(前回記事の続き)
★過去記事↓↓↓
士別軌道モノコックバスに乗車
JR宗谷本線・士別駅近くにある士別軌道本社(北海道士別市)
ここには、営業用としては全国に数台しか残っていない懐かしいモノコックバスが現役。
現在も路線バスとして活躍するモノコックバスは、士別軌道を含め、日本で僅か4台(その他、動態保存のモノコックバスは日本に数台残る)。
うち3台は、伊予鉄南予バス(愛媛県)、沖縄バス(沖縄県)、東陽バス(沖縄県)に残存しそれぞれ不定期運行。今も定期で活躍するモノコックバスは、全国でここ士別軌道の1台のみ。
冬季を除き路線バスとして定期運行。運行路線は日によって異なり、士別軌道の公式ホームページで公表している。
この日は土日祝日で、モノコックバスは、「温根別スクール線」の一往復に充当
士別軌道本社敷地内の車庫から、本社敷地外の公道を周り、待合室のある本社社屋前にやってきた。
1982年(昭和57年)製造のモノコックバス「日野K-RC301P」。約40年前から活躍する歴史的車両。
路線バスとして定期運行するモノコックバスは、全国に数台しか残っていない。定期運行のない動態保存車両を含めても、全国に数える程度しか残っておらず、今ではボンネットバスよりも稀少な存在。
モノコックバス乗車目当ての乗客向けの往復乗車券(記念品付き)を本社窓口で購入し、バスに乗車
懐かしい車内
窓は横引き式。二人用座席の背もたれには白いビニール製のヘッドカバー。
アナログな運転席
後部
最後部
後部窓
中扉
開閉窓
車内に冷房は無い。
右後部側面にある非常口
降車用ブザー
温根別スクール線 往路
温根別スクール線の運用に入った、士別軌道本社発・南12線行き路線バス9号「モノコックバス」
12時00分、士別軌道本社停留所発車
この先、主な停留所の時刻は、市立病院12時05分、東4北6 12時10分、西士別12時20分、温根別12時25分、南12線12時35分の順
士別駅前を経由。駅前からの乗客はいなかった。
モノコックバス車内からJR宗谷本線・士別駅ホームを望む。
★動画↓↓↓
※2022年(令和4年)8月上旬