お子さんには
自己肯定感を上げる関わりを!
というような
考え方をよく耳にします。
それ自体は間違ってはいないと思いますし
自己肯定感は、高い方が生きやすい。
それは否定しません。
ですが、
自己肯定感を「たくさんほめる」という形で
高めようとすると
思わぬ落とし穴にハマることがあります。
実は、「ほめる」ってすごく難しいからです。
なせかというと、「ほめる」には
その行為が
「できたほうがいいことである」という価値判断を伴う
からです。
たとえば「学校に行けて偉いね」とほめるとき、
ほめる側の頭の中では
学校に行くことを
ポジティブに捉えているからこそ
その言葉が出てきます。
ほめている側は無意識で
もちろん悪気なんてないのですが、
「ほめる」は
社会的または
個人的な価値観を押し付ける
そんな行為になりうるリスクがあります。
ほめられた側は、悪い気はしませんが
失敗したらどうなるんだろう
この価値観から外れたら何が起こるんだろう
というようなかすかな不安とともに
これが世の中で「正しいこと」なんだ、
という価値観も受け取っていきます。
「ほめる」はやりやすいですし
ついつい多用してしまいますが
そこに自分が「当たり前」と思い
「いいことだ」と思っている、
そういう価値判断が存在していることに気づいておく
それが大切だと思っています。
ここに気づいておくと、
同じ「ほめる」でも
言葉選びが変わってきますよね
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