こんにちは!
UMIカウンセラーの かほ です
❝不登校の子どもを
ただ見守っているだけで
本当にいいんでしょうか?❞
この質問、
けっこうよく頂きます。
カウンセリングなどで
個別に聞かれると答えやすいのだけど、
一般論として答えるには
かなり迷う質問でもある…
なんでかなーって
考えていたら、
そーか!その親子の関係によって
答えが変わっちゃうからだ!
と気付きました
どういうことかと言うとね…
ちょっと極端な例を出しますが
子どもが不登校になって、
「このままじゃ社会から遅れを取ってしまう」
という焦りから、
お母さんが
/
せめて別室登校したら?
家では勉強したら?
家庭教師つけてみたら?
朝起きれるように、早く寝たら?
\
って、提案を繰り返しているとしたら。
この状態だと
子どもの心は休まるどころか
どんどんエネルギーを奪われてしまうので、
今は何もしないで
ただ見守った方がいいですよ
というアドバイスになる。
一方、
子どもに色々言ってしまうと傷つけてしまうし
助言はコントロールになってしまうから…
と心配して、
お母さんが子どもに何も言わない。
というか、
言うのが怖い、という状況で、
「本当にこのまま放っておいて
いいんでしょうか?」
というご質問だとしたら。
何も言われなくても、
子どもはお母さんから心配されているのを感じて
エネルギーは下がってしまうので、
いえ、
このまま見守っているだけだと
なかなか充電されませんよ
というアドバイスになります。
真逆じゃん!
ややこしい!!
って思われたかもしれませんが、
視点を変えると、逆に
ものすごーくシンプルなんです。
1つ目の例のお母さんは、
「このままだと社会から遅れを取ってしまう」
という不安から、
子どもに色々提案してみる、
っていう行動を取っていますね。
そして、2つ目の例のお母さんは、
「何か言うと、子どもを傷つけてしまうから」
という不安から、
何も言わない
という行動を取っている。
どちらも、不安からの行動なんです。
そして、子どもは、
お母さんの不安を感じ取って、
エネルギーを奪われている。
ぶっちゃけ、
行動はどうあっても、関係ないってこと。
それが、不安からなのか、
信頼からなのか、
そこが、相手に伝わる部分です。
というところを踏まえると、
❝ただ見守っているだけで
本当にいいんでしょうか?❞
という質問の答えは、こうなります。
不安ではなく
信頼のまなざしで見守れているなら
それで大丈夫ですよ
親なら、
子どもへの不安を完全に無くすって
かなり難しい事だと思うので…
不安100%だったところを
90%に減らして、信頼を10%増やす
みたいに、少しずつ配分を変えていく
そんな風に考えてみてはどうかな、
と思います。
不安が心にたくさんあるな~って
感じた方も、焦らなくて大丈夫です
少しずつでも
不安を減らしていくと、
必ず変化が表れますから…
不安を減らしていく方法は、
これまでのブログでもいくつかご紹介しているので、
ぜひ参考にしてみて下さいね
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