未来編では

出来過ぎ高校生として登場します、

モリシタくんこと森下賢一くん。

今回は現代設定の

小学4年生編をお送りいたします。

 

 

 

賢一くんが登場する

『ひだまりハウス』のエピソード

↓↓↓↓↓

 

 

『旅行前にもまたひとつ』

(前編後編)

 

『バレンタインの恋模様』

 

『マスクですから!』

 

『18歳』

 

『もうひとつの短冊』

 

『…翔べ!』

 

『笑顔が見たいから』

 

『受難は続くよどこまでも』

 

 

『もうひとつの噓』

 

 

 

2人の先生との

やり取りを綴った妄想を、

思いつくままに垂れ流したいと思います^^

 

 

 

 

 

 

 

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4年生の秋に

家出をしてしまう賢一くん。

それまでの間、

この子に何があったのかを

主に本人視点で、

いくつかの話を公開予定です。

(父・賢吾さん視点の

『もうひとつの軌跡』

第6話第7話第8話の内容を

賢一くん視点で書きます)

 

 

 

この頃の経験も踏まえて、

サキちゃんや仲間と

青春を謳歌する高校生モリシタくんを

書けたらと思いながら書きますが、

辛い内容も多いと思うので、

読む読まないは無理なさらず、

お時間とお心に余裕のある場合に

お付き合い頂ければ幸いです(^^;

 

(☆第1話第2話第3話

第4話第5話第6話

第7話第8話第9話

第10話第11話第12話

第13話第14話第15話

第16話第17話第18話

第19話第20話はコチラ)

 

 

 

 

今回は第21話。

夏休み中、健児くんと家で

過ごす事が憂鬱だったところに、

『ひめじ堂』を手伝う話が

舞い込みました。

女将である恵奈伯母さんの指導のもと

お店の手伝いを始め、色々な

気づきを得る事に……。

 

 

 

 

 

******************

 

 

オリキャラ妄想

「散らばるココロ 第21話」

 

 

 

 

「よく来てくれたわねえ!賢一くん」

「こんにちは。恵奈伯母さん」

『ひめじ堂』に着いた

俺を出迎えてくれたのは、

母さんの姉・恵奈伯母さん。

俺が生まれる前ずっと前から

女将として、祖母ちゃんや

職人の旦那さんと店を切り盛りしている。


「それにしても、ホント子どもの頃の

麗奈ちゃんにそっくり!

ウチの姉妹の中でも、麗奈ちゃんは

とびきり細かったものねえー」

「そうねえ…。顔は私似だけど、

身体は賢吾くんに似てる気がする」

「言われてみれば、

賢一くん手足が長くなってるわ!

お父さんみたいに

背が伸びればいいわねえ」

 

「…へへっ。『麗奈ちゃん』だって」

「お母さんをからかうんじゃありません」

母さんは、6人姉妹の4番目。

俺にとってはうんと大人である母さんが

ここに来ると、母さんの姉妹から

ちゃん付けで呼ばれるから、

なんだか面白い。

 

 

「賢一は物覚えの良い子だけど、

覚えるまでは迷惑掛けてしまうと思う。

3週間、よろしくお願いします」

「お願いします」

「やだやだ頭なんて下げちゃって!

初日なんだから、

迷惑なんて気にしないでいいの!

お盆シーズンが始まる前から

来てもらったのも、ゆっくり

覚えてもらうためなんだから」

母さんに倣って頭を下げると、

恵奈伯母さんは豪快に笑った。

 

「こちらこそ、お休みなのに

手伝いに来てくれてありがとね!

3週間、お願いします」

「はい!お願いします」

声の大きいところも体型も

祖母ちゃんにそっくりだけど、

目元は母さんにも似ている気がする。

久々に会った事による緊張感も

和らいだところで、

恵奈伯母さんによる説明が始まった。

 

 

 

 

最初に、お客さんと話すときの

言葉遣いを教わったあと、

俺の役割を知らされる。

 

「まずは開店準備ね。

7時半に出勤して、

店内や店外の掃除をしてもらいます」

「はい。」

(開店準備。…っと)

教わった事を忘れないよう、

ノートを持って来たものの

結局母さんがくれた新品のメモ帳を

使う。

 

「8時に開店してからは、

お客様に元気よく挨拶してね。

お盆シーズンに入ったら

カウンターの外側で

仕事してもらうけれど、

お盆前までは内側の仕事も

してもらうから、

その辺りもおいおい教えていきます」

「はい。」

「お昼の休憩は1時間。

お母さんと同じ時間にとって下さい。

お店を16時に閉めたあと、

店内の掃除をして、

16時半に1日の仕事が終わります。」

「はい。」

 

メモ帳を閉じたあと、

子ども用の羽織を受け取り、袖を通す。

 

 

「外を掃除するときは、

帽子を被っていってね。

お客さんが入りたくなるような

綺麗なお店にして頂戴」

「はい。」

まだ7時半過ぎだというのに、

店の前の掃き掃除と

窓の拭き掃除をしただけで、

一気に汗をかいた。

中へ戻って水分補給をしたあと

床のモップ掛けや

ショーケース磨きに取り掛かる。

「商品の良さがお客様に伝わるよう、

ピカピカに拭くのよ」

「はい。」

「そうそう、その調子!

…賢一くん、筋がいいわねえ」

 

店内には床几台(しょうぎだい)

と呼ばれるベンチのような物が

置かれていて、贈答品を買った客は

包装される間、ここで待つらしい。

その客に饅頭とお茶を出すのも、

俺の仕事になるのだと、

伯母さんは言った。

 

(“ちょっとお待ち下さい”じゃなくて

“少々お待ち下さい”…か。)

うっかり普段の言い方に

なっちまいそうだ。気を付けねえと…。

 

 

 

「あ、開店時間だわ!

賢一くん、準備中の札を

営業中に変えてきて」

「はいっ」

埃を立てないよう、早歩きで移動し

入口の表示を変える。

さっそく客らしきお爺さんが、

お婆さんを連れて中に入って来たけど…。

 

「いらっしゃ」「おォイ!ジョーちゃん!」

 

 

「!!!!?」

(エ?…ジョーちゃん?俺賢一だけど)

耳をつんざくような大声と内容に、

困惑してしまう。だけど当のお爺さんは

そんなのお構いなしに声を上げる。

「今日のうまいモンを教えてくれや!」

「はいっ。本日お勧め

している商品は」「はアアアァ!!?」

 

(なんでこんなに喧嘩腰なんだよ。

こっちがはァ?なんだけど)

普段なら言い返すところだけど、

相手は『ひめじ堂』のお客さん。

ここで言い返したら、お店で働く皆に

迷惑を掛けてしまう……。

 

「おォイお母さん!

おまん何食べるだや!??」

対応を考えているうちに、

今度はお婆さんに向かって

大声をあげた。

お婆さんにも何度も「はアアァァ!?」

と聞き返したあと、

ようやく恵奈伯母さんに声を掛け

かぼちゃ饅頭を2つ注文。

 

「恵奈さんや!きょうは見た事ない

ジョーちゃんがおるだなァ!

アンタの孫かァ?」

「この子は甥っ子!男の子ですよ」

 

(あ。“お嬢ちゃん”って意味だったのか)

2人の会話を聞いて、

最初に抱いた疑問は解決した。

でも、お金を払うお婆さんの後ろで

腕組みして待ってる姿といい、

やっぱり粗暴に見える……。

 

 

 

 

最後、お婆さんからひったくるように

荷物を奪い、お爺さんは店を出た。

 

「賢一くん大丈夫?

古田さん声大きいし方言混じってるから

びっくりしたでしょう」

「びっくりっていうか。

喧嘩腰だったから、

何か怒らせたのかなあって

心配したけど、あれが素なんだね。

…常連なの?」

「そうよ、常連さん。

仲のいいご夫婦でねえ、

20年くらい前から毎朝奥さんと

散歩の途中に寄ってくださるのよ」

「エ!仲良しなの?

やたら大声で偉そうに見えたけど…」

店内に恵奈伯母さんと2人になった

タイミングで、率直な感想を伝える。

あんなに大声あげられ続けて、

お婆さんは嫌にならないんだろうか…。

 

しかし。

「大声なのはねえ。

…ご夫婦とも、耳が遠いからなのよ」

「あ!お年寄りはそうなるんだっけ」

「そうよ。特に病気じゃなくてもね」

あの大声も、耳が遠いお爺さんにとっては

普通の音量に聞こえているのかも

しれないと気づく。

 

「大声になる事情はわかったよ。

でも、お婆さんにお金払わせたりさ。

その間腕組みして待ってるし…」

「賢一くんのお父さんは

そんな事しなさそうだから

びっくりするわよねえ?

でも昔はね、旦那さんが働いて、

家計は奥さんが握っている

ご家庭が多かったのよ」

「…そーなの?」

「そう!ああ見えて実際は

奥さんがしっかり管理して、

旦那さんは限られた小遣いで

必死にやり繰りしてるのかもよ?」

「そっか…。」

「腕組みもねえ…手持ち無沙汰なのか、

スーパーで買い物してる夫婦を見ると

やってる旦那さんが多いのよね。

でも確かに、見ようによっては

偉そうに見えるかもしれないわね」

 

伯母さんの説明のおかげで、

あのお爺さんの言動について

ようやく胸に落ちる。

最後にひったくったように見えたのも、

もしかして奥さんの荷物を

持ってあげようという

お爺さんの男気だったのかも……。

 

「伯母さんありがとう!

あのお爺さんの事、

ちょっとわかった気がするよ」

「このお店にはお年寄りも沢山来るけど

大声で喋っていても

怒ってるワケじゃないから。

賢一くんは気にせず、いつもより

少し大きな声で接客してあげてね」

「はい!」

「そうそう。その調子」

 

8時前半は、意外と

スーツ姿の人が多く。

贈答品を購入し、

包装を待つお客さんに、

ほどよく熱めのお茶と饅頭を出した。

 

9時頃になると、

13時もしくは16時まで働く

パートさんが続々と出勤。

敷地内にある工場に行く人と、

この店内に来る人に別れた。

 

ちなみに、この日店内で働く

パートさんは2人。

「この子は、甥の賢一よ。

販売の手伝いをしてもらうから、

2人ともよろしくね」

「森下賢一です。よろしくお願いします」

伯母さんに紹介されたあと

お辞儀をする。

「うわあ!可愛い!

もしかして麗奈さんのお子さん?」

「そうよ。そっくりでしょう?」

「私もひと目でわかりました!可愛い!!」

 

(そんなに母さんと

そっくりなのかあ。俺)

健児の他人呼ばわりに対して

そんなワケはないと思いながらも、

心のどこかで気にしていたのだろうか。

母さんと似ていると言われて、

嫌な気はしなかった。

まあ『かっこいい』じゃなくて

『可愛い』という点だけフクザツだけど。

 

お客さんの来ない時間は、

食器を洗ったり、恵奈伯母さんから

商品の扱いを習った。

日頃工作をしているおかげで

包装が綺麗だと褒められたのが嬉しい。

 

覚える事が山ほどあるため、

初日はあっという間に終わった。

 

 

 

 

 

2日目の昼休み中。

「…あら?タブレットにもメモするの?」

 

店の横に増設されたプレハブは

ネット店舗専用事務所と呼ばれ、

母さんはここで、本店の事務と

インターネット店舗に関する

仕事をしている。

その事務所で弁当を食べたあと、

メモ帳を傍らに置いて

タブレット端末を操作する俺を見て、

母さんが尋ねる。

「半分アタリで、半分ハズレ!

商品のアレルギー成分を、

お客さんも見れたら便利かなあと思って」

 

 

午前中、お客さんから

アレルギー成分について質問を受け。

その場でわからなかったから

パートさんに引き継いでもらい、

後から恵奈伯母さんに

一覧表を見せてもらい、メモを取った。

 

ただそれは、あくまでも質問されたとき

従業員が確認するために作られたもの。

お年寄りには耳が遠くなったり

視力が落ちる人も多いというから、

細々とした文字で書かれた一覧表を

見せながら口頭で説明するよりも、

商品の絵と少し大きめの文字を

添えたほうが分かりやすいのでは

ないかと考えたのだった。

 

「家に帰ったら、ここに載せる

絵を描くんだけど。

品数いっぱいあるから

完成するのはもう少し後かなァー」

「あら。それなら、

写真を貼付すればいいじゃない」

「いいの!?勝手に貼っちまって」

身内の店とはいっても

勝手に画像を使ったらいけないかと思い

商品の画像は全て手描きをする

つもりだった。

「勝手も何も、この表を

公式のものにすればいいのよ」

「エ?」

「この案は、お年寄りのお客さんに

寄り添った、素敵なものだと思う。

一度女将に交渉してみましょう」

 

(エ!マジで店の公式アイテムになるの?)

立ち上がった母さんは

さっそく恵奈伯母さんを探し、

俺が作っていた画面を見せる。

 

「賢一が作ってくれてるんだけど、

…これ、店舗で使いましょうよ。」

「へえええ!賢一くんが!?

小学生が作ったとは思えない出来ねえ」

「いまのシニア世代は

アレルギーについて気にする人も

そこまでいないかもしれないけど、

細かい文字が読みにくくなった

ミドル世代にも需要があると思うの」

「わかるわかる!

あたしも5年くらい前から

文字読むときには眼鏡が

欠かせなくなってさァ!」

母さんの、静かながらも

熱心な説明を聞きながら、

恵奈伯母さんは画面を一通り確認し。

 

「確かに画像つきの方が

わかりやすいわね。

…いいでしょう。許可します」

「ありがとう!姉さん」

「賢一くん。

休憩が終わってからでいいから、

お母さんとこの表を仕上げて頂戴」

「はい!」

 

 

(俺の作った表が、店で使われるんだ…)

その後、タブレットで作った表を

お店のパソコンを借りて作り直し。

「ぶははっ!このホラー系文字の

『水まんじゅう』ウケる!

『ひめじ堂』に全然似合わねえっ」

「こら!遊ぶんじゃないの。

…あとは画像を貼って、

バランス確認をしましょう」

「はァーイ」

お店のホームページで

使われている宣材写真の画像を

貼り付けていくと、

本格的な表が出来上がる。

 

「あとはこれを印刷して。

耐久性と耐水性を高めるために

ラミネート加工もしましょうね」

「すげえ!あんなペラペラのフィルムが

カッチカチになった!

コレうちわにも使えるんじゃね?」

「だから遊ぶなって言ってるでしょう!?」

 

出来上がった一覧表を

恵奈伯母さんに見せ、

さっそく店に置かれる事になった。

 

 

 

 

その日の夕食中、母さんは父さんに

この一覧表の話をする。

「姉さんがね、これからも何か

思いついたアイデアがあれば

教えてねって言ってて。

賢一、なかなか頼りにされてるのよ?」

「そうか!賢一、大活躍だなあ」

「別に、まだ2日目だし」

 

なんだか照れくさくなった俺は、

素っ気ない返事をしてご飯を食べたけど。

食べながら、出来上がったばかりの

一覧表に残っていた

微かな熱を思い返していた。

恵奈伯母さんが許可してくれた事も、

母さんが認めてくれた事も

嬉しかったな……。

 

 

 

 

「お前が『ひめじ堂』にいってよかった!

おとうさんだって、お前の世話が

タイヘンだったんだからな!」

「そうだったんだ…」

この日話題の中心になれなかった事が

癪だったのか、今回も親がリビングに

いないタイミングで暴言を吐き始める。

 

「ずっと家からいなくなればいいのに!」

「健児はそう思うんだ……」

「よその子は出て行けばいいんだ!

お前がほめられるのだって、

よその子だからなんだぞ!

チョーシに乗るなよ!」

「そこまで言わなくても…」

 

タブレットをぼんやりと眺めながら

相槌を打つ。

これまで健児の暴言が始まると

適当なところで部屋に避難したけど、

……これまでの俺とは違う。

 

 

 

(これでひとつ、証拠が出来た)

秘密基地でミツキ先生と会ったとき、

“先生”としては勧めにくかったけど

…と前置きしたうえで、

暴言の録音を提案された。

「ソレって…。

盗撮とか、盗聴扱いされねえの?」

「うん。今回の場合、賢一は

被害を受けている、当事者にあたる。

どこかに侵入して

盗聴しているわけでもない限り、

正当な証拠として使えるよ」

「でもいいのかな。家族相手に…」

「まあ、録音されていると知られたら

良く思わないかもしれないよね。

賢一が気が引けるのなら、

無理してやる必要はないよ」

躊躇う俺に、ミツキ先生がそれ以上

強いる事はなかった。

 

「ただ…そういう方法もあるよって

いう事だけ、覚えていてほしい。

…俺はもちろん、

賢一の言う事を信じてる。

『ひだまりハウス』の子は俺にとって

可愛いきょうだいだから。

でもお父さんやお母さんにとっては

賢一も健児くんも可愛い息子だから、

賢一が被害を訴えたとしても

どちら一人だけを信じるというのは

難しいと思うんだ」

「…そうだな。健児はきっと、

俺の出まかせだって主張するもんな」

「賢一や健児くんの人となりを知らない

第三者でも納得させられる武器が、

証拠というものだからね」

 

 

そのときは、まだ躊躇う気持ちが強くて

踏み切る気はなかった。

でも帰宅後、俺の話を遮り

孤立させようとする健児を見て、

気が変わった。

 

アイツは、弱い人間を相手に

反撃出来ないという俺の良心に

つけ込んで、好き勝手をしている。

もちろん暴力はいけないと思うし、

俺だって犯罪者にはなりたくない。

 

でもこのまま、大人しく

サンドバッグになっていると思ったら

大間違いだ。

俺が我慢出来なくなったときに

父さん母さんに納得してもらうため、

沢山の証拠を集めてやる……!

 

 

 

 

******************

 


スパダリなお父さんや、

元気いっぱいなお祖母ちゃんを見て

育っている賢一くん。

THE・お年寄り!な古田さんに

気圧されていましたが、

『ひめじ堂』で様々なお客さんを見て

さらに成長していきそうです^^

 

賢一くんは英才教育どころか

小学校のうちは塾にも行きませんが、

『森下賢吾と麗奈の息子』

である事そのものが、

英才教育になっている気が(゚∀゚)

ご夫婦揃って優秀ですからね♪

 

 

 

 

こうして日常も書きつつ、

このシリーズのメインテーマは

家出するまでの経緯。

 

第1話を書き始める前に

思い描いていた内容と

違う部分もあり、

辻褄合わせに首を360度

捻っておりますが(怖いわ!w)、

ちょっとずつ繋がっているのかなあと

感じております!

どうしても矛盾している場合は

若干賢吾さん視点などの

修正もするかもしれません(^^ゞ

 

 

 

ちなみにミツキ先生は

正義の味方に憧れ

突き進む男ですが、

誰に対しても平等な人間!

というワケではなく。

健児くんよりも

『ひだまりハウス』に通う

賢一くんに肩入れしている感が

否めません(^▽^;)

 

まあ、こうして粘着的に

攻撃し続ける健児くんも

けっして幸福ではない…とは

思っているのでしょうけどね~

 

 

 

もっちーも救ってメンヘラ女子も

救ってあげたいと苦悩していた

高校時代とは違い、

いまは目の前の子どもたちに、

心から笑える生活を!…というのが

ミツキ先生にとっての

何よりの“正義”なのでしょう。

 

 

それではお付き合いいただき、

ありがとうございました(^^)