中2秋から完全不登校だった長男さんは、
中3の10月くらいから
(ちょうど1年後くらいですね)
自分の用事で
短時間のお出かけをするようになりました。
それまでは、「こわい」と言って
ほんとうに家から出ることがなく
(なんとか週1回フリースクールには行く)
突然の初!お出かけのときは
ものすごくびっくりしたし
同時に嬉しかったのを覚えてます。
本人は飄々としてましたが。
当時の長男さんの短時間のお出かけは、
ほんとうに些細な、
ちょっとした用事です![笑](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char4/664.png)
![笑](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char4/664.png)
家のまわり1週走ってみたり、
モンストというゲームの何かをとりにいったり、
ちょっとほしくなったものを
近所のコンビニに買いに行ったりしてました。
長男さんを見ていて、
不登校から回復に向かうときに、
何ステップかあるように感じました。
専門家によっては
●●期、▲▲期、みたいに
名前をつけている方もいらっしゃいますね。
私も、自分の言葉で
少し表現してみようかと思いますので
お付き合いくださいね![キラキラ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/088.png)
![キラキラ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/088.png)
![右差し](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/525.png)
すべての家庭にあてはまるマニュアルにはならないと思いますが
参考にはなるかもしれません。
STEP.1家で安定して過ごすことができるようになる
・ゲームやYouTubeなど受け身で楽しめることをする。
・よっぽど必要なこと以外は外出しない。
・「もう元気だよね?」って感じるくらい笑顔も増えてくる。
・イライラしている様子も減る。
・積極的に何かをしようという感じはない。
![右差し](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/525.png)
まわりが焦って回復を急かさない努力が必要。もう少し待つ。
STEP.2やってみたいことを話し出す
・どこどこに行きたいとか、ペット飼いたいとか言い出す
・言ったことを実行するような気配はあまりない。
・現実的とは思えないようなことを「やりたい」と言ったりする。
・「出かけよう」などと言ったりする
でも、いざ準備するとドタキャンだったり気が変わったりすることも多い。
・明るい話題が心持ち増えた。
・お笑い見て一緒に笑うようになった。
![右差し](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/525.png)
やるかやらないか、ではなく、ただ話を聴いてあげる。
回復に向かう子どもの力を信じる。でも、期待はしない。
STEP.3力試しをする
・「やってみたい」を実行に移し出す。
・最初はめちゃくちゃ小さなことが多い。
・うちの場合は、外出するようになったけれど、
最初は家のまわりをまわって秒で帰って来てた。
![右差し](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/525.png)
あれもこれも、と提案したくなるが我慢する。
ここまで我慢したのだから、最後まで本人の歩みで。
大げさにほめない、「できるって知っていた」のスタンス。
不登校 今どんな段階?を把握するには
本人の様子を把握するのに
とてもわかりやすい図があるのでシェアしますね![おねがい](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/005.png)
![おねがい](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/005.png)
これは、
不登校の子の状態を3階建ての建物にたとえたもの。
![右差し](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/525.png)
好きなことも、やらなければならないこともできます。
一方で、一番下の地下2階は、
好きなことも、やらなければならないこともできない状態。
どちらを行う元気もないのです。
本人はとてもしんどいし苦しい。
そして、真ん中の地下一階。
好きなことはできるんだけど、
やらなければならないことをする元気はない状態です。
家で好きなことはできるけど、
勉強などはできないということです。
今、うちの子は何階にいるのだろう?
と参考にしてみてくださいね!
参考:『今日から始まるナラティヴ・セラピー 希望をひらく対人援助』坂本真佐哉著
不登校の回復期は対応に迷うことが増えます。
何が正解かわからないうえに
回復の過程を行きつ戻りつすることも多いです。
ベストな対応ができるよう、
カウンセリングで相談しながら進めていきませんか?
無料メール講座もご用意しています。
なにかヒントが見つかるかもしれません。
人生の木ワークショップは
お子さんとの関係やつながりを
見つめなおすきっかけになるかもしれません
《文中でご紹介した記事です》
大好きなナラティヴ・アプローチに基づいて、主にオンラインでサービスを提供しています!
仲間と一緒に「聴く」をゆっくり学べるコミュニティ運営中☆どなたでも参加できますよ!
私についてはこちら
講演・セミナーのご依頼など