発達障害とは、
生まれつきみられる脳機能の障害で、
生活に支障が出ている状態
のことです
厚生労働省のHPでは、
＝＝＝＝＝＝＝
発達障害は
生まれつきみられる脳の働き方の違いにより
幼児のうちから行動面や情緒面に特徴がある状態です。
＝＝＝＝＝＝＝
となっています。
（厚生労働省HPより引用）
参考：
発達障害｜こころの病気を知る｜メンタルヘルス｜厚生労働省 (mhlw.go.jp)
発達障害者支援法（平成十六年十二月十日法律第百六十七号）：文部科学省(mext.go.jp)
発達障害者支援法は、
＝＝＝＝＝＝＝
発達障害を早期に発見し、
発達支援を行うことに関する
国及び地方公共団体の責務を明らかにする
＝＝＝＝＝＝＝
目的で、平成１７年に施行された法律です。
（第一条から引用）
また、第二条において、
発達障害が定義されています。
＝＝＝＝＝＝＝
「発達障害」とは、
自閉症、アスペルガー症候群
その他の広汎性発達障害、学習障害、注意欠陥多動性障害
その他これに類する脳機能の障害であって
その症状が通常低年齢において発現するもの
＝＝＝＝＝＝＝
＝＝＝＝＝＝＝
「発達障害者」とは、
発達障害がある者であって
発達障害及び社会的障壁により
日常生活又は社会生活に制限を受けるもの
＝＝＝＝＝＝＝
と定義されています。
（発達障害者支援法より引用）
生まれつきの
脳機能の障害であり
それによって生活に支障が出ている状態
ということです。
特に、
生活に支障が出ていることは
診断のうえで大きなポイント。
実際、
発達の多少の偏りや特性は
多くの方が持っています。
発達障害はスペクトラムといって、
特性の濃度が薄いものから濃いものまで、
連続体として扱います。
発達障害は濃度の濃さだけで判断するのではなく、
それによって生活に支障がある場合
発達障害となるんですね！
実際、うちの長男さんは診断を受けていません。
濃度で言えば、
普通級で過ごせるくらいのものでした。
生活への支障という点でみれば、
小学校の高学年あたりから勉強面では困っていましたが、
本人に合う環境（フリースクール→通信制高校）を見つけられたことで
今は完全ＩＣＴ環境下で勉強できていますので
生活への支障はなくなりました。
オールパソコンです。macラヴです。
こういう子にありがちですが、
コンピューターが好きですので・・
小さいころから様子を見てきて、
いつ診断を受けようか・・
という悩みはいつも頭の中にあったのですが
環境の調整でここまで来れています。
本人には、
診断を受けることでメリットが生じるタイミングで
病院に行こうということで
方向性を共有しています。
今後、診断を必要とするかもしれないし、
このまま行くかもしれない。
どうなるかはわかりません。
春から高校生になりました。
いよいよ大人の入り口、これからが勝負。
特性×環境の思考錯誤を
本人にバトンタッチしていくタイミングだからです。
彼の進む道を、
全力で応援していこうと思っています
環境調整ってほんとうに大切なんですよ
その人の人生を変えます！
二次障害を予防する考え方としても、
とても大切な基本の考え方です。
濃度×環境で、発達障害の生活困難感は決まります。
濃度は変えられませんが、
環境は変えられる！！
長男を育ててきて、心からそう思います。
だから、
環境調整のポイントをたくさんの方に知っていただきたい。
安心して穏やかに過ごせる
親御さんとお子さんが増えてほしいのです。
そんな思いで
オンライン相談会を開催します。
医療～教育まで幅広く疑問や不安を解消！発達っ子の子育て相談会
お子さんに診断のついている方も、
そうでない方も、
ぜひいらしてください
相談会じゃなくて、個別で話を聞きたい。
そんな方はカウンセリングをご利用くださいね。
誰にも言えない自分の悩みも家族の事情も話せる！お悩み相談＆ココロをまるごと整理するカウンセリング
モヤモヤした悩みの正体を引き出し本当の自分を知るタロットカウンセリング
《関連記事》
知ると理解が深まる！スペクトラムとは？発達障害の診断、受ける？受けない？ 判断材料となる２つのポイント！
私が、発達障害【グレーゾーン】の人を助けたい理由学校の理解が得られないとき
通信制高校＋サポート校の授業料のお知らせを見て、改めて思うこと。
お話し会も開催しています。
少人数なので安心ですよ
【初回無料】かたつむりCafe60～世間話やちょっとした相談事に♪～
発達障害の当事者の方のためのお話し会～かたつむりCafe90～
かたつむりCafe京都遠足～ZOOMを飛び出して、リアルdeランチ会～
野村涼子が書いた本です
自分の家庭での体験をたくさん盛り込みました。
読んでいただけたら嬉しいです！
