うちの長男は

小5の頃から五月雨登校になり、

 

中2の秋に学校の先生から

執拗な叱責を受けたことがきっかけで

 

完全不登校となりました。

 

 

 

低学年の頃から

学校生活はしんどそうにしていたので、

 

先生とのトラブルがなくとも

いつかは完全不登校になっていたと思います。

 

最後の引き金を先生にひいてほしくはなかったですが真顔

 

 

 

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子どもの世界は、大人が思うよりずっと生きづらい

 

子どもは自分の思いのままに振る舞ったり、

いつでも感情を素直に表現している。

 

こんな幻想が世の中には出回っています。

 

 

 

だけど、

子どもは天真爛漫な天使なんかではありません。

 

 

 

子どもの生きる世界はとても狭く、

家庭と学校でほぼすべてです。

 

 

 

このどちらかでしんどい状況に陥ると、

あっという間に

生きていること自体がつらくなってしまいます。

 

 

 

子どもは自分で環境を変える力を持ちません。

 

 

大人であれば、

家庭を飛び出して生活することも可能だし、

 

仕事だって

死を考えるほどつらければ

辞めるという選択肢があります。

 

 

 

 

 

 

子どもは、

あっという間に追い詰められます。

 

 

そして・・

 

大人のように逃げ場がないために、

逃げ方も知らないために・・

 

死を選んでしまいます。

 

 

 

 

人が死を選ぶとき

 

よく芸能人の方が亡くなられたときに、

 

なんで大事な仕事の途中で・・

悩んでいるように見えなかった・・

最後に会ったときにいつもと変わりなかった・・

 

というような声が聞こえてきます。

 

 

 

イジメの被害で亡くなられた

お子さんの報道などでも

 

家族は気付かなかったのか

ふつう様子がおかしいのに気づくはず

 

ということが言われます。

 

 

 

 

 

 

人が死ぬことを選ぶとき、

まわりがそのことに気づくのは至難の業。

 

 

 

死を選ぶのは大きな決断ですが、

たとえば家を買うときのような決断とは

全然違います。

 

 

 

家を買うとき、

前々から買おうかどうしようかと悩み、

 

ローンの支払や間取りや今後の家族計画・・

いろんなことを加味して考えます。

 

 

 

そして、

「買うことが最良だ!」となったときに

購入に至る人が多いかと思います。

 

 

 

 

 

 

一方、死を選ぶときは

 

突然、ギリギリのところでやっていた気持ちの糸が

プツッと切れます。

 

 

 

このタイミングは

本人にすら予測できないのではないか・・

と感じています。

 

 

 

ましてや周囲の人間が察することは、

たとえ長い時間を一緒に過ごしている家族であっても

・・不可能に近いです。

 

 

 

死ぬことは静かに固く決意され、

誰にも悟られずに静かに

実行されてしまいます。

 

 

 

 

 

 

死を決意したあとの唯一の違和感といえば、

「思い返してみれば」という本当に些細なレベルで、

 

なんとなく悩みが吹っ切れたような様子を醸し出している

ことかもしれません。

 

 

 

私は、自分が関わっていた方が死を選ぶ

という場面に何度か直面しました。

 

 

一度も予測できたことはありません。

 

 

 

後から振り返って「そういえば・・」と思い当たる節はあっても、

こじつけと言えるレベルのものです。

 

ほんとうに些細なものなんです。

 

 

 

 

 

 

いつもなんで気付かなかったのか・・と

自分をとことん責めてつらくなります。

 

 

なかなか立ち直れません。

 

 

 

 

我が子の「死にたい」

 

人は追い詰められると、

何かのタイミングでふっと死を選んでしまう。

 

そのことはよく知っていたつもりでしたが・・

 

 

 

それでもまさか

我が子からこんな言葉を聞くとは

夢にも思っていませんでした。

 

 

 

学校と揉めていた最中のことでした。

 

 

ポロポロと泣きながら言うのです。

「もう死にたい」って。

 

 

 

 

 

 

本格的に決意する前に口にしてくれたことで

気づけましたが

 

そうでなければ、

私は気付かなかったと思います。

 

 

 

気付かないままに静かに決意されていたら・・と思うと

足がガクガクと震えてきます。

 

 

 

この話をブログに書くかどうか、

すごく悩みました。

 

 

 

人にペラペラと話すようなことではない

と思ったからです。

 

 

 

 

 

 

でも、ニュースで

長男と同じ年頃の子が亡くなったのをテレビで見ると、

お伝えしておきたい!と感じるのです。

 

 

 

子どもの世界は

大人が思うよりずっと生きづらくて

簡単に追い詰められてしまうこと。

 

 

死を考えていることや死を決めたことは

察するのが難しいこと。

 

 

ただでさえ悲しい遺族の方を

せめるような意見を言わないでほしいこと。

 

 

遺族の方は、自分を責めないでほしいこと。

 

 

 

そんなことを伝えたくて、

この記事を書きました。

 

 

 

重たい内容で、

読んで気持ちがつらくなった方が

いらっしゃいましたら

申し訳ないです泣

 

 

 

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