台風25号が関東地方などを襲った秋の大型連休(9/19〜23、シルバーウィーク)。
小笠原諸島へ大勢の観光客を運ぶ予定だった、2026年9月18日(金)東京発及び9月22日(火)父島発の船便「おがさわら丸」は欠航となり、4日遅れで臨時便を運航。
【往路】9月22日(火)11:00東京発 → 9月23日(水)11:00父島着
【復路】9月23日(水)15:30父島発 → 9月24日(木)15:30東京着
【往路】9月22日(火)11:00東京発 → 9月23日(水)11:00父島着
【復路】9月23日(水)15:30父島発 → 9月24日(木)15:30東京着
東京港竹芝客船ターミナル(東京都港区)

御朱印ならぬ、東海汽船の御船印


ターミナル内のスマホケース自動販売機

オリジナルのスマホケースが作れる。



東海汽船のオリジナルスマホケースの作成見本

前日関東地方などを襲った台風25号。台風台風一過の2026年(令和8年)9月22日(火)。まだ外洋は波・うねりが高く、伊豆諸島方面の高速船は全便欠航。
伊豆諸島の伊豆大島行きの大型貨客船「さるびあ丸」と、小笠原諸島父島行きの大型貨客船「おがさわら丸」が臨時便として数日ぶりに運航。
秋の大型連休(シルバーウィーク)の繁忙期の父島行き「おがさわら丸」は台風で欠航となり、連休も残すところあと2日のこの日、4日遅れの出港となった。

ターミナル内より望む「おがさわら丸」

片道24時間かかる小笠原諸島へは往復の移動だけでも最低3日かかるため、小笠原観光は最低でも4.5泊必要。

秋の大型連休はあと2日残すのみ。この秋の大型連休に、南の小さな楽園・小笠原旅行を予定していた観光客は、台風で小笠原諸島を訪れることが出来なくなり、小笠原諸島の観光には大打撃となった。

4日遅れで小笠原諸島父島に向かうこの日の臨時便「おがさわら丸」は、船客定員894名に対して、乗客は僅か84名。

台風一過の青空



「おがさわら丸」の長い船首

船首にもコンテナを積載する。

前夜、台風で欠航になった、三宅島・御蔵島・八丈島行きの東海汽船の大型貨客船「橘丸」

普段日中は島々をまわり東京港に居ない「橘丸」と、週1度程度しか東京港に現れない「おがさわら丸」。
日中の東京港竹芝桟橋で顔を合わせるのは珍しい。



島々への物資を運ぶコンテナ



港や船を望む竹芝地区のボードウォーク

ボードウォークは、港や船を眺められる公園のよう。



クレーンでコンテナを積み込む「おがさわら丸」

おがさわら丸は、愛好家や小笠原諸島住民には「おが丸」の愛称で親しまれている。


東京港と小笠原諸島父島間約1,000kmを片道24時間で結ぶ小笠原海運の貨客船「おがさわら丸」


東京港と伊豆諸島の八丈島(三宅島・御蔵島経由)約290kmを約10時間で結ぶ東海汽船の貨客船「橘丸(たちばなまる)」


船首にコンテナ等を積載する貨客船

日本各地の離島航路の殆どがカーフェリー化した現代、伊豆諸島航路と小笠原諸島航路は未だにカーフェリー化されておらず、今も従来型の貨客船が就航。(※下田〜伊豆諸島航路の神新汽船の小型定期船だけ、限定的にカーフェリー化)。







隅田川の河口


黒潮を横切る海況厳しい外洋を航行するため、強靭な船体

東海汽船「橘丸」(手前)と、小笠原海運「おがさわら丸」(奥)

2隻の大型貨客船が顔を合わせる。普段は顔を合わる機会が殆どないため珍しい光景

2隻の貨客船は、荷役のクレーンにも違いがある。東海汽船「橘丸」は外洋に面した伊豆諸島の桟橋で船体が動揺しながら安定的に荷役を行うため、鳥居形・門型の特殊形状のトムソン式デリックポスト(クレーン荷役装置)。
一方、小笠原海運「おがさわら丸」は、父島二見港が湾の奥に位置し揺れながら荷役を行う必要がないため、支柱1本型のデリックポスト。
八丈島行きの「橘丸」(手前)
奥の「おがさわら丸」は、年に一度だけ八丈島に寄港する。



隅田川河口に架かる築地大橋





台風余波で運休中の「橘丸」


この日、4日遅れで小笠原諸島父島へ向かう「おがさわら丸」


日中なかなか見られない貨客船が並ぶ光景。カーフェリー化されていない貨客船を見られる光景自体が、現代の日本では珍しい。


父島行き「おがさわら丸」は、出港1時間前の午前10時より乗船開始




「おがさわら丸」は船首と船尾の両方にコンテナ等を積む。

本土から小笠原諸島へ定期的に物資を運ぶ船舶は、この「おがさわら丸」と、危険物や産業廃棄物を積載できる小型貨物船「共勝丸」(東京港月島(・豊洲・芝浦)〜父島〜母島)の2隻のみ。小さな「共勝丸」の所要時間は約40時間で、先代の「共勝丸」時代は9名だけ旅客も乗船出来た。

小笠原諸島父島行き臨時便「おがさわら丸」、午前11時00分東京港竹芝桟橋出港


船尾のスターンスラスターや船首のバウスラスターなど横向きの推進装置で、離岸もスムーズ。

秋の大型連休の多客輸送が、台風による欠航で出来ず、僅か84名の少ない乗客だけで、父島に向かう。


竹芝桟橋は港が狭いため、大きな「おがさわら丸」は、船体の向きを変えられる位置まで後進。






この辺りで船体の向きを変える。

広島県尾道船籍の内航貨物船「第5オーナミ」(手前)

日の出埠頭から浅草に向かう隅田川の水上バスが間をすり抜ける。


竹芝地区の広いボードウォーク

隅田川を遡り浅草へ向かう水上バス

東京都観光汽船の水上バス「道灌」


秋の大型連休中のため、大勢の乗船客

向きを変える「おがさわら丸」

「おがさわら丸」の周りにたくさんのカモメが舞う。

★動画↓




























