチュリエ」展に感動して以前書いたブログ

 

◎胸に突き刺さる美しさの理由を探る

人の心を動かす・ディオール展の舞台裏

 

◎着物を忘れないでとのメッセージ

「ディオールの日本への想い」

 

◎この気づきからますます関心が高まった

「ディオールのクリエイションの源を探る

 

◎感動冷めきれずに再び考察

「ディオールの魅力について」

 

◎新緑の季節2度目のディオール展へ

再び「クリスチャン・ディオール、夢のクチュリエ展」へ

 

◎ふるさと青森が日本の美を表す素材に

「ディオールのドレスと青森ねぶたの融合」

 

◎白いドレスの魅力を探る

「ディオールのドレス分析・すずらんモチーフ」

 

◎2023年のはじめに観た

「クリスチャン・ディオール 夢のクチュリエ」展

  

 

 

 私たちのアトリエではウェディングドレスの制作の経験を活かし、着物リメイクをスタートしました。眠っている着物をとっておきの一着にしませんか。

 

 

 

人やものとの繋がりを大切にすることで未来と繋がる。

守られているような安心感や生きる力が湧いてくる。

本当に好きなもの、捨てたくないもの、長持ちするもの。

そんなものづくりを目指しています。

 

 

 ドレスは見せることよりも隠すことのほうが重要

 

着物リメイクの撮影を振り返って

 

付け下げドレスのデザインが決まるまで

 

赤と黒のケープドレスが生まれるまで

 

お日様のような小紋のハーフコートと長襦袢のブラウス

 

花嫁衣装の黒留袖・江戸褄(えどづま)をドレスに 

 

花嫁衣装の黒留袖と赤い長襦袢をケープドレスに

 

家紋入りのメンズ・パンツ

 

付け下げが、大人可愛いドレスに変身

 

パンク風のチェック柄パンツ

 

帯から生まれたビスチェドレス

 

家族を思う原点の言葉「忘れないでね、思い出してね

 

 想う気持ちを形に・・・着物リメイクを始めるきっかけになったこと

 

和とフレンチの融合・・・大島紬をドレスワンピースに

 

目に見えない力を感じた着物リメイク・・・小紋と羽織りが引き寄せた偶然とパワー

 

ふりかえり・2022・・・駆け抜けた撮影までの道のりと自分の変化

 

思い出いろいろ・・・浴衣地をメンズシャツに

 

お守りのような存在・・・長襦袢をアロハシャツに

 

未来とツナガル・・・着物リメイク料金のご案内について

 

 

ルーチェ クラッシカのサイト

 

メールでのお問い合わせ・お申し込みはこちらから

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私たちのアトリエでは

 

もっと楽しく

もっとステキに

 

をテーマに自分らしさにこだわり表現するフォトウェディングをご提供しています。

 

 

心豊かになるようなウェディングフォトを残して、この先の人生をさらに豊かに喜びあふれるものにしてみませんか。

 

 

お二人やご家族の皆様にとって心に残る最高のお写真をご提供しています。

 

フォトウェディングでご提供しているウェディングドレスは、厳選された素材とこだわりのデザインのものをオートクチュール仕立てで仕上げた一点もの。

 

男性用の衣装は上質な日本製とイタリア製のウールをシンプルなデザインで老舗テーラード屋さんが仕立てた上質なロングタキシードです。

 

 

洗練されたヘアメイキャップアーティストによるヘアメイク、感性豊かなフラワーデザイナーによる生花のブーケなど、クオリティの高いお仕事をモットーにお客様の個性に合わせてご用意しています。

 

 

お手元にデータが残るだけではなく、撮影の当日も素敵な思い出に残るお時間になりますように、ドレス作りと同様心を込めて準備を重ねています。

 

 

ご縁のあるお客様との出会いを心から楽しみにスタッフ一同お待ちしています。

 

 

 

私たちのアトリエがテーマにしている

「100年経っても色褪せない結婚写真」

プランの詳細はこちらから

 

 

 

アトリエフォトプランのお問合せ・お申込みについては

こちらのContactページからお願いします。

 

もしくはinfo@luce-jp.comまでメールにてお問合せください。

 

☎︎042-505-4344までお電話の受付も可能です。(水曜日は定休日・火曜日は不在の時間帯もあります)

 

 

★モデル撮影のメイキング動画をYouTubeにアップしました。ぜひご覧ください。

https://youtu.be/DeN8vqFnLjw

 

極上の美 トップアーティストによるヘアメイク

 

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