来週あたりから

夏休みが終わる地域も多いのでは、と

思います。

 

 

こちらは2022年に最初に書いた記事で

毎年再アップをしています。下矢印

 


 

なぜ毎年しつこく再アップするかというと

めちゃくちゃ大事なことだからです。

 

 

 

 

 

夏休み明けは、

子どもたちの自殺が最多になります。

 

 

ここで考えたいのは、

なぜ死にたくなるのか?という視点ではなく

 

何が死にたい気持ちに向かわせるのか、

という視点です。

 

 

 

人は社会の中で生きていて、

その人が所属する社会やコミュニティから

否応なしに影響を受けています。

 

 

 

人が「死にたい」と思うとき

それはその人の心が弱いとか、

認知のゆがみがあるとかではありません。

 

 





人は誰だって

置かれた環境に必死に抗っています。

 

 

その抗い方は、目に見える派手な方法では

ないかもしれない。

 

 

傍目にみえない方法で、

・心だけは売り渡さない

・泣いてやるものか

 

という形で抵抗している人はたくさんいます。

 

 

 

誰かが死にたくなるとき、

必死の抵抗のさきに、

そこに追いやられたのだということを

忘れてはいけないと思います。

 

 

 




 

そして、死にたくなる原因を

その人の心に求めないこと。

 

 

何がその人をそこまで追いつめたのだろうか?

という、

その人を取りまく社会や環境を含めた視点

その人を見ることが

とても大切だと思っています。

 

 

繰り返しになりますが、

心が弱いのではありません。

 

 

 

 

 

 

「死を考えさせるような環境や社会」に目を向けると

命を守る方法が少し見えてくるように感じます。

 

 

それは決して、

スパルタで心を鍛えることではありません。

 

 

 

学校がはじまるとき、

学校がしんどいと感じる子は

緊張感が高まります。

 

 

 

「心が弱い」のではないとしたら

一体なにが子どもを追い詰めるのか。

 

学校がはじまるときには、

ぜひその問いを考えてもらえたらな、と

毎年思っています。

 

 

 

不登校や行き渋り、

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こんにちは、野村涼子です気づき

大阪と京都の真ん中、高槻市で小さなカウンセリングルーム《雨の庭》をやっています。

元精神科看護師・公認心理師です。

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