おおおおおおっ!

 

 

 

高校生黄藤くん&もっちーの妄想が

約半年ぶりの更新とは…(゚д゚)!

未来設定のふたり、

ちょくちょく登場して存在感あるから

全然ご無沙汰感がなかったのでした。

(ノ´∀`*) 

 

 

 

というワケで高校3年生に進級した

もっちー視点の妄想です♪

 

 

 

↓↓↓高校2年生黄藤くん↓↓↓

&もっちーの妄想まとめ

 

 

・長期休校中のやり取りを綴った

『いつだってそばに』

 

・黒執着心と書いて

クロトリツキミちゃんに脅迫された

『守りたいものがあるから』

(☆前編中編後編)

 

・黒執さん問題解決後に誘われた

ドキドキなAV鑑賞会エピソード

『黄藤くん、危機一髪!?』

(タイトル変えましたw)

 

・ブレ黄の交流が再び始まった

修学旅行妄想

『月にねがいを』

(前編後編)

 

・黄藤くんともっちーの♡友達

近藤さんが接近!?な

『縮まって、広がって』

(前編後編)

 

・クリスマス旅行のために

アルバイトを始めるもっちー視点な

『旅行前にもまたひとつ』

(前編後編)

 

・もっちーが誘惑に苛まれるお話

『丸い誘惑』

 

・互いに大事に想っているのに

すれ違うふたりの

『掛け違えるふたり』

 

・ついにクリスマス旅行へ☆

『青いふたりのクリスマス』

(前編後編)

 

 

 

このようにつかず離れずな二人の

様子を綴った妄想を、

思いつくままに垂れ流したいと思います^^

 

 

 

 

 

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今回は、ふたりのバイト先

・『ひだまりハウス』からお届け!

キスの日にまつわる、

ちょっぴりモダモダ&残りはおふざけな

エピソードです^^

 

 

《注意!》

  • 作文クオリティ御免!(笑)
  • 二人はくっついていないので糖度低め!

 

ご容赦いただけるかたのみ、

スクロールをお願いいたしますm(u u )m

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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掃除戦隊物語

「マスクですから!」

 

前途多難に思えた
託児施設のバイトも、
半年以上続いている。

マスクしながらではあるものの、
5月の外遊びは気持ち良かった。
僕を蝕むムシャクシャも、
青い空のように
洗われるような気がして―――。



「―――オジサン、大丈夫ですか?」
「!」
遠い場所から、預かっている
子どもの声がして慌てて探す。
(確かアイツ、遠くに飛んだボールを
追いかけてたはず……)
よく見ると、広場の
端のほうにチビはいた。
しかも、腹部を押さえうずくまる
小太りの中年と一緒だ。

「トイレ行きたいんですか!?
すぐ近くにあるから行って来れば
…え?苦しくて一人じゃ行けない?
しょうがねえなぁ……」

(しょうがねえじゃないだろ!
あのおバカ!)
何も知らずに世話を焼くチビを
𠮟りつけてやりたいけど、
悪いのは子どもの善意につけ込んで
トイレに連れ込もうとしてる
変態野郎だからなあ……。

大声で呼んで最悪の事態を
防ごうとした、そのとき。



「…ソレナラ。僕ガ
連レテ行ッテアゲマショウカ」
「ひっ………!」
引きつった笑顔で
拳を鳴らす光希が現れた事で、
変態は風のように去っていった。

「…なんだ。あの人元気じゃねーか。
ボールを拾ってくれたと思ったら
お腹押さえ出したんだけど」
「だからァ!
アイツは変質者なんだってばァ」
きょとんと遊歩道を見つめる
チビに説明する。

「でも、困ってる人がいたら
優しくしましょうって、学校で言われたよ?」
「じゃあこうしよう!
困ってる人がいたら、
まずは他の大人を呼ぶこと!」
「うん!」
「なるべく、お前が知ってる
大人を呼ぶんだよ?
変態とグルの可能性もあるからね!」
「わかったよ!シハル先生」

チビが子ども達の輪に
戻って行くのを見届けたあと。



「ありがとみーちゃん!
でも確か、今週はバイト
入ってなかったよね?」
「うん。図書館行きがてら
みんなの顔を見に来た」

この日は中間試験前で、
部活は休みだ。
僕は放課後すぐにバイトに
来たけれど、特進クラスの光希は
1時間後に下校して、今に至る。

「あと、もっちーに
デートの誘いを~と思ってさ」
「……エ!?」
「といっても飲食店も入りづらいし
テイクアウトして公園かどこかで
食べる事になるけど」

(ンもう。
紛らわしい言い方しないでよ)
つまり光希は、僕と夜ご飯を
食べたいだけの事であって。
そんな事、僕だってわかってる。
だって光希は先月、近藤の友達と
付き合い始めたんだから………!

(わかっていてもときめいちゃう
僕も僕なんだけど。…さ)
二つ返事でOKして、
僕のバイト終了時刻に合わせて
光希が再び来てくれる事に。




瞬く間に夜になり、
最後のちびっ子のお迎えが来た。

この日の出来事を伝えると
にこにことお礼を言ってくれたが、
変質者のくだりで一瞬だけ
地獄の鬼のような形相に
なったのを、僕は見逃さなかった。
あの変態、この親父さんに
見られなくて命拾いしたな…。

誰もいなくなった部屋で
消毒作業を済ませ、
子どもセンターを出ると、
光希は居眠りしていた。
光希のクラスの登校時間は
1時間早いから、勉強漬けで
クタクタなんだろうなあ……。


(…ってか。光希だって
充分無防備なんだけど)
呆れながら隣に座り、
あどけない寝顔を見つめる。

最近は地域の変質者出現情報も多く
光希は子ども達に気を付けるよう
促しているけど…。
僕からすれば、光希だって
無防備なお子様のひとりなワケで。
こんな所で呑気に寝ていて、
イタズラでもされたら
どうするんだろう……。

(マスク越しだったら
ノーカウント。…だよね)
きっと光希は、

4人目となるいまの彼女に

ファーストキスをあげるんだ。

そして僕は卒業とともに、

この恋を卒業するんだろうな……。

 

報われない想いの慰みになればと
マスク越しに光希の唇にキスをした。
当然ながら、ダイレクトに伝わるのは
自分のマスクの感触だけど。
マスクをせざるを得ない

生活のおかげで
光希とキス出来たんだから

まあ、悪い事ばかりじゃ

ないのかもしれない。


そのとき、
「―――!?」
誰かの視線を感じて振り返る。

そこには何故か、
最後に出て行ったチビがいた。



「…え?シハル…せんせ?」
「あーどうしたのお前?」
「父さんがトイレに行ってる間、
退屈だから外出ようと思って」
「馬鹿なのお前!?
こんな真っ暗な中で
また変態に狙われたら
どうすんのさー」

何事もなかったように
話し続けるものの。
僕の心臓はバクバクといっていた。

(まさか…見られた!?
僕が光希にした事―――)
そわそわしながら、
チビの反応を伺うと。


「あのさ…シハル先生?
もしかして今、ミツキ先生に」
「キスしてないよ。」
にこやかに、しかし
有無を言わせぬ迫力を込めて答えた。

「そもそも君、小学2年生だよね?
キスの意味をちゃんと、
わかってるのかなァ?」
「えっと。調べてみる」
ガキのくせして、自分専用だという

タブレット端末を取り出し検索を始めた。

「あったよ。
―――ん?“せっぷん”?
こいつクリックしてみよっと」
「お前、ちびっ子なのに検索まで
出来ちゃうなんてすごいねえ…」
「これだ!
―――“相手の唇やほおなどに
自分の唇をつけ、愛情や尊敬の
気持ちなどを表すこと。
くちづけ。キス。
例文「恋人に接吻する」”だって!」
「はいはーい!よく出来ましたァ。

漢字も読めてエライエライ」
説明を終えたチビに
棒読みで褒めて拍手してから。

「つまりキスとは、
唇をつける事なんだ。…わかる?」
「うん…」
「でもさっきシハル先生は、
ミツキ先生の唇じゃなくて
マスクにつけていたよね?」
「まあ。確かに」
「しかもしかも!
僕の唇はマスクで包まれてる!
つまりいまの行為は僕が、
僕のマスクに
キスしたって事になるのだよ」



(我ながら、完璧に隠蔽したぞ)
多少強引かもしれないけれど、
マスクの感触しかしなかったのは
事実だ。
 

「そもそも、ひとは何故

キスをしたら相手を好きだと

決めつけるんだろうねえ」

「哲学風に言うなよ」

「哲学なんて知ってンのお前!

天才じゃーん」

「ごまかすなよ。ってか、

やっぱりキスしてたんじゃねーか」

「だからしてないってば」

胸を張って答えたも、
チビの眼はすわったままだ。


「でもさ。…うわ!」
「でももストライキもないのッ!」
子どもセンターの外壁に手を突き、
間にチビを挟み込む。


「いいか!?
いまの事はシハル先生にとって、
お前がお漏らしした事を
言われたくないのと同じくらい
誰にも言われたくないんだぞ??」
「う。うん……」
「だからァ…。
絶対誰にも言っちゃダメだよ?
もし言ったら将来、

お前の好きな子の前で
“モラシタ君”って呼ぶからねッ!」
「言われなくても、
誰にも言わねえよッ!」

ほぼ恫喝になった僕の“お願い”に
チビはガタガタと震え。




「ミツキ先生と付き合ってる事!
俺、誰にも言わねえからッ」
「……え!?」
意外な言葉に、こっちの声が
ひっくり返ってしまった。

「だから、その…。
シハル先生はミツキ先生と、
“らぶらぶ”ってやつなんだろ?
愛に性別は関係ないんだよって、
父さんも言ってたよ」


(お前の親父ナイスぅ…!)
てっきり面白がると思っていたのに
チビなりに真摯に考えてくれたらしい。
ホッと胸を撫でおろしてると。



(げっ!親父が来た!!!)

不思議そうな顔をしている
親父を見て、身体の温度が抜け落ちる。

「あれ…シハル先生?
一体何をして…」
「ああコレ!
いま『ひだまりハウス』で流行ってる
壁ドンごっこなんですよォー!」
よりにもよって、預かっていた子に
恫喝しているとは言えず
慌てて誤魔化すが。

「へぇ…楽しそうだなァ。
僕も混ぜてくださいよォ……」
「う……!」
チビがすり抜けたタイミングで、
親父に壁ドンをされてしまう。
180に満たない

瘦せ型中年とは思えない
眼光・迫力にたじろぐ。



「……ん。あれ?
もっちーもう終わったんだ」
「―――光希!」
ちょういいタイミングで
光希が起きてくれたおかげで、
親父から逃れる事が出来た。
関心は息子へと移ったようだ。

「こら。勝手に外へ出たら
危ないじゃないか」
「ごめん。でもシハル先生が
一緒だったからヘーキだったよ」
「そうか。シハル先生に
お礼を言わないとね」
親父は柔らかな笑顔を纏い、
僕に頭を下げて去って行った。


「あのお父さんって。
みーちゃんのママさんに似てるよね」
「そうか?確かにウチの母さんは

男前って言われるけど」

ここ『ひだまりハウス』を利用する
保護者は、基本いい人ばかりだ。
あの親父も愛想のいい
ハイスペック男なんだけど、
息子に注ぐ愛情の重みがハンパない。
あり得ない事だけど、

光希のママさんと鉢合わせしたら

ホラー映画同士のコラボ映画のような

スゴイ絵面が誕生する気がした。

(もし変質者があの人に
現行犯で捕まったら、ある意味
屍になるんじゃないかなあ…)
ぶるりと身震いしたが、
とりあえず光希にキスした事は
内密に出来そうでほっとした。



「そろそろファミレス行こうか。
注文した弁当出来てるはずだし」
「そうだね!」

こうして僕はこの日も、
光希の“友達”として肩を並べるのだった。



 

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長々と書きましたが、

ただ高校生のふたりを

マスクを免罪符にキスさせたかった

だけであります(笑)

マスク越しだったらノーカウント!

って事で( ̄▽ ̄)

 

 

 

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今回はこうして全体に色を置いたあと、

 

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簡単に線を入れただけです(ノ´∀`*) 

 

 

 

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最初の加工より、

こっちの加工の方が好みです(゚∀゚)

 

このふたりが付けるのなら、

もっちーは

色&デザイン豊富な布マスクで、

黄藤くんは衛生面の安心を求めて

使い捨ての不織布マスク

じゃないかな?と予想。

 

ちなみににょへ子は、

普段の生活ではよっぽど

布マスクですね~

くすみピンクがお気に入りですが

最近は淡い紫を買い足し

もっちーカラーだ~!って

キモチ上げてます♡

 

 

不織布もあるのですが、

昨年の試験のように

人ごみのある所へ

行かざるをえないときや

病気にかかったとき用に

保存しています。

やっぱりそういうときは

使い捨てのほうが安心で。

 

 

また近日中に公開出来るか

わからないけれど、

にょへ子のオリキャラの中でも

○○な、イケてるふたりの鉢合わせ!?

な妄想も書いてみたいです(笑)

 

 

 

それではお付き合いいただき、

ありがとうございました(^^)