アンリ·ヴェルヌイユ 「華麗なる大泥棒」 (1971) | It’s not about the ski 遅れて来た天才スキーヤー???、時々駄洒落(笑)、毎日ビール!(爆)

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スキー大好き、ゴルフ、読書、映画、演劇、音楽、絵画、旅行と他の遊びも大好き、元々仕事程々だったが、もっとスキーが真剣にやりたくて、会社辞めちまった爺の大冒険?




【moviecollectionjpチャンネル 「ジャン=ポール•ベルモンド傑作選3」 2022/6/23公開:2分18秒】





【Lilac チャンネル 2018/11/3公開 「英語版予告編」:1分36秒】



【作品紹介:映画comより引用】 


1957年公開の映画『The Burglar(英語版)』をリメイクしている。3億フランのエメラルドをめぐって展開するサスペンスアクション。 出演はジャン・ポール・ベルモンドなど。登場人物やストーリーの構成などから、「実写版ルパン三世」と呼ばれることもある。撮影はアテネとパリで行われた。

2022年、ベルモンド主演作をリマスター版で上映する「ジャン=ポール・ベルモンド傑作選3」(22年9月2日~、東京・新宿武蔵野館ほか)で、日本初公開時に上映されたオリジナルフランス語版を51年ぶりに劇場公開。



【あらすじ:Wikipediaより引用】 


富豪タスコが所持しているエメラルドを狙い、アザド、ラルフ、レンジー、エレーヌの四人組はタスコの屋敷に侵入。パトカーで通りかかったザカリア警部の追及をうまくかわし、100万ドルのエメラルドを奪うことに成功した。

しかし翌日、国外逃亡のために港に向かった一行は、船の修理のため5日間足止めされることになる。そして、別行動を取って身を潜めようと一人で車に乗り込んだアザドを、エメラルドの在処を突き止めようとザカリア警部が追いかけるのであった。


【結末までのネタバレありのあらすじ:Movie Walker Pressをご参照下さい。】




【感想】

あらすじ等を読み、特にエメラルドの巨大宝石が登場すると、まるで「ルパン三世」の様だが、ベルモンドは60年代初頭からこんなことばかりやっているので(笑)、こちらが元祖だろう。ジャン=ポール·ベルモンドの飄々とした怪盗ぶりはルパン三世そのものである。

デヴィッド·リーン監督の名作「アラビアのロレンス」(1962)や「ドクトル·ジバゴ」(1965)に出演していて非常に印象に残る名優オマー·シャリフが、本作では、徹底的な悪役をとても楽しそうに演じているのも、珍しく且つ面白い。貴方たち(ベルモンドとシャリフ)、運転上手過ぎでしょうビックリマークびっくりという感じギリシャのアテネ(?)でのカーチェイスはこの時代なので、一切CGなどは使っておらず、本当にやっているから見ものである。

ベルモンドは全部とは言わないまでも、相変わらずかなりのアクションシーンを自身で演じている様だ。それもトム·クルーズより遥か前の時代にだ。文句なし、娯楽映画の痛快作である。



【スタッフ·キャスト·上映時間•公開日:「Wikipedia」(上矢印)より引用】
スタッフ
監督·脚本·製作:アンリ·ヴェルヌイユ
脚本:ヴァエ·カッチャ
撮影:クロード·ルノワール
音楽:エンニオ·モリコーネ

キャスト
アザド:ジャン=ポール·ベルモンド
ザカリア警部:オマー·シャリフ
レナ:ダイアン·キャノン
ラルフ:ロベール·オッセン
上映時間·公開日
上映時間:2時間00分
フランス公開日🇫🇷:1971年10月27日
日本公開日🇯🇵:1971年12月18日
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鑑賞日:2022年9月2日
場所:新宿武蔵野館



【ジャン=ポール•ベルモンド代表作】

ジャン=リュック•ゴダール 「勝手にしやがれ」 (1960)
ピーター•ブルック 「雨のしのび逢い」 (1960)
ヴィットリオ•デ•シーカ 「ふたりの女」 (1960)
マウロ•ボロニーニ 「ビアンカ」 (1961)
ジャン=リュック•ゴダール 「女は女である」 (1961)
ジャン•ベッケル 「勝負(かた)をつけろ」 (1961)

ジャン=ピエール•メルヴィル 「いぬ」 (1963)

アンリ•ヴェルヌイユ 「太陽の下の10万ドル」 (1964)
ジャン•ベッケル 「黄金の男」 (1964)
アンリ•ヴェルヌイユ 「ダンケルク」 (1964)
ジャン=リュック•ゴダール 「気狂いピエロ」 (1965)
ジャン•ベッケル 「タヒチの男」 (1966)
ルネ•クレマン 「パリは燃えているか」 (1966)
ルイ•マル 「パリの大泥棒」 (1966)
フランソワ•トリュフォー 「暗くなるまでこの恋を」 (1969)
クロード•ルルーシュ 「あの愛をふたたび」 (1969)
ジャック•ドレー 「ボルサリーノ」 (1970)
アンリ•ヴェルヌイユ 「華麗なる大泥棒」 (1971)
ジョゼ•ジョバンニ 「ラ•スクムーン」 (1972)
フィリップ•ド•ブロカ 「おかしなおかしな大冒険」 (1973)
アラン•レネ 「薔薇のスタビスキー」 (1974)
フィリップ•ド•ブロカ 「怪人二十面相」 (1975)
ジャック•ドレー 「パリ警視J」 (1983)
ジョルジュ•ロートネル 「恋にくちづけ」 (1984)
クロード•ルルーシュ 「ライオンと呼ばれた男」 (1988)
クロード•ルルーシュ 「レ•ミゼラブル」 (1995)
パトリス•ルコント 「ハーフ•ア•チャンス」 (1998)






No.12331   Day 5072