(前回記事の続き)
(秋田港沖、北海道苫小牧東港へ向かう姉妹船「らいらっく」)
新日本海フェリー船内
北海道・苫小牧東港(周文埠頭)を19時30分に出港した、新日本海フェリー・秋田港経由新潟港行き「ゆうかり」
船内案内図。上層部3層が客室スペース。
エントランスのある3階
案内所(3階)
上下船口
自動販売機コーナー(3階)
3層吹き抜けのエントランスロビーと大きなモニュメント
エレベーター
ツーリスト客室(3階)
最もリーズナブルな客室で、ベッドタイプと雑魚寝タイプがあり、タイプにより、「ツーリストS」「ツーリストA」「ツーリストB」「ツーリストJ」がある。
船内の長い通路
4階
ステート客室(4階)
洗面台付きの個室。ベッド又は和室があり、「ステートB4名」「ステートB和室」「ステートBツイン」の3タイプがある。
大浴場(4階)
大浴場、サウナがある。大時化の荒天時は閉鎖されることもある。
スモーキングスペース(4階)
ショップ(4階)
土産物、船のオリジナルグッズ、菓子、おつまみ、飲み物、アメニティグッズなどを扱う。
船が入出港する北海道、秋田、新潟、敦賀の土産も豊富に揃う。
カフェ「ハイランド」(4階)
ドリンクのほか、カレーやパスタなどのメニューもあり、レストランよりも安めの価格設定。
グリル「嵯峨野」(4階)
本格的なコース料理を味わえる予約制のグリル。新日本海フェリーと同じ「SHKライン」グループのオーセントホテル小樽(北海道小樽市)監修の料理を楽しめる。
スポーツコーナー(4階)
ゲームコーナー(4階)
5階
コンファレンスルーム(ビデオシアター)(5階)
シアタースクリーンで映画鑑賞ができる。
レストラン「オアシス」(4階)
濃霧の太平洋を夜間航海
やがて太平洋から津軽海峡に差し掛かる。
青森県下北半島の大間崎の灯り。
津軽海峡を西に航行し、青森県津軽半島の竜飛崎を過ぎ、やがて日本海へ抜ける。
この日は、東北地方北部(青森県・秋田県)に前線が停滞し、記録的な大雨。
日本海は、波・うねり2.5m〜3m、向かい波、若干海況が悪く、少し動揺しながらの航海。
翌朝
夜が開けると、新日本海フェリー「ゆうかり」は、秋田県男鹿半島沖の日本海を航行中
記録的大雨を降らせた停滞前線の下、厚い雲に覆われた朝。
船室内プライベートバルコニーからの前方展望
前方には操舵室(ブリッジ)
スモーキングルーム(3階)
姉妹船との行き違い
朝6時44分、秋田港を出港し、北海道苫小牧東港へ向かう姉妹船「らいらっく」と行き交う。
お互い汽笛を鳴らし合い、エールを送る。
総トン数18,229t、全幅26.5m、全長199.9m 航海速力22.7ノット、旅客定員846名、車両積載台数トラック146台・乗用車58台
※2022年(令和4年)8月9日(火)〜10日(水)