ジャック·ドレー 「パリ警視J」 (1983) | It’s not about the ski 遅れて来た天才スキーヤー???、時々駄洒落(笑)、毎日ビール!(爆)

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スキー大好き、ゴルフ、読書、映画、演劇、音楽、絵画、旅行と他の遊びも大好き、元々仕事程々だったが、もっとスキーが真剣にやりたくて、会社辞めちまった爺の大冒険?




【moviecollectionjpチャンネル 「ジャン=ポール•ベルモンド傑作選3」 2022/6/23公開:2分18秒】





【EnnioLove.com チャンネル 2017/5/25 「主題曲サントラ」:3分38秒】




【作品紹介:Movie Walker Press映画comより引用】 


マルジナル(ならず者)と異名を持つパリ警視庁の敏腕警視の活躍を描くアクション映画。製作はドミニク・リゴー、監督は「フリックストーリー」のジャック・ドレー。脚本はドレーとジャン・エルマン、撮影はザヴィエル・シュワルツェンベルガー、音楽はエンニオ・モリコーネが担当。出演はジャン・ポール・ベルモンド、ヘンリー・シルヴァなど。



【あらすじ:Wikipediaより引用】 


パリ警視庁麻薬課に籍を置くジョルダン警視 (ジャン=ポール・ベルモンド) は、その容赦ない捜査手法により警察内部から「ならず物(marginal)」と呼ばれ敬遠されており、賄賂が一切通用しないため犯罪者からは恐れられている。その彼がマルセイユに派遣されることを知ったフランス最大の犯罪組織のボス ソーブール・メカチ (ヘンリー・シルヴァ) は、ジョルダンに組織を潰されると危惧し、手下のドミニク (ピエール・ベロー) とキャパ弁護士 (ジャック・モーリー) をマルセイユに送り、彼の行動を監視させる。

捜査の際は暗号名「J」で活動しているジョルダンは、到着したマルセイユで早速メカチの店に押し入り手下を捕らえる。その内のトニオ (ステファーヌ・フェラーラ) から麻薬を積んでいる船を聞き出し、ヘリで船を追い詰めて乗り込んだ上で男を逮捕し麻薬を海に投げ捨てる。そのことをデュマ警視長 (ガブリエル・カタン) に咎められるも意に介さず、ジョルダンは街で自分を呼び出したキャパと会い、彼から遠まわしにメカチから手を引くよう脅される。だが逆に受けて立つと伝えるよう言うと、ジョルダンはメカチの犯罪を立証するため捜査を進める。

しかしあらゆる手段を用いて罪を逃れるメカチに対し、ジョルダンも裁判にかけずに直接断罪することを決意し、メカチの元に乗り込もうとする…。



【結末までのネタバレありのあらすじ:Movie Walker Press (上矢印) をご参照下さい。】 




【感想】

この前に観た「華麗なる大泥棒」(1971) (下矢印下にリンクあり) の12年後の作品で、怪盗役とは真逆の警察官 (警視) 役だが、やっていることは、怪盗と殆ど変わらない。相変わらず、実際にカーチェイスしたり、モーターボートに飛び乗ったり、他にも飛んだり跳ねたりしている(笑) 怪盗だろうが、ギャングだろうが、警察だろうが、ベルモンド様はいつでもベルモンド様なのだ。

この映画の最大の悪役は、深作欣二監督、小松左京原作の角川映画の大作「復活の日」(1984) で、異常な極右の米軍司令官を演じていたヘンリー·シルヴァなので、日本人として妙な親近感が湧いた(笑)。



【スタッフ·キャスト·上映時間•公開日:「Wikipedia」(上矢印)より引用】
スタッフ
監督:ジャック·ドレー
脚本:ジャック·ドレー、ジャン·ヴォートラン
撮影:サヴィエ·ショワルツェンベルガー
美術:エリック·ムラール
音楽:エンニオ·モリコーネ

キャスト
フィリップ·ジョルダン警視:ジャン=ポール·ベルモンド
ソーブール·メカチ:ヘンリー·シルヴァ
リヴィア:カルロス·ソット·マヨール
キャパ弁護士:ジャック·モーリー
デュマ警視長:ガブリエル·カタン
トニオ:ステファーノ·フェラーラ
ドミニク:ピエール·ベロー
上映時間·公開日
上映時間:1時間40分
フランス公開日🇫🇷:1983年10月26日
日本公開日🇯🇵:1985年5月25日
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鑑賞日:2022年9月6日
場所:新宿武蔵野館




【ジャン=ポール•ベルモンド代表作】

ジャン=リュック•ゴダール 「勝手にしやがれ」 (1960)
ピーター•ブルック 「雨のしのび逢い」 (1960)
ヴィットリオ•デ•シーカ 「ふたりの女」 (1960)
マウロ•ボロニーニ 「ビアンカ」 (1961)
ジャン=リュック•ゴダール 「女は女である」 (1961)
ジャン•ベッケル 「勝負(かた)をつけろ」 (1961)

ジャン=ピエール•メルヴィル 「いぬ」 (1963)

アンリ•ヴェルヌイユ 「太陽の下の10万ドル」 (1964)
ジャン•ベッケル 「黄金の男」 (1964)
アンリ•ヴェルヌイユ 「ダンケルク」 (1964)
ジャン=リュック•ゴダール 「気狂いピエロ」 (1965)
ジャン•ベッケル 「タヒチの男」 (1966)
ルネ•クレマン 「パリは燃えているか」 (1966)
ルイ•マル 「パリの大泥棒」 (1966)
フランソワ•トリュフォー 「暗くなるまでこの恋を」 (1969)
クロード•ルルーシュ 「あの愛をふたたび」 (1969)
ジャック•ドレー 「ボルサリーノ」 (1970) 

ジョゼ•ジョバンニ 「ラ•スクムーン」 (1972)
フィリップ•ド•ブロカ 「おかしなおかしな大冒険」 (1973)
アラン•レネ 「薔薇のスタビスキー」 (1974)
フィリップ•ド•ブロカ 「怪人二十面相」 (1975)
ジャック•ドレー 「パリ警視J」 (1983)
ジョルジュ•ロートネル 「恋にくちづけ」 (1984)
クロード•ルルーシュ 「ライオンと呼ばれた男」 (1988)
クロード•ルルーシュ 「レ•ミゼラブル」 (1995)
パトリス•ルコント 「ハーフ•ア•チャンス」 (1998)






No.12332   Day 5073