新潟上陸、旅の終わりに名物・バスセンターのカレー / 新日本海フェリーの旅 【夏の北海道㊲ 最終 | 湘南軽便鉄道のブログ

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「湘南軽便鉄道」です。

本ブログは鉄道・バス・船舶・航空機等について、記録も兼ねて記事掲載。

その他、5インチゲージ自家用乗用鉄道「湘南軽便鉄道」についても掲載。路線は湘南本線(ベランダ線・路程約0.01km)があったが現在廃止。新たな庭園鉄道敷設の構想中。

(前回記事の続き・最終回)

(新潟港 新日本海フェリーターミナル)



新潟に向け、日本海を航行する新日本海フェリー「ゆうかり」
北海道・苫小牧東港発、秋田港経由 新潟港行きの長距離フェリーは日本海を航行

秋田県沖を南下

外洋は波が多少荒い。


デラックスAツイン船室のバルコニーからの眺め。

左舷側遠くには秋田県の山々

左舷後方を望む。


2万トン級の大型船のため、おおむね穏やかな航海


東北地方の最高峰・鳥海山をが見えてくる。

秋田県と山形県の県境に、裾野を広げる鳥海山。標高は2,236m。

山頂は厚い雲に覆われている。


4階にあるグリル「嵯峨野」

オーセントホテル小樽(北海道小樽市)監修の予約制コース料理を味わえる。カフェテリアレストランとは違った優雅なランチやディナーを楽しめる。乗船後、船内で予約も可能。



船室の窓から海面を見下ろす。

波やうねりをかき分けて進む。




進行方向右側に、飛島(山形県酒田市)が見えてくる。

山形県酒田市沖にある離島・飛島は、酒田港から酒田市営の定期船が結ぶ。

新日本海フェリー「ゆうかり」は、本土と飛島の間を航行


昼下りの日本海。
山形県と新潟県の県境の山々を望む。海岸線沿いにはJR羽越本線が走り風光明媚な区間として知られている。



船内4階後部のレストラン「オアシス」がランチ営業を開始。「新潟冷やしふのりそばとミニいくら丼セット」をいただく。


4階後部デッキにあるビアガーデンも営業中。
ジンギスカンのバーベキューもある。




新潟県の離島・粟島(新潟県岩船郡粟島浦村)

粟島へは、岩船港(新潟県村上市)から粟島汽船の高速船とフェリーの便がある。

新日本海フェリー「ゆうかり」は、本土と粟島の間を航行






新潟県下越地方の山々

北海道からだいぶ南下し、新潟沖の気温は32度。

日本海の青い航跡


苫小牧東港から新潟港まで航海距離637km、20時間の船旅も間もなく終わり。


フェリーは、新潟県村上沖を航行中


新潟東港の工場群五頭連峰をうっすら望む。
 


新潟港外。前方には新潟市の街並み。

フェリーは、日本海から信濃川の河口へ。


数日前の大雨の影響で茶色く濁る信濃川河口


信濃川の河口をゆっくり航行

新日本海フェリーは、新潟港に入る最大級の定期船

工場群と古い住宅街が混在





新日本海フェリーの新潟港フェリーターミナルがある山の下埠頭

新日本海フェリーのフェリーターミナルが見えてくる。


新日本海フェリーは、新潟港からは、小樽(北海道)、苫小牧東港(北海道)、秋田港(秋田県)、敦賀港(福井県)とを結ぶ航路がある。


日本一長い河川・信濃川

高層ビルの「朱鷺メッセ」。新潟コンベンションセンターとして、展示場やホテルが入る。

展望室は地上約125m。日本海側随一の高さを誇る。

新潟港と佐渡島の両津港を結ぶ、佐渡汽船のカーフェリー「ときわ丸」が停泊

「ときわ丸」は、総トン数5,380トン、全長125m、幅21.8m、最大速力20.9ノット、旅客定員1,500人。

向こうには新潟市街地が見える。

向きを変え、ゆっくり後進し、接岸作業




信濃川の河口に開けた新潟港













15時30分、新潟港山の下埠頭到着

苫小牧東港から秋田港経由の便で新潟港まで約20時間かけて利用する乗客は少ない。
北海道から新潟に向かう利用客の殆どは、小樽港〜新潟港の直行便(約16時間)を利用。

新潟港フェリーターミナル内

フェリーターミナル内には新日本海フェリーの模型を展示


精巧な大型模型




フェリーターミナル内のレストラン「シーブリーズ」。この時間は準備中。


新日本海フェリーターミナル前まで乗り入れる路線バスは極めて少ない。新潟駅前行きは一日2本のみ。所要15分程度。


この船便(ゆうかり)は新潟港止まり。新潟港を経由して敦賀港(福井県)まで向かう便もある。















フェリーターミナルから新潟市街へ
新潟港「新日本海フェリー」バス停。1日3便あるが、うち新潟駅行きは一日2本。


新潟交通臨港線の路線バス運行系統図


「新日本海フェリー」停留所、16時07分発の路線バスに乗車。



駅前通停留所16時21分到着。ここで下車。




新潟名物・バスセンターのカレー

駅前通停留所から、徒歩で新潟交通万代シティ(バスセンター)へ。

ここからは、新潟郊外へ向かう路線バスや高速バスが発着




バスセンター内の立ち食いスタイルのそば屋「万代そば」

中華そば屋も隣接




ここの名物はカレーライス




新潟名物・B級グルメの「バスセンターのカレー」

マスメディアでもたびたび紹介される名物カレー


黄色いカレールー。地元新潟県産の柔らかい豚肉を使用。

土産用のレトルトカレーも販売




新潟を後に
バスセンターではなく、大通りに位置する万代シティ停留所から新潟駅前へ。100円。



新潟駅17時44分発のJR上越新幹線・特急「とき340号」東京行きに乗車

新幹線車内から眺める新潟市街

弥彦山(左)と角田山(右)

角田山

弥彦山


東京着は19時52分。
5泊6日の「夏の北海道」旅の終着。


夏の北海道・完


※2022年(令和4年)8月上旬





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(終わり)