ジャン=リュック·ゴダール 「女は女である」 (1961) | It’s not about the ski 遅れて来た天才スキーヤー???、時々駄洒落(笑)、毎日ビール!(爆)

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スキー大好き、ゴルフ、読書、映画、演劇、音楽、絵画、旅行と他の遊びも大好き、元々仕事程々だったが、もっとスキーが真剣にやりたくて、会社辞めちまった爺の大冒険?




【日本語字幕付予告編  CinefilDVD チャンネル 2013/5/17:30秒】



【作品紹介:「Wikipedia」より引用】


ゴダールの長篇劇映画第3作。アンナ・カリーナが出演したゴダール作品としては『小さな兵隊』(1960年)につぐ2作目。
「ミュージカル・コメディ」と銘打って製作され、アメリカ映画狂のゴダールがMGMのミュージカル映画から大量の引用を取り込み、イーストマンカラーのシネマスコープ(フランスコープ)で撮影されている。
しかし、登場人物が音楽に合わせて歌い踊るシーンは一つもないうえ(主人公が伴奏なしで歌うシーンが1度あるのみ)、ミシェル・ルグランの流れるようなメロディを唐突に断ち切ったり、意図的に無音を作る演出がなされていることから、「ミュージカル」というジャンルそのものに対する風刺作品とも評されている。

1961年に西ドイツのベルリンで行なわれた第11回ベルリン国際映画祭で、本作は金熊賞にノミネートされ、コンペティションで正式上映された。結果、アンナ・カリーナが銀熊賞最優秀女優賞を、ゴダールが銀熊賞特別賞を、それぞれ獲得した。ゴダールの銀熊賞受賞は、前年の第10回ベルリン国際映画祭での『勝手にしやがれ』から2年連続の受賞である。



【あらすじ:「Wikipedia」(上矢印)より引用】


エミール(ジャン=クロード・ブリアリ)は、パリの小さな書店に勤める青年である。彼は、コペンハーゲンから来たばかりでフランス語の「R」がうまく発音できないストリップ・ダンサーのアンジェラ(アンナ・カリーナ)といっしょに暮らしている。ある日アンジェラが、突然、赤ちゃんが欲しいと言いだす。それも24時間以内に。ふたりは意見が合わず、アンジェラは、「それならほかの男に頼む」と啖呵を切る。エミールは動揺するが、勝手にしろと答えてしまう。

アンジェラもアンジェラで、彼女の住むアパルトマンの下の階に住む、駐車場のパーキングメーター係のアルフレード(ジャン=ポール・ベルモンド)に頼むと宣言する。アルフレードはなにかとアンジェラにちょっかいを出していた。ある日、アンジェラはついにアルフレードと寝てしまう…。


【結末までのネタバレありのあらすじ:「MIHOシネマ」をご参照下さい。】 




【感想】

ゴダールは何しろ作品数の多い監督で、長編映画を48本も撮っている。そのうちで、私は10本も観ていないのだから断定は出来ないが、本作は、ゴダールの作品の中でも、おそらく最も肩の凝らない作品だと思われる。

先に観てしまった「女と男のいる舗道」(1962)より本作はさらに1作前の映画なので、ゴダールとアンナ·カリーナは新婚ホヤホヤ、ラヴラヴのチュッチュクチュー💕💕な訳(笑) ゴダールだって人間なんだよ、しか🦌も男なんだよ。相変わらず、台詞は難しいことを言ってゴダールらしくあろうとしているのだけれども、なんかもうニマニマ感が止まらない感じなんだよなあ。



【スタッフ·キャスト等:「Wikipedia」より引用】


スタッフ
監督·脚本·台詞:ジャン=リュック·ゴダール
撮影:ラウール·クタール
美術:ベルナール·エヴァン
音楽:ミシェル·ルグラン

キャスト
アンジェラ:アンナ·カリーナ
エミール:ジャン=クロード·ブリアリ
アルフレード:ジャン=ポール·ベルモンド
上映時間·公開日
上映時間:1時間25分
フランス公開日🇫🇷:1961年9月6日
日本公開日🇯🇵:1961年12月23日
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鑑賞日:2022年10月21日
場所:Bunkamura ル·シネマ


【ジャン=リュック·ゴダール監督長編映画】
① 「勝手にしやがれ」 (1960)
② 「小さな兵隊」 (1960)
③ 「女は女である」 (1961)
④ 「女と男のいる舗道」 (1962)
⑤ 「カラビニエ」 (1963)
⑥ 「軽蔑」 (1963)
⑦ 「はなればなれに」 (1964)
⑧ 「恋人のいる時間」 (1964)
⑨ 「アルファヴィル」 (1965)
⑩ 「気狂いピエロ」 (1965)
⑪ 「男性·女性」 (1966)
⑫ 「メイド·イン·USA」 (1966)
⑬ 「彼女について私が知っている二、三の事柄」 (1967)
⑭ 「中国女」 (1967)
⑮ 「ウィークエンド」 (1967)
⑯ 「たのしい知識」 (1968)
⑰ 「ワン·アメリカン·ムービー」 (1968)
⑱ 「ワン·プラス·ワン」 (1968)
⑲ 「あたりまえの映画」 (1968)
⑳ 「ブリティッシュ·サウンズ」 (1970)
㉑ 「プラウダ(真実)」 (1970)
㉒ 「東風」 (1970)
㉓ 「イタリアにおける闘争」 (1970)
㉔ 「ウラジミールとローザ」 (1971)
㉕ 「万事快調」 (1972)
㉖ 「ジェーンへの手紙」 (1972)
㉗ 「パート2」 (1975)
㉘ 「うまくいってる?」 (1975)
㉙ 「ヒア&ゼア こことよそ」 (1976)
㉚ 「勝手に逃げろ/人生」 (1980)
㉛ 「パッション」 (1982)
㉜ 「カルメンという名の女」 (1983)
㉝ 「ゴダールのマリア」 (1985)
㉞ 「ゴダールの探偵」 (1985)
㉟ 「アリア [アルミード]」 (1987)
㊱ 「ゴダールのリア王」 (1987)
㊲ 「右側に気をつけろ」 (1987)
㊳ 「ヌーヴェルヴァーグ」 (1990)
㊴ 「新ドイツ零年」 (1991)
㊵ 「ゴダールの決別」 (1993)
㊶ 「JLG/自画像」 (1995)
㊷ 「フォーエヴァー·モーツァルト」 (1996)
㊸ 「ゴダールの映画史」 (1998)
㊹ 「愛の世紀」 (2001)
㊺ 「アワーミュージック」 (2004)
㊻ 「ゴダール·ソシアリスム」 (2010)
㊼ 「さらば、愛の言葉よ」 (2014)

㊽ 「イメージの本 (2018)


ジャン=リュック·ゴダール監督についてWikipedia」より抜粋して引用。 詳細は同サイトをご参照下さい。】


ジャン=リュック・ゴダール (Jean-Luc Godard, 1930年12月3日 - 2022年9月13日) は、フランスの映画監督。編集技師・映画プロデューサー・映画批評家・撮影監督としても活動し、俳優として出演したこともある。
はじめ映画批評家として出発したが、『勝手にしやがれ』(1960年)ほかの作品でトリュフォーやシャブロルと並ぶヌーヴェルヴァーグの旗手とみなされるようになり、独創的なカメラワークや大胆な編集技法によって映像表現の世界に革命をもたらした。 以後、ほぼ年に2本のペースで問題作を発表しつづけており、その多作と注目度の高さから、20世紀の最も重要な映画作家の一人とも称される


【ジャン=ポール•ベルモンド主要出演作品】
① ジャン=リュック•ゴダール 「勝手にしやがれ」 (1960)
② ピーター•ブルック 「雨のしのび逢い」 (1960)
③ ヴィットリオ•デ•シーカ 「ふたりの女」 (1960)
④ マウロ•ボロニーニ 「ビアンカ」 (1961)
⑤ ジャン=リュック•ゴダール 「女は女である」 (1961)

⑥ ジャン·ベッケル 「勝負(かた)をつけろ (1961)

⑦ フイリップ·ド·ブロカ 大盗賊 (1962)
⑧ アンリ•ヴェルヌイユ 「冬の猿」 (1962)
⑨ ジャン=ピエール•メルヴィル 「いぬ」 (1963)

⑩ フィリップ·ド·ブロカ 「リオの男」 (1964)
⑪ アンリ•ヴェルヌイユ 「太陽の下の10万ドル」 (1964)
⑫ ジャン•ベッケル 「黄金の男」 (1964)
⑬ アンリ•ヴェルヌイユ 「ダンケルク」 (1964)
⑭ ジャン=リュック•ゴダール 「気狂いピエロ」 (1965)
⑮ フィリップ·ド·ブロカ 「カトマンズの男」 (1965)

⑯ ジャン•ベッケル 「タヒチの男」 (1966)
⑰ ルネ•クレマン 「パリは燃えているか」 (1966)
⑱ ルイ•マル 「パリの大泥棒」 (1966)
⑲ ロベール•アンリコ 「オー!」 (1968)
⑳ ジェラール•ウーリー 「大頭脳」 (1968)
㉑ フランソワ•トリュフォー 「暗くなるまでこの恋を」 (1969)
㉒ クロード•ルルーシュ 「あの愛をふたたび」 (1969)
㉓ ジャック•ドレー 「ボルサリーノ」 (1970) 
㉔ アンリ•ド•ヴェルヌイユ 「華麗なる大泥棒」 (1971)
㉕ ジョゼ•ジョバンニ 「ラ·スクムーン」 (1972)
㉖ フィリップ•ラブロ 「相続人」 (1973)
㉗ フィリップ•ド•ブロカ 「おかしなおかしな大冒険」 (1973)
㉘ アラン•レネ 「薔薇のスタビスキー」 (1974)
㉙ アンリ•ヴェルヌイユ 「恐怖に襲われた街」 (1975)
㉚ フィリップ•ド•ブロカ 「怪人二十面相」 (1975)
㉛ フィリップ•ラブロ 「危険を買う男」 (1976)
㉜ クロード•ジディ 「ムッシュとマドモアゼル」 (1977)
㉝ ジョルジュ•ロートネル 「警部」 (1979)
㉞ ジョルジュ•ロートネル 「プロフェッショナル」 (1981)
㉟ ジェラール•ウーリー 「エースの中のエース」 (1982)
㊱ ジャック•ドレー 「パリ警視J」 (1983)
㊲ ジョルジュ•ロートネル 「恋にくちづけ」 (1984)
㊳ クロード•ルルーシュ 「ライオンと呼ばれた男」 (1988)
㊴ クロード•ルルーシュ 「レ•ミゼラブル」 (1995)
㊵ パトリス•ルコント 「ハーフ•ア•チャンス」 (1998)
㊶ フィリップ·ド·ブロカ 「アマゾンの男」 (2000)





No.12435   Day 5124