親の目を気にして仕事を選ぶ人。 | 加藤なほ 「"毒親育ち" からの人生改革」

加藤なほ 「"毒親育ち" からの人生改革」

毒親育ち、アダルトチルドレン、恋愛依存(DV)などの実体験を元に、"わたし" を生きる方法を伝えています。
▶︎セッション実績…2013年〜 5000件以上
▶︎メディア…NHK(クローズアップ現代+/あさイチ他)/朝日新聞/他多数。
▶︎著書「ワタシの母は毒親でした。」


 
以前
ブログでもう少し詳しく書いてみます。
 


「仕事を辞めたい」 

と思っているのに、

仕事を辞める決断が

なかなかできない方がいます。

 

 


 

辞められない表面上の事情はいろいろあれど、

心の奥底に

こんな気持ちを持っている人がいます。

 

 


 

それは、

 

"仕事を辞めることを親に言えない"

 

というもの。

 

 

 


"仕事を辞めることを親に言ったら

一体どう思われるのか(怖い)…"

 

 


 

このような思いを

無意識の中に抱えている人がいます。

 

 

 

そもそも、

今の仕事、職業を

自分で選択しているわけですが、

どこか心の奥底で

 

 

・親(や世間)から認められる仕事

 

・親(や世間)を見返せる仕事

 

 

を選んでいたりする人もいます。


   


 

それは、

 

自分が心からやりたいこと、

から本当にやりたいこと、

ワクワクすることではなく、

 

"親や世間"

といった、

 

自分の内側ではなく外側を基準にして選んだ、

つまり自分軸ではなく、

他人軸で選んだ 

といえるかもしれません。

 

 

 

 

 

 

全てではないけれど、

 

親が経営者だったり、

開業医だったりする場合、

 

幼い頃からなんとなく

"自分が継ぐものだ"

と思い込んでしまうこともある。

 

 

 

結果、

 

「自分は本当は何をしたいんだろう…」

 

とじっくり自分と向き合い、

考える時間を持てず、

それが当たり前なんだ

と思い込んで進学し就職する方も。

 

 

 


就職した後、

何かにつまづいたことを気にやっと

「この道でよかったのだろうか…」

とじっくり考え始め、

 

 


「親のいいなり

なってしまっていたのかもしれない」

 

 

「継ぐのが当たり前だと思っていたから」

 

 

「とにかく優秀でないと

自分には価値がない

と思い込んで生きてきてしまった…」

 

 

という、

 

 

 

親から精神的な自立が

できていなかったことに気づいたパターン

 

や、

 

 

知らず知らずのうちに

自分に擦り込んでしまった考えが原因だったこと

 

 

や、

 

 

自己価値の低さから

すばらしい仕事をしないといけない 

と上を上をただ目指してきた

というご相談も多く受けてきました。

 

 

 

 

わたしは

医歯薬系予備校に勤めていたことがあります。

 

(↑やんちゃな子ばっかりだった☺️

みんなかわいかった。

今でも連絡くれる子もいるし、テレビに出たのを

お母様が見つけたことを連絡くれた生徒もいた☺︎

この頃のわたしは、

やっぱり目が死んでる写真ばかりだった…涙)

 

 

<過去記事>

目に見えてわかる、10年間の変化

 

 

 

 

 

生徒のほとんどが親が開業医で、

 

「本当にこの道に進みたいのかな…」

 

と、わたしからみて だけど、

そんなふうに思う子が何人もいてね。

 

 

(↑懐かしい合宿のときの写真。

中1から男の子が苦手になってしまったわたしは、

女の子たちといると目が笑っている写真もあった☺︎)

 

 

 

予備校を卒業して、

医学部に進学し、

国試を来年に控える時期、

わたしがこんな仕事を始めたことを知って、

 

「かまさん(わたしの予備校勤務時代のあだ名)、この仕事でいいのかわからない…

カウンセリングしてほしい」

 

と連絡をもらい、

話を聞いたこともありました。

 


 

 

その後、

国試を受けて、

医師になったときいたけれど、

食事しようね 

とやりとりして以来、まだ会えてない。

 

 


 

楽しく働いているのかな。

 

 

✔️ 親は、わたしの話に

十分に耳を傾けてくれなかった

 

 

✔️ わたしが親の話を聞かなくてはいけなかった

 

 

✔️ 親は、

わたしの意見を否定したりバカにしたりした

 

 

✔️ 親は、わたしの意見だけでなく、

わたしの存在を否定するような

言葉を放っていた

 

 

✔️ 親は笑顔が少なく、怒ってはがりいたり

不安そうな顔ばかりしていた

 

 

✔️ 親は、パートナーやその他人間関係が

うまくいってなさそうだった

 

 

✔️ 親は、家庭のことよりも

世間体ばかりを気にしていた

 

 

✔️ 親は、信じて見守るのではなく、

心配して口ばかり出してきた

 

 

✔️ 親は、自分の正しさを

いつも押し付けてきた

 

 

 

このチェック項目の2つ以上が当てはまる人は、

 

 

 

✔️ 親はわたしを否定する

 

✔️ 親がわたしの味方をしてくれるわけがない

 

✔️ 親はわたしの幸せを望んではいない

 

 

 

という思いがある可能性が高いと言える。

 

 

<関連記事>

 

毒になる親 とは

 

 

台東区 母親殺害事件に思う。"わたしだったかもしれない" と思ってしまう事件がまた…

 

 

 

 

 

 

 

"過保護・過干渉の親"

に育てられた場合、

 

就職活動含め仕事を選ぶ際、

 

どこか心の奥で

親の望む仕事についていたり、

 

「この仕事、親がなんていうかな?」

と親の目を気にしたりする方がやはり多い。

 

 


 

親から精神的に自立し

自分のやりたいことを選ぶ権利が

大人になったあなたにはあります。

 

 


 

あなたは

心からやりたい仕事を選びましたか?

 

 


 

これしかできないから

という視点で選びましたか?

 

 


 

これなら親も何も言わないんじゃないかな

という視点で選びましたか?

 


 

 

誰かや世間を見返すため

という視点が心のどこかにありましたか?

 

 


 

本当の本当は、

どんな人生を送り、

どんな仕事をしたいと思っていましたか?

 

 


 

小さい頃に憧れた仕事は?

 


 

 

今、憧れる働き方、

理想の働き方をしている憧れの人、

どこか嫉妬してしまう人はいますか?

 

 

 


自分のために、

じっくり考える時間をそろそろ取りませんか?

 

 


 

あなたも、

あなたの周りの大切な人のためにも。

 

 

 

<関連記事>

 

本当に大切なものを離してしまうことがありませんように…

 

断るのが苦手な人。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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