展望トロッコ列車の旅 / 旧・幌内線 三笠駅へ(クロフォード公園)【夏の北海道㉚】 | 湘南軽便鉄道のブログ

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本ブログは鉄道・バス・船舶・航空機等について、記録も兼ねて記事掲載。

その他、5インチゲージ自家用乗用鉄道「湘南軽便鉄道」についても掲載。路線は湘南本線(ベランダ線・路程約0.01km)があったが現在廃止。新たな庭園鉄道敷設の構想中。

(前回記事の続き)


(旧・幌内線 三笠駅跡)



★過去記事↓↓↓

















北海道・三笠鉄道村「幌内エリア」から「三笠エリア」へ

三笠鉄道村の幌内エリアに発着する三笠トロッコ鉄道の鉄道記念館駅(旧・幌内線 幌内駅)

午前11時12分、鉄道記念館駅発のトロッコ列車に乗車


三笠トロッコ鉄道の「展望トロッコ列車」は、この日、二度目の乗車。
二度目は、森林鉄道客車ではなく、オープン型トロッコ車両に乗車。

三笠鉄道記念館の保存車両を眺めながら、約2.7km先を目指す。




最後尾のオープン型トロッコ車両の後方展望


夏の日が照り返す。


かつて北海道や東北地方北部で活躍していたキハ20系の派生形式「キハ22」。キハ20とはドアの位置や客室窓の大きさなどが違う。車内はデッキ付きで床は板張り。

手宮駅(小樽市)との間を結んでいた、北海道初の鉄道、官営幌内鉄道(国鉄・JR幌内線)の幌内駅の跡




キハ58系の北海道版「キハ56」は、客室窓が他より小ぶりの二重窓。車内の床は板張り。




北海道の静態保存車両は、編成単位で保存されていることが多い。


郵便荷物車「スユニ50-505」






全長約450mの留置線を走るSLと並走。


三笠トロッコ鉄道の列車が、SLを追い抜く。








SL列車の線路はこの辺りまで。SLはこの辺りから、推進運転で引き返していく。



片道約2.7kmの三笠トロッコ鉄道幌内本線を走り、三笠鉄道村の「幌内エリア」から、「三笠エリア」へ。




遊覧鉄道のため、踏切は道路側が優先

遊覧鉄道のためか、線路上を歩くことは禁止されていない。



元・国鉄(JR)幌内線貨物支線の廃線路を走る。





木陰に入ると風が涼しい。



三笠鉄道村の「三笠エリア」にある初音町駅(トロッコターミナル)に到着




ここ初音町駅は、体験運転トロッコが発着するトロッコターミナル




隣では、運転体験トロッコが発車のスタンバイ。
運転体験トロッコも、三笠トロッコ鉄道が運行管理。(鉄道グッズショップ・カラマツトレインが委託運行)


午前11時29分、初音町駅到着。
本来は往復乗車が基本だが、ここで下車(途中離脱)させてもらう。


今、乗車してきた展望トロッコ列車は、すぐに鉄道記念館へ折り返す。














トロッコ列車が鉄道記念館駅に向け過ぎ去ると、運転体験トロッコも続行する。
運転体験トロッコは鉄道記念館まで行かず、途中の小池坂駅で折り返し、またここに戻ってくる行程。

ディープな鉄道の光景






倉庫代わりの貨物コンテナ



留置線の横に駐車しているトゥクトゥク。80号車「あかしあ号」として、運転体験トロッコの受付のあるクロフォード公園内の幌内太駅舎と、ここトロッコターミナル(初音町駅)間、約300mの輸送に従事。






三笠トロッコ鉄道・初音町駅(トロッコターミナル)全景



約2.7km先の奥地にある、三笠鉄道村「幌内エリア」にある三笠鉄道記念館から、三笠トロッコ鉄道でここ三笠鉄道村の「三笠エリア」までやってきた。
本来は三笠市営バス又はタクシーが移動手段。

三井芦別炭坑の坑外用8tディーゼル機関車



三笠トロッコ鉄道乗り場は、なかなか鉄分が濃い場所


三笠トロッコ鉄道・トロッコターミナルすぐ近くにある鉄道グッズショップのカラマツトレイン三笠店の事務所・倉庫。三笠トロッコ鉄道は、このカラマツトレインが委託運行している。

初音町駅(トロッコターミナル)から徒歩で、クロフォード公園内の幌内太駅舎(旧・幌内線三笠駅跡)へ向かう。距離300m程で徒歩5分と近い。



三笠鉄道村の「三笠エリア」へ。
クロフォード公園(旧・幌内線 三笠駅跡)


クロフォード公園内の幌内太(ほろないぶと)駅舎


国鉄・JR幌内線 三笠(みかさ)駅の前身に当たる、官営幌内鉄道の幌内太駅(1882年(明治15年)11月開業)を復元した駅舎。
駅名板の下に小さく「旧  三笠駅」と書かれている。


駅舎内は、かつての駅の備品等が並べられている。










駅舎内には、運転体験トロッコの乗車受付窓口がある。鉄道グッズショップのカウンターも兼ねている。






販売を行っている鉄道グッズが所狭しに並ぶ。







駅舎に隣接して、旧・三笠駅の跨線橋とホームが残る。


ホームには、車両が静態保存



跨線橋


跨線橋から、復元された駅舎(奥)を眺める。

ホームなどに静態保存の車両が並ぶ。手前にはディーゼル機関車や貨車。

奥には、かつて北海道内で活躍していた特急形ディーゼル気動車「キハ82」の姿も。



DD51形ディーゼル機関車






DD51形ディーゼル機関車「DD51  548」









★動画↓↓






※2022年(令和4年)8月上旬